本の紹介 ~独立・転職・働き方改革~
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今回は、私が独立・転職(当初は転職活動からスタートしていた)を本気で考え始めた時にお世話になった書籍のご紹介をします。
今後の教育者としての歩み方、そして働き方について悩んだ時に、私に冷静な判断力を与え、よりよい選択へと導いてくれたのはたくさんの優れた書籍でした。
期間にして約1年、あの頃はひたすら本を読み漁る毎日を過ごしていたわけですが、中でも私に大きな影響を与えてくれたのが、以下の4冊です。
(左から順に)
【半年だけ働く。/ 村上アシシ氏 (朝日新聞出版)】
「これまでの自分の生き方とまったく真逆の内容のものを」と、いわば価値観を一度壊すためにスターターとして読みました。
優秀な村上さんだからこそ成し得たのだろうというような部分が多々でしたが、まさに目からウロコの、勉強になる著書でした。
村上さんのような生き方ができたらな~。
あ、類似のもので、新庄剛志選手の「わいたこら」も、自分の既成概念をガツンと破壊するのにとても良かったです!
しかし、さすがスター新庄選手。
どのエピソードも大胆すぎて、こちらは何一つ真似できそうなテクニックはありませんでした笑
【DESINGNING YOUR LIFE LIFE DESIGN スタンフォード式最高の人生設計 / Bill Burnett氏 & Dave Evans氏 (早川書房)】
すべての著書の中で、もっとも感謝しているのはこの書籍です。
「フリースクールで独立する」という最終決定を力強く後押ししてくれたのがこの1冊でした。
自己啓発本にありがちな煽情型ではなく、あくまでロジカルに、そして緻密に自己実現へと導いてくれる本です。
ワークシートが満載で、テキストブックのように愛用していました。
独立や転職を考え始めている方には、とにかく最初に読んで頂きたい本です。
【in Genius A Crash Course on Creativity 未来を発明するためにいまできること / Tina Seelig氏 (CCCメディアハウス)】
上記のLIFE DESIGNの内容の背景をより深く理解するため、副教材のような形で読み進めていました。
【人をつくる言葉 / 大村智先生(毎日新聞出版)】
実はこちらの本だけは、学校教員時代からの愛読書でした。
仕事場のデスクにいつも置いておき、
自分の教育観を見失いそうになったとき
傲慢な気持ちに支配されそうになったとき
気にかかる生徒に明日はどんな言葉をかけよう?と考えたとき
折に触れてこちらの1冊を手に取り、大村先生の言葉に導いてもらっていました。
この本の最後のページに書かれている言葉が、今では私の仕事における姿勢の軸となっています。
”人のためになることを 考えて やりなさい”
著書の大村智先生が、幼い頃からおばあさまから言われ続けてきたという言葉です。
私自身、自分の仕事や生き方において何かしらの判断に迫られたときにはいつも、この”人のためになるほうを”という教えに従って決断をしてきました。
転職・独立について考え抜いた時期に愛読した本はこのほかにも数えきれないほどあるのですが、今日は特に影響を受けた4冊に絞ってご紹介しました。
また言葉が浮かんで来ることがあれば、上記4冊それぞれについてのより詳しいレビューや、その他の本についてもご紹介ができたらと思っています。
どこか遠く離れた場所で今、過去の私と同じように人生の岐路に立っていらっしゃる方の参考になれば嬉しいです。
また、「これ私も読みました」というお声や「この本も面白いですよ」というご助言がありましたらぜひお寄せ下さい。