山下豊

1970年大阪生まれ|1990年ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業|2008年「軍艦アパ…

山下豊

1970年大阪生まれ|1990年ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業|2008年「軍艦アパート」冬青社から出版|2009年両目の先天性白内障、乱視の矯正手術を行う|2016年高知県土佐清水へ移住|働きながら写真作品を制作 2022大阪に戻る

最近の記事

この季節になると…

この季節になると結構気になることがあります。それは何を着て外に出て行こうかです。 平日の職場への通勤では、仕事場で着替えることもあって、半袖のTシャツにダウンジャケット、その上にウインドブレーカーを羽織って出社しているので、朝の少し冷たい風や日が落ちた後の冷える空気に対応できます。 休日、桜詣でに出ようと身支度を始めた時、ロンTにダウンジャケットを着ようとして、はたと我にかえり、せっかくの桜詣でなのにいつものそっけない服装で良いのかと思って、急遽、着替えることにしました。 ロ

    • 梅は咲いたか 桜はまだかいな

      今年の桜は、開花時期が予想以上に遅れております。 この週末は、桜詣🌸を予定していたのですが、30日の午後で近くの河川のソメイヨシノの桜並木には、 2輪程度の開花しか確認できず。31日の午前に近くの神社にお参りに行くと一本のソメイヨシノが3分咲き、もう一本は、まだ蕾状態を確認。 暖かくなったら一気に咲くんだろうなぁとなんとなく思っていたんだけど、桜の木も生身の生き物。そう簡単に開花とは、ならないみたいです。 気温も30日の午前は、晴天で日差しが降り注いで気持ち良く、ダウンジャ

      • 目指せ!個展開催!!ワークショップ2024

        いよいよ23日土曜日からgallery176にてワークショップが始まります。 4人の参加者が応募してくれました。ありがたい気持ちと参加者と作品制作のレベルアップのお手伝いが出来れば良いなと思っています。 ワークショップで参加者に学んでもらいたいなと思っている事は、各自が撮影してきた写真から改めて何を伝えたいのかを、各自で見つけ出せれるようになってもらいたいと思っています。 それにより撮影方法や被写体との接し方など変わってくると思うので、そこのサポートも忘れずに気を付けて対応し

        • ワークショップ相談会開催しています。

          今週の土曜日2月3日19時からgallery176にて「目指せ!個展開催!ワークショップ2024」の相談会を開催しています。現在、3名の方が、エントリーをしてくれています。ありがとうございます。前回のワークショップは、参加者0名だったので、正直いって嬉しいです。 参加される方は、他のワークショップを受講していたり、長年撮影をしていたり、グループ展に参加したり、それぞれ写真とのお付き合いをして来た方々が参加してくれています。そんな参加者がどんな写真を撮っているのか初対面すること

        この季節になると…

          今年の抱負2024

           あけましておめでとうございます。と言えないくらい、年明けから大きな出来事が続いていますが、暗い気持ちにならずにこんな時こそ前向きに生きたいと思います。  まずは、就職することが最優先課題としてあります。53歳の就職活動は、前回でも話したとおり難しいものもありますし、就職が決まっても長続きしないと意味がないので、辛抱が肝心なので慎重に尚且つ大胆に進めていきたいと考えています。  次に写真活動ですが、今年、gallery176または、他のギャラリーでの新作の展示予定はないの

          今年の抱負2024

          今年一年を振り返って…あまり思い返したくないけど

           「今年を振り返って!」と思って書き出そうとしているが、例年になく何を書いて良いかわからない困った一年。強いていうとあまり思い出したく無い一年だったように思う。本当に思い出せないので、diary帳を見ながら思い出している。  3月5日から4月30日の約2か月間、岡山のgallery722で写真展「サクラカラー」を開催させていただきました。gallery722では、中国地方で桜と桜の下に集う人々を撮影した作品を展示させていただきました。  3月22日は、gallery 176で

          今年一年を振り返って…あまり思い返したくないけど

          伊藤俊治著「寫眞史」を読んで

           来年開催予定ののワークショップ(まだ参加者はいない)に向けて、合評だけでなく、何か伝えられることはないか考えて、写真史をもう一度学び直してみようと思いました。去年、2Bchannelの渡部さとるさんの世界美術史、写真史の講座を受講したが、まだ人に伝えられるほど自分の中に入って来ていなくて、もう一度、写真史の勉強をしたくなりました。  そこで、確か本棚に写真史の本があったようなと思い出して探してみると、本棚の端っこにあった伊藤俊治さんの「寫眞史」を見つけ読み始めました。  実

          伊藤俊治著「寫眞史」を読んで

          写真展を観て来ました20231215

           今日は、北加賀屋で開催されている「Atelier Ricken Backer second exhibition」展に行って来ました。  会場は、日本写真専門学校の旧校舎の建物ではないかと近づいて気づきました。  会場に入り、それぞれの作品に見入ってしまうほど、レベルの高い作品が展示されていました。展示されている中で、2人の作家さんにお話を聞けたので、感想を書きたいと思います。  岡崎ひなたさんのストレイジボックスに納められた和歌山で撮影された作品を、少し興奮しながら見

          写真展を観て来ました20231215

          個展を目指そうぜ!

           私が運営メンバーとして参加しているgallery176にて、個展開催を目的としたワークショップを来年 3月に立ち上げます。  去年、プレワークショップを開催しましたが、参加者はなく、人気ないなぁと思っていました。  運営メンバーと相談を重ねて、参加者が目的を持ったワークショップをすることを勧められて、個展開催を目標ではなく目的にしたワークショップを計画しました。  今までの写真歴は、問いません。個展経験者も未経験者も、全くの初心者も参加してもらって大丈夫です。  また写真

          個展を目指そうぜ!

          トークイベントに行って来ました!

           大阪ビジュアルアーツギャラリーで開催されている川口翼写真展「心臓」を先週観に行って、作品を観て、作品中の夏の日と自分の夏の日の記憶に触れてドキドキしたので、改めてトークイベントに参加して来ました。  作品の説明。展示の方法、写真集制作の話、学生時代の話などを聞きました。  お話しを聞いていてセレクト時の話で、「写真集は、ページをめくるという行為があるので、それを踏まえて構成、セレクトを考えていて、展示は、作品を基にどんな壁面か、どんな雰囲気を持ったギャラリーかを考えて、構成

          トークイベントに行って来ました!

          人気ないなぁ

           先週末にgallery176で、「写真を観る会vol.9」が開催されました。当日は、一名の方が参加してくださりました。ありがとうございました。沢山の作品を持って来られて、内容的にも作者本人の意図が素直に出ている作品でした。アドバイスを簡単に言うと、あとは自信を持ってセレクト作業をするだけ少なくとも2作品は、出来るそんな内容でした。  gallery176の「写真を観る会」に来ていただいて作品を観せていただく方々は、作者本人が、自分の撮影意図がしっかりしている人もいれば、ただ

          人気ないなぁ

          ブログ再開します。

          ブログを再開したいと思います。何を語るか、いろいろありすぎて頭が追いつかないのですが、自分のためでもあるし、誰かのためになる事を書いていきたいと思います。

          ブログ再開します。

          内倉真一郎写真集「私の肖像」

          「内倉真一郎写真集 私の肖像」  慌ただしい毎日の連続の間に写真展も終わってしまったが、内倉真一郎さんが新しく「私の肖像」という写真集を出版したので少し思った事を書いてみたいと思う。私は、発売前に公開された動画で、表紙にキラキラ光る箔が押されているのを見て、思わずジェケ買いしてしまったが、それは今までの彼の作品の質の高さもあってのことだった。  写真集を見て改めて、内倉真一郎さんは、肖像写真家であると思った。彼の過去の作品「肖像」で、黒バックの前に浮かび上がる被写体の写ってい

          内倉真一郎写真集「私の肖像」

          見えている世界で見ることの偶然必然、見続けることの奇跡(その2)

          その2 構図を教えて  撮影をして、その場でモニターでチェックすると、どうもイメージどおりに撮れていない。そんなことはなですか。講評時に「構図を良く考えて!」と言われることがよくあると言われたので、「構図を教えてください」聞かれるのですが、簡単な構図に関しては、YouTubeで検索して、先生たちがアップしている動画を参考にしてください。  私は、構図を教える前にどうしたら被写体が、思ったとおりに存在感のあるように撮れるのか基礎のお話をしています。構図は、被写体と背景の関係か

          見えている世界で見ることの偶然必然、見続けることの奇跡(その2)

          見えてる世界で見ることの偶然必然、見続けることの奇跡(その1)

           私は、写真で作品を作っています。作品を制作していることで、たくさんの人に聞かれたことや、気になっていることを書いて行きたいと思います。 1.何を撮れば良いの?   「良い写真を撮るには何を撮れば良いのか」「何をテーマにすれば良いのか。教えてください」写真で作品を制作していたり、写真を趣味にしている人と話しをしていると必ずこんな質問をされます。写真を撮る人ならどのような人でも、そんな悩みに突き当たるはずです。私はその質問に「分かりません」と返します。  そして質問をされた

          見えてる世界で見ることの偶然必然、見続けることの奇跡(その1)

          頭から言葉が消えないために

           文章が書けなくなった!「お前、文章書いてんじゃん!」って、つっこまれるかもしれないけど、ある日、仕事で、案内文を作っいたら、急に頭の中に霧が立ち込めて来て、頭に浮かんが文字を次から次へと白い霧の中に包み込んで行き出来上がった文章は、まさに松田優作のセリフ調に「なんじゃこりゃ⁉︎」で、それが自分で、最初に確認できればまだ良かったが、そのままチェックを受け、隅々まで修正の指示が出されて意気消沈する事があまりにも多く、焦りと緊張感でさらに頭の中はホワイトアウト状態に落ち入る。「俺

          頭から言葉が消えないために