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写真展を観て来ました20231215

 今日は、北加賀屋で開催されている「Atelier Ricken Backer second exhibition」展に行って来ました。
 会場は、日本写真専門学校の旧校舎の建物ではないかと近づいて気づきました。

 会場に入り、それぞれの作品に見入ってしまうほど、レベルの高い作品が展示されていました。展示されている中で、2人の作家さんにお話を聞けたので、感想を書きたいと思います。

 岡崎ひなたさんのストレイジボックスに納められた和歌山で撮影された作品を、少し興奮しながら見ていました。
 捕獲された鹿や猪。そしてそれらをさばいているところ。祭りで海に入っていく子供や祭事を行なっている男性の顔。彼女の日常の景色から「生」「死」「日常」「非日常」が対比的に観られた。「生きること」「生かされていること」を感じられた作品。

 中尾微々さんは、ポートレート作品を展示されていました。彼女が、在日3世で育ち、21歳で、国籍の選択で日本国籍を取得する選択をしたことを踏まえて、同じ様に国籍の取得選択に悩んでいたり、揺らいでいたり、決断した同世代の在日3世のポートレートを観ることができました。視線が色々なことを物語っているように感じられました良い作品でした。

 展示は、本日12月15日まででした。

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