自分を認めて、明るい人生を築く|【人生を変える勇気】
どーも!
わーさんです!
日曜日ですので、#2021年に読んだ本の紹介 をしていきます。
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『人生を変える勇気』
岸見 一郎
著者
岸見 一郎(きしみ いちろう)
・哲学者。
・1956年、京都生まれ。
・専門の哲学に並行してアドラー心理学の研究をしている。
本書の概要
・人生における悩みについて、アドラー心理学を用いてアプローチ
・「自分を好きになる勇気」を与えてくれる
今回は、第1章の「自分へのクヨクヨ」から3つの悩みについてのアプローチを紹介します。
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■自信がない
ボクは自分に自信がありません。他の人からどう思われているかがいつも気になってしまい、本心で話すことができません。
このような気持ちになることもわかります。
これについてアドラー心理学を用いて考えると、大きく2つにわけることができます。
1.本心について
2.どう思われているかについて
1.本心について
「本心を話すことができない」というのは、その部分を目的にして、自分自身を正当化しようとしている動きともいえます。過去のことがトラウマになって引きこもりになるようなイメージです。そのため「本心を話すことができない」ということを理由に対人関係を避けているのです。
本書では、本心で話すことができる人は「ひとりいればいい」と述べています。そのため、誰にでも本心を話す必要はないのです。
2.どう思われているかについて
「自分のことをどう思っているのか」は相手の課題であるため、素直に自分が思ったことを言ったり決めたりすればいいのです。
自分が思ったことを言って、相手にわがままだと思われれば、それもひとつの答え。相手が納得しれくれれば、それもひとつの答え。
つまり、自分のことをどう思っているのかは、相手の考え方次第なのです。それについて自分が気にすることができないのです。
大切なのは、思ったことを言うこと。
それについて相手にどう思われるかは、相手の課題なのです。
■人前で緊張する
人前で緊張してオドオドしてうまくしゃべることができません。
この気持ちもわかります。
私も人前が苦手なので、話すときに自分の鼓動を感じる時があります。
これについての解決策としては「緊張している」という。
緊張するのは、うまく話すことができなかった時の言い訳にしようとする動きがあります。そんなことを思う必要はありません。
うまく話せないというのが現実です。理想が高くなるほど緊張しやすくなります。あなたがうまく話せないからと言ってバカにする人はいません。
緊張しながらでも、一生懸命やっている姿を見ればわかってくれるはずです。そのため、最初に「緊張している」と言って楽になることが時として大切になるのです。
■何をしても後悔する
以前は何かにつけて迷うことが多くて、しょっちゅうチャンスを逃してきました。だから、そんなことがないように、私としては一大決心をして迷わず決めるようにしたいのです。しかし、今度は後悔することが多くなりました。どうしたらいいのでしょう。
これについての解決策は、「どんな決断をしても必ず後悔する」と思うことです。
「迷う」ことは、どちらの選択にも魅力があることだと思います。そのため、迷いが生まれる。ただ、どちらの選択肢を選んだとしてもどこかで後悔すると思っておけば、選択する迷いは消えます。そして、決断後の後悔も受け入れることができます。
完璧な選択などなく、どこかに優先順位が存在すると思います。あなた自身がどの部分を重要だと思っていることが大切になってくると私は感じました。
まとめ
今回は『人生を変える勇気』を紹介しました。
人生というものは悩みが尽きないものかもしれません。生きていて時代が変化して行くことで自分自身の価値観や考え方も変化していきます。その中で自分は他者とどのように接していけばいいのかわからなくなる時もあると思います。
本書は、アドラー心理学を用いていて、過去に何かあったからできないではなく、「これからどうするか?」という面に働きかけています。
人間はどうしても、過去にあったことがイメージとして定着するため、それによって自分の考えや思考を狭めてしまう可能性もあると思います。
そうではなく、まだ知らない未来をどうするのか?という部分にアプローチをかけた方が人生も明るくなるのではないかと思います。
本書は、人生におけるいろんな悩みについてのアドバイスが書かれている本なので、ぜひ一度読んでいただきたいと思います。
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