誰もが持っている「自分らしさ」 その根底にあるのは「価値観」です。 どんな自分で在りたいか どんな動物看護師で在りたいか 日々の仕事の中に楽しさやワクワクを見出すためには、その根底の「価値観」=「大切にしたいこと」を経験の中から引き出していく作業が必要です。 その価値観を元に、この先の働き方をイメージし文字で可視化していくことで、将来の目標や、そのための行動計画が見えてきます。 経験を振り返る作業は、ステップとして非常に重要な時間なのです。 動物看護師の仕事は、受付、電
キャリアとは?キャリアコンサルタントを調べると 「キャリアコンサルタントとは、学生・求職者・在職者等を対象に職業選択や能力開発に関する相談・助言を行う専門職である。」 とある。 経歴、専門職業、仕事などの意味にキャリアと使われることが多いが、心理学の知見から様々な研究者たちがそれぞれの言葉で理論を提唱している。 獣医療におけるキャリアの在り方を、単に職業者の仕事のスキルを上げる、だけのものにしては勿体ないと思います。 個々人がどんな経験を経て、今に至り、これからど
そろそろ新人教育がスタートする時期に入りますね! 教育も大切ですが、その前に新入社員さんを迎える準備をはじめてみませんか? これから一緒に仕事をしていく仲間を、気持ちよく受け入れてあげましょう! 入社初日の緊張感もほぐれて、ピリピリした職場の雰囲気も和らぐはずです⭐︎ 実際に私が取り組んでいることを今日は共有したいと思います! フィッシュ哲学 「フィッシュ哲学」とは? 現在では人の医療現場でも様々取り入れられており、その取り組みに私は感銘を受け、3年前から色々な取り組
動物病院で仕事を始めて12年。 動物病院には、毎日たくさんの飼い主さんがペットを連れて来院されます。 皆さんの考える 「動物看護師の仕事」とは、なんでしょうか? 以前、動物看護師の職に就く方々へセミナーを開いた時に問いかけたところ、半数以上の方が「保定」と回答。 保定とは、診療や処置の際、動物が動かないよう保持すること。 保定は動物の種類や骨格、性格、動き、診療の流れや内容、色々な点を考慮し、動物への負荷を最小限にしながら安全に診療や処置を遂行させるためのスキルです。
いつも記事をご覧いただき、ありがとうございます。 2015年から活動を開始して早7年。 本日を持ちまして、VT-LinkはCALAVn(きゃらばん)に変わりました! きっと、このページをご覧いただく皆さんは、ある経験をきっかけに、この職業に就きたいと目標を持ち、今に至った方が多いのではないでしょうか。 私もその1人です。 長く楽しく、自分らしく働きたい。そんな希望を胸に抱きながらも、様々な理由で、気持ちが前向きになれない。 「動物もこの仕事も、好きだけど、でも・・・」と、続
動物看護師3年目あたりだったかな。初めて、私が職業に対して疑問を持った時のこと。 15年前の話に遡りますが、動物看護師になりたての頃。現在よりも、動物看護師という職業の認知度は低く、動物看護師と言うと、「看護師?」「獣医師のこと?」と言った感じで聞き返されることが普通で、その度に私は職業の説明をしていました。 しかも、当時の私の説明は「獣医師のお手伝いさんみたいな感じ」という表現。 当時の私は違和感なくそう答えていましたが、3年目の頃にようやく気付きました。 動物看護
動物看護師として、日々何を考え、どう現場と向き合っていますか。 心掛け、大切にしていること。 強み、得意分野、極めたいこと、やりがい。 一人一人、動物看護師としての在りたい姿がきっとあるはずで、それは十人十色。様々な「その人らしい動物看護師としての生き方」があります。 しかし、その「在りたい姿」は考えればすぐに分かることではありません。 私にも、どんな動物看護師になりたいのか思い描くことができず、先行きに不安を抱いていた時期がありました。私の強みってなんだろう。自分
最初の動物病院に勤めて3年経ったある日。 私はある一人の飼い主さんから、待合室で声をかけられました。 「うちの子、前よりも目が白くなってきて。このまま見えなくなっちゃうのかな…」 その時の悲しげな声や表情を見て、私は何と言ってあげたら良いか。 すぐに返す言葉が見つかりませんでした。 後悔の気持ちを原動力にその答えを見つける為、私は眼科のセミナーに積極的に参加をしました。 そこで、ある動物眼科の専門医の獣医と知り合いました。 講義の中で、私は犬の眼科疾患について深
2016年6月。 今から5年前、初の入院を経験しました。 (当時の気付きが日記に書かれているのを発見したのでここに記録しておこうと思います) 何故入院したかというと、妊娠中にかかったウィルス性胃腸炎が原因。 症状が酷く、お腹の子も心配で、 夜中に自分で救急車を呼び、かかりつけの産婦人科へ。 血液検査の結果、「飢餓と同じような状態です」とのことでそのまま入院。 初の入院体験ウィルス感染の疑いが強く個室で1人部屋。 家族の面会時間は1日の中で限られているのでほぼ1
私が相談をお受けする際、過去の原因について考えることはほとんどしません。 原因を追究することも時に必要かもしれませんが 基本は現在の状況をお聴きし、 そして未来にフォーカスしてお話を続けていきます。 そこでキーワードとなるのが 「未来、どうなっていたい?」 理想の現実や目標を考え、そしてその為にはどんな事が必要なのか、方法を考えます。 気持ちを新たに、1歩前進できた時、 すでに不安や悩みを解決できたという証拠。 目指すはその瞬間に感じていたい、感覚や気分。
動物病院に勤めていると、動物がお亡くなりになったとき、提携しているペット霊園を飼い主さんへご案内する、という流れが一般的です。 ペットを亡くされたご家族にとって、施設を探すという心身のご負担を減らすことにも繋がりますし、ペット霊園を紹介してほしい、というご要望をいただくことは比較的多い印象です。 その為、提携先の霊園には、私のよく知る子たちが沢山眠っています。 私は以前、ご紹介先のペット霊園に初めてお伺いしました。 ご紹介しているのに、訪問したことがない私自身が無責任
動物看護師の資格を持っているけれど、動物看護師として働いていない方々の事を、潜在動物看護師と呼んだりもします。 ちなみに人医療でも潜在看護師さんの数は多く、昨今はコロナの影響もあり、人手不足を補うために、潜在看護師さんの復職を促す取り組みも各地で見られました。 獣医業界は、以前から求人数が求職数を上回る売り手市場。 多くの動物病院さんがスタッフが欲しいけど応募が来ない、といった声をよく耳にします。 【動物看護師の活躍の場】これまでは動物看護師の勤め先=動物病院の看護師
動物看護師から、看護師長、マネージャーへ役職が変わったり 獣医師から、副院長、院長へ、役職が変わったり 初めてリーダーを任されたとき、多くの人が、このやり方がリーダーとして正しいのか?リーダーってなんだろう、と壁に打ち当たるのではないでしょうか? 私もその1人でしたし、今でも迷うことがたくさんあります、、 今回は「いちプレイヤーからマネージャーに頭を切り替える思考法」 著者、安藤広大さんの本の中から、その迷いを打ち消す1つのキーワードをご紹介したいと思います! ち
私にとって、成長のために欠かせないこと。 それは、これまで出会った動物たちと飼い主さんとの出会いです。 動物看護師として、技術や知識、コミュニケーションスキルなど、これまで出会った動物や飼い主さんに教えてもらったことは数知れず。 これまで教わったことを、 動物看護師人生を通して活かし、幸せのために貢献し続けたい と思っています。 そして、これは私の原動力でもあります。 こんな風に思ったきっかけについて、今回はお話ししたいと思います。 私は小学生の時に一緒に暮らし
「今までなぜ、動物看護師という仕事を続けてこられたのですか?」 色々な理由があると思うけど、出逢った動物たちに対する想いが、1番強くあります。 以前、私は、動物たちの死と向き合うこの仕事を続けることが、しんどくなってしまった時がありました。 日常の中で気持ちの整理が追いつかず、命を預かる責任の重さにも、耐えられなくなってしまった時期がありました。 入院中に亡くなってしまうこと 待合室で急変して亡くなられること 長く通ってくれていた子が亡くなられたこと 安楽死
昨年から定期的に愛玩動物看護師カリキュラム等検討会が行われているのを知っていますか? [http://www.env.go.jp/.../dobutsu/aigo/2_data/kangoshi.html] ↑のリンクから、議事録や資料を閲覧できます! ↑のリンクから、検討会ごとの詳細ページをご覧いただけます! ※引用:環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室ホームページ 環境省及び農林水産省では、愛玩動物看護師の養成に必要な科目等、同法の施行に必要な事項について具