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歌での呼吸は、ただ単に深く吸えば良いのか?(ボイトレ情報)

皆さんこんにちは!
歌声クリエイターのゆーま(U-ma)です!

いつもnoteをご覧くださりありがとうございます。
今回は、腹式呼吸について追加で記事を書いてみたいと思います。

過去にも「腹式呼吸」のやり方の動画(その動画は、こちらからどうぞ♪)や記事をUP済みですが1つ新たに加えます。

それでは今回もぜひ最後までご覧ください!

腹式呼吸は深ければ良いの?


ボイトレ経験者の方は、経験として深い呼吸を習ったことがあると思います。
「お腹を膨らませる」や、「横っ腹が出るように」などですね。

もちろん、深い呼吸は悪いことではありません。
胸式呼吸で特に息の吸い始めに肩が大きく上下してしまう方には、呼吸の改善方法として使えます。

ただ、それは胸式呼吸の浅い呼吸が取れてしまえば、もう行わなくて良いレベルの話になります。
『呼吸は深ければ良い』という訳ではないからです。

その一番の理由は過去にツイートしている内容です。↓


さらに発声学の権威でもあるフースラーはこのように言っています。
『横っ腹が出るほどに深い呼吸を続けると、横隔膜はたるんでいき、まもなく声は失われる』

このように、呼吸は深ければ良いという理由は全く無いのです。
横隔膜を過剰に下げすぎると、副作用的な二次問題が発生してしまうので注意です。

息の問題は呼気と声帯が担っている


呼吸が声に変わるには受け止める声帯とそれを取り巻く筋群がキッチリと働くことによって行われます。

逆に言うと、例えば「声が長く保てない」や「息漏れが多すぎてしんどい」と言った症状を改善しようとして、いくら頑張って空気を大量に吸い込んでも問題は解決しません。
声帯が息を上手く受け止めることができないので、いくら空気を多くスタンバイしても漏れ出すのです。

息の問題は、声帯レベルのトレーニングによって、呼気と上手く結びついてこそ根本解決に繋がります。

その代表トレーニングが過去に書いているような当てトレ(アンザッツ)であったり、ロングトーンを利用した発声トレーニングですね。
(他のトレーニングもすでにyoutubeチャンネルにてUPしていたり、今後も少しずつ追加していきます。)



まとめ


①呼吸を過剰に深くする練習をして良いのは吸気初動で肩が大きく上下するような、かなり浅い呼吸を行う方のみ

②腹式呼吸ができれば吸気の問題はもう何もない

③残る問題は、声帯と呼気との関係が握っている

そして最後にフースラーの言葉を引用したツイートを残して終わります。
今回も最後までご覧くださりありがとうございました!
これからも『理想の歌声を目指す全ての人へ』有益な情報を発信していきます!


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