見出し画像

オンラインのプレゼンで気をつけたいこと3つ

かつて「就活に使えるオンライン・ミーティング・ツールの比較」という記事を書いた。就活は今でも続けているが、合間にオンライン講座をなるべく受けるようにしている。今日はプレゼンする側のことを少し考えてみる。自分のプレゼンで次のどれかが起きないようにするには(あるいは起きたら)どうするか。

1. 画面が切り替わらない
2. 間違った画面が発信されている。
3. マイクの音が急に変化する。

なぜこんなことを考え始めたか。それは今日観たオンライン講座で、上記のすべてが起きたからである。

1. 画面が切り替わらない。
人前でパワーポイントでプレゼンしたことがあれば、あるいはプレゼンを何回か観たことがあれば、パワーポイントが画面に映らなかったら困るだろうと想像がつく。この状況が発生するのは多くの場合、プレゼンターが交代する際にノートPCを切り替える際に発生する。
オンライン講座で、35秒以上期待した画面が出てこなかったら、この可能性が高い。切り替える側が不慣れである場合もある。対処方は、この状況に焦ってはいけない、ということ。焦るとプレゼンの時にさらに予期しないことが起こる。

2. 間違った画面が発信されている。
さあ、パワーポイントの画面が映った。あれ、これってプレゼンする側がスライドを操作する方の画面だよ...。そのままプレゼン続いてるけど、いいのかな?
「きっとさきほどの間(ま)はスライドをフルスクリーンで見せようとしたけど、出来なくてしょうがないから『このままいっちゃえ』だったのではないか」と推測。もちろん真相は分からない。(しかし、パワーポイントのスライドの残り枚数が分かるし、スピーカーが用意したスライドごとのノート(つまりこのスライドで何を話すかの原稿)が見えるので、便利だった。) スライドの合間に別のウィンドウで動画を見せるような場合には、特に注意が必要だろう。

3. マイクの音が急に変化する。
現実の世界で起こる「皆さん聞こえますか...(マイクを叩く音)...大丈夫ですね!?」をオンラインでやってしまった場合である(例えセリフがなくても、突然声の大きさが変わったら何かしらの調整が行われたと考えられる)。聴いてる方はいきなりのノイズの後でスピーカーの声が突然大きくなるので、ビックリする。マイクをどうしても動かさなければならない場合を除いて、プレゼンが始まったらマイクに向かって話す自分の顔との距離は変えない方が無難だろう。

最後に: プレゼンで見せるビデオは期待した通りに映らない可能性がある。この原稿を書いてる合間に観ている講座で、デモ用のムービーを流している際に起きた問題。音声が聞こえないばかりか、動画の再生がコマ落としになってしまい、何を表現しようとしているのか分からない。非常にもったいないと思う。送り出す側だけでなく、受け取る側のネットワークの速度は常に十分ではない。オンライン用のムービーを用意することも考えておきたい。

対処法:
再生するコマ数が落ちても大丈夫なように編集し直す。(例えば「高速で自動車が一瞬にして走り抜ける」という動画を見せても何が起きたかまったく分からない可能性がある。)
音声が聞こえない場合に備えて字幕をつける。あるいは動画に合わせて口頭で解説できるように事前に練習する。
などを考えてみるのもいいかもしれない。

おまけ:オンライン会議等で、バックグラウンドに指定された画像を使う場合に、画像が左右反対だったりしないか、最初にチェックしましょう。


この記事が参加している募集

コンテンツ会議

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?