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「クリエイティブ×人材」僕の新しい挑戦の話

こんにちは!株式会社ビビビットで、人材紹介サービスやコミュニティ運営に携わっている「かない」(@kentokanai)といいます。

noteデビューのかない、早速お知らせさせてください。

ビビビットは今年から、
クリエイタークリエイティブに関わる人事・経営者のための
コミュニティ運営に力を入れています!

・どんなコミュニティなのか(What)
・なぜコミュニティが立ち上がったのか(Why)

ここを真っ先に語りたいのですが、その前に、コミュニティ運営に携わる僕がどんな生い立ちの人間なのか(Who)を、ちゃんと自己開示したほうがコミュニティへの「想い」が伝わると思ったので、そこからねっこりお付き合いください。

(読むの面倒って方は、目次の見出しだけ読んでください!笑。)

Who①:スポーツ大好き少年(0歳~18歳)

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父は歯科技工士、母は手先が器用で洋裁や鞄作りが趣味、祖父はキコリ(マジです)という家庭に生まれ、家族みんなモノづくりや自然が大好きでした。夏になると、よく山で竹切って流しそうめんしてたな~。僕も大いに影響を受けていて、いまでも休日にDIYをしたりしてます。

好きな授業は「体育」「技術」「美術」。特に体を動かすのが大好きで、高校は男子校のスポーツ科に進みました。この頃はバスケ命!でした。

Who②:一応、美術系(18歳~22歳)

スポーツでプロを目指していたわけではなかったので、次第に大学は美術系へ行きたいと思うようになりました。モノづくりも小さい頃から好きでしたし、なによりスポーツ科に「技術」「美術」の授業がなくて、好きなことを学べないフラストレーションが溜まってたんですね!
先生からは猛反対されたなあ……。「デザインにはビジネスチャンスがある!!」とかって謎に熱弁してました笑。

なんとか先生を説得してAO入試対策をがっつり手伝ってもらい、無事に総合大学の美術系学部へ入ることができました

大学はめちゃめちゃ楽しかったです!品行方正なタイプではなかったので講義はよくサボったけど、好きな美術を学んで作って、バスケサークルでわちゃわちゃして、バイトもして、4年間本当にあっという間でした。

Who③:就活に失敗する(22歳~24歳)

正直、4年生になってもやりたいことが定まっていませんでした。周りはクリエイティブ業界を志望してたけど、自分は「これ仕事にするべきなの?」ってあまりピンとこず。いま振り返ると、自分の将来をちゃんと考えられていなかったんだと思います。そもそも、卒業できるか危うい単位数だったので、就活は先延ばし続けました……。

めちゃめちゃ焦りましたね!卒業の目途がついて重い腰を上げたときには、友達はみんな就活を終えてました。「内定ない=悪みたいな不安や焦燥に圧し潰されそうでした。
しっかり自己分析もしないまま、人と喋るのが好きで得意ということで、営業職を受けまくりました。そして、この状況から早く逃れたいあまり、すぐに内定をくれた会社へ入社意思を伝えました。

このときの安易な決断を本当に後悔しています……。入社したのは、光回線の販売代理店。わかる人にはわかると思いますが、非人道的な THE ブラック企業でした。頑張ったんですが気合いで乗り切るにも限界があり、その後心が荒んで辞めてしまいました。

Who④:CM美術マンになる(24歳~26歳)

「やっぱり美術がやりたいーーーッ!!!」

そこから一念発起、美術系の仕事に絞り転職活動をはじめたとき、転機が訪れます。たまたまなんですが、小さなCM美術会社の求人を見かけ、なんとなく応募したんですね。代表はその筋では有名なインテリアスタイリストで、面接ではCM美術の世界を丁寧に教えてくれました。

こんな面白い世界があるのか。僕はクリエイティブなCM美術の世界にすぐに魅了されました。「働かせてください!!」と社長に懇願。有難いことに、未経験ながら、熱意と体力と根性は買っていただき、インテリアスタイリストとして働きはじめることになりました。

受ける案件はほとんどがナショナルクライアント案件。携帯会社、飲料メーカー、食品メーカー、化粧品等、色んな有名商品のTVCMに携わりました。多くの人が関わり一つのモノを作り上げる、クリエイティブな仕事の楽しさや尊さを心から学びました。

ただ、超絶激務&薄給でしたね笑。いまはどうか分かりませんが、当時はコンプライアンスなんて皆無で、30日間連勤でした。ときには、朝4時に帰宅して2時間後には家を出る、そんな過酷な生活を2年間続けました(マジです)。

Who⑤:クリエイター就活の実態を知る(26歳)

CM制作で多忙な毎日を送るある日、大学の同窓会があり久々に学部同期と再会することになりました。

「仕事順調?いまなにしてんの?」と訊くと、ショップ店員とか営業とかバイク屋とか。さらに、出てくる言葉は「めっちゃ大変」「残業多い」「辞めたい」等、マイナスなことばかり――。

あれ??なんでみんな、やりたかったクリエイティブの仕事してないの??

クリエイティブ業界を志望していた人の多くが全く関係のない仕事に就いていて、なんでちゃんと就活をやらなかった自分がクリエイティブの仕事を一番できているんだ……。よくよく考えると、そういった人たちには共通点がありました。

みんな、就活が苦手」「話すのが苦手」。

社会人になっても苦手意識を引きずったまま、くすぶっているクリエイターがこんなにもいることに衝撃を受けました。就活は上手くいかなかったけど、その後第二新卒としてクリエイティブ業界へ転職した人もいましたが、本当に僅か。
あんなに、やる気と熱意を持っていたクリエイターがくすぶってていいのか!?勿体なさすぎるよ!!その日を境に、悶々と、しかし確実に、「これは解決しなければならない」という切実な思いが芽生えました。

Who⑥:「小宮さん」と出会う(26歳)

なんとかしないと、なにか出来ないか、なにが出来るのか。そんなことを沸々と考えながらネットで調べているうちに、ある会社を見つけます。その会社はまだ3期目のベンチャーで、クリエイターと企業をマッチングさせる採用サービスを運営していました。こんな仕事があるのか。求人募集はなかったですが、すぐに話を訊いてみたい思いに駆られました。
早速、infoアドレスにメールしました。是非話を訊かせてください、と。すると、いいですよ!って代表の小宮という人物から返事が来ました。

数日後、小宮さんと飲みに行くことになりました(なんか熱いメールきたぞ!!って社内で盛り上がったらしい笑)。事業内容やビジョン、懇々と語られる小宮さんの問題意識を居酒屋でじっくり聴きました。

小宮さん「全国のクリエイティブ学生の就職率は50%以下で、かつ全員がクリエイティブ職に就けてるわけじゃない」
僕が同窓会で抱いた問題意識の解像度が、ドンドン高まりました。ここでなら、やりたいことができるかも……と思いました。

実はそのときすでに、CM美術会社は辞めていて、フリーランスとして制作に入ってました。理由は、あまりにも激務で死にそうだったから。比喩ではなく、本当に。睡魔で、車の運転中に事故を起こしかけたことが何度かありました。念願の仕事だったから楽しかったけど……流石に続けられなかった。そんな、過酷な労働環境も「絶対改善しないといけない!」と思っていました。

小宮さんに自分の想いを伝え、その後面接をしてもらえることになりました。しかし結果は、不合格……(この流れって普通は合格ですよね笑)。
想いは買ってもらえたんですが、人材業界や法人向け営業の知識・経験が一切なかったので、正直しょうがなかったと思います。

お気付きかもしれませんが、これが、僕がいま在籍している株式会社ビビビット(と代表の小宮さん)との初めての出会いになります。

Who⑦:人材営業マンになる(26歳~29歳)

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残念ながらビビビットは不合格でしたが、これを機に「人と企業を繋げる」人材業界に興味を持つようになりました。たまたま人材会社で働いている友達がいたので、久しぶりに連絡して飲むことに。

かない「人材に興味あるんだよね~」
友達「そうなの!いま、社長がこの近くで飲んでるから連絡してみるわ!」
かない「えっ!!!」

数十分後。「こんばんは~~~」って軽いノリで社長は現れました(従業員数300名近い人材会社のトップです)。
早速社長に、けっこう熱く自分の想いを伝えたら、「You 来ちゃいなよ」みたいな感じで声を掛けていただき、トントン拍子で入社が決まりました(もちろん、履歴書とか面接とか数回ありましたよ)。

僕がこの会社で働きたいと思ったのは、社長のこの一言。
「お前が作ろうとしている未来には、お前がこれから出会う人のことが入ってない」

グサッと刺さりました。いままで、「自分の経験=小さな世界」でしかモノを見れていなかったけど、まだ出会ったこともない人も含めて、より大きな視野と行動で幸せの数を増やせ、と。

この会社には約3年間お世話になり、人材営業マンとして、人材の知識・経験を徹底的に叩き込まれました。そしてその間に、良い仲間・良い上司に巡り合うことができました。

Who⑧:ビビビットに入る(29歳~30歳現在)

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人材会社で働いている間も、ビビビットの小宮さんとは年に一回は飲みに行く関係が続いていました。そしたらある日、小宮さんから急に電話が来たんですね。「今日オフィス来れる?」って。「なんだ?飲みか?」と思いながら向かいました。

本当に衝撃だったんですが、小宮さんは一言。
「そろそろ、くるか?」

めちゃめちゃ嬉しかったです。なんか、胸からブワッと込み上げてくるものがありました。

toBマーケ強化のため1名増員することになり、それじゃあと小宮さんは真っ先に声を掛けてくれたみたいです。美術系出身×人材経験を活かしてBtoBイベントを増やしていってほしい、とのことでした。人材会社で働いてましたが、僕は即決で「やりたいです」と入社意思を伝え、トントン拍子で入社が決まりました(もちろんこのときも、履歴書とか面接とかありましたよ)。

いま、やりたかったことを、やっとできています!笑。営業チームに配属されて、コミュニティ運営に携わったり、人材紹介サービスのキャリアアドバイザー等を担当しています。

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Who⑨:「かない」まとめ

長くなりました……笑。まとめます!

「かない」はこういう人間です。

1. これでも美術学科出身です。就活は失敗しました!
2. 元々は、ブラック営業→CM美術→人材営業やってました。
3. 人と喋るのが大好きで、コミュニケーションは得意なほうです。
4. 思いがけない出会いを重ね、クリエイティブ×人材に興味を持ちました。
5. クリエイターの採用や働く環境に、強い問題意識を持っています。

What:どんなコミュニティなのか

弊社コミュニティでは、「クリエイティブ×人材に関わる幅広いナレッジを発信・共有する場を作っていきたいと思っています。そして、最近イベントを開催し始めました!いま企画しているのは2つです。

①「#デザナレちょい見せ
デザイン組織のナレッジ”に関する様々なテーマで登壇者をお招きし、ライニングトーク&質疑応答を実施。

デザナレ_fix_2

②「飲み会
採用担当者×少人数制で、一回だけ実施。

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起ち上げたばかりなので、正直に言います。。。
イベントやってるものの、具体的にどういうコミュニティにしていくか、まだなーーーにも、固まってませーーーーーんッ!!!

なので、クリエイティブに関わる様々な方と、繋がり、話し、育てていきたいと思っています。

Why:なぜコミュニティが立ち上がったのか

個人的にずーーっとやりたかったという想いと、「ファンを増やしていきたい」というBtoB方針が合致し、立ち上がった経緯があります。
(変わるかもしれませんが)コミュニティの目的は以下です。

クリエイターの働く環境を改善し、パフォーマンス・価値を最大化させる
クリエイターが活躍できる場所・チャンスを最大化させる
③色んな人や企業が交流することで、思いがけない出会いのきっかけを作る

就活で大失敗したこと。
死にかけたCM美術のこと。
熱意あるクリエイターが活躍できていないこと。
過去・現在・未来、より多くの人を幸せにしたいと思ったこと。

振り返れば、過去に経験したこと一つひとつの帰結として、いまコミュニティ運営に携われているのだなと思います。やっといま、第一歩を踏み出すことができました。

Final:クリエイティブに関わるすべての人を、幸せにしたい

最後に伝えたいこと。僕には大事にしている生き方があって、それは「みんなを幸せに」です(みんなが幸せなほうがいいじゃん!ってだけの話なんですが……笑)。

大変そうな人、辛そうな人、困ってそうな人、勿体ない人。なにかしてあげたいなって思うんですよね。

なので、究極的にいえば、コミュニティ運営の原動力はただ一つ。
クリエイティブに関わるすべての人を、幸せにしたい

もっともっとクリエイティブの世界を良くしていきたいと思っています。絶対に一人では無理なので、なにか少しでも共感するところがあれば、是非コミュニティにご参加ください!
まだまだ未熟ですが、コミュニティと「かない」のこれからの成長に、どうぞご期待ください!

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▶ コミュニティ参加は こちら から!イベント情報が届きます。

#デザナレちょい見せがおもしろい
小宮さんが、コミュニティ企画「#デザナレちょい見せ」誕生背景をnoteにまとめてくれました。

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