下落時に役に立つ「損切り」とは!?
株式投資では株価が下落した際に「損切り」をすることが重要とされています。
その「損切り」についてこの記事では記載したいと思います。
1.損切りは何故するの?
損切り(ロスカット)とは、株式投資において一定の損失が発生した場合に、さらなる損失を避けるために保有している株を売却することを指します。
この手法は、投資家が感情的にならずにリスクを管理し、資産を守るために重要です。
株式では、株価が上昇して含み益を得られることもありますが、損失を抱えることもあります。
損失は思った以上に精神的ダメージが高いです。
損失をある程度で抑えることができれば、精神的な安定にも繋がるでしょう。
2.損切りの目的と重要性
(1)リスク管理
損切りは、株価が暴落した際に資産を守る手段の一つです。
あらかじめ決めておいたルールにしたがって売却をすることにより損失を最小限し、大きな損失を防ぐことができます。
(2)感情的な売買の防止
損切りを設定しておくことで、株価が下がった際に一度売却し冷静に判断をすることができます。
その銘柄に将来性を感じられるのなら、買い戻せば良いですし、買ったことが間違いだと思えば損失を最小限にできたので、良かったと考えることができます。
(3)資金の効率的な運用
株価が下落して銘柄は数年単位で株価が上昇しない銘柄があります。
そのような銘柄は損失を確定し、他の有望な投資先に資金を再投資することによってパフォーマンスが良くなる可能性があります。
3.損切りの設定方法
(1)下落率から判断
株価が一定の割合下落したら損切りをするという方法になります。
例えば、購入価格から10%下落したら売却するというものです。
(2)チャートから判断
チャートのサポートラインやレジスタンスライン判断して損切りラインを設定する方法です。
(3)買いのシナリオが崩れたら損切り
買うときには、ここが良いと感じた部分があるはずですが、その良い部分がなくなった際には損切りする方法です。
例えば、非減配の銘柄だと思って買ったのに、減配が発表されたなどです。
4.まとめ
株式投資をする上でマイルールをあらかじめ決めておくことは大事です。
実際に暴落が来てからどうしようか考えていたのでは、誤った判断をしてしまう可能性があります。
損切りについても、どうするかは事前に考えておくことは大事だと思います。
私の場合は買ったときのシナリオが崩れたら損切りをするようにしていますが、優良な大型株を好んで買っているので、実質損切りすることはありません。
何故私がそのような方法をとっているのかというと「労力とリターンが見合わないから」です。
損切りをするためにはいろいろなことを考えなければいけません。
例えば、「この先も下がり続けるのか」「そろそろ株価が上昇するのではないか」「いつ買い戻すか」などです。
この労力はすごく大変です。
それならば、損切りをする必要がない世界的にも有名な大型株を買えば下落をしてもいずれは株価は戻ってくる可能性が高いので楽です。
リターンについても、下落時に買い増すだけの資金を残しておけば、それほど変わらない可能性が高いです。
損切りに対する考えは人それぞれです。
方法についてもいろいろありますので、この記事で紹介した方法以外のやり方もあります。
自分に合った方法を見つけて、下落を乗り越えましょう。
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