ヘルベティカ森本

スイス大好き・ワイン大好き、スイスワインのエバンジェリストを目指しています。スイスワインの豆知識やスイスの人々、私のスイスへの思いを綴ってまいります。 https://www.vinumhelvetica.com/ 日本ソムリエ協会認定ソムリエ

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    マガジン

    • スイスでワイン造ってるの?

      スイスの虜になり全26州を巡るうちに、スイスワインの美味しさに感動。 脱サラしてインポータ―に。 味だけでなく理念と哲学に共感したワイナリーから直輸入。 マガジンではワインのみならず、スイスの人たちや暮らし、文化などを綴る。 スイスのエバンジェリストを目指して活動中。

    • ソムリエ試験奮闘記

      スイスワインに命をかけているヘルベティカ森本の「聞くも涙、語るも涙」のソムリエ試験奮闘記です。 受験しようと思ったきっかけから、一次、二次、三次と難関を次々に突破していく痛快おもしろマガジンです。

    • スイスワインとマリアージュ

      スイスワインを中心にワインと様々な料理のマリアージュをご紹介します。

    最近の記事

    ナベサダ (スイスでワイン造ってるの? #63)

    以前ロックとワインを綴りましたが https://note.com/vinumhelvetica/n/n707ff4b7f631 やっぱワインを飲むときに聴くのはジャズやね〜♪ ということで今回はぼくが40年以上聴き続けているジャズ界の巨匠、サックス奏者の渡辺貞夫さんとスイスの小ネタ集です〜 いいな〜コレ ぼくが中学生の頃、世の中はフュージョンブームで湧き上がっていました。 その中でもダントツ一番人気は渡辺貞夫(通称ナベサダ)❗️ ぼくもナベサダさんにハマったのは言う

      • 合同会社ってなんやねん? (スイスでワイン造ってるの? #62)

        弊社社名「ヘルベティカ」はラテン語で「スイスの」っていう意味はもうみんな知ってるよな〜 ほな「合同会社」ってなんやねんということで、今回は合同会社について綴ります。 「株式会社」や「有限会社」はみなさんもよくご存知だと思いますが、「合同会社」は聞いたことない方も多いかと思います。 「合同会社」は2006年に施行された会社法によって新たに設けられた会社形態です。 では「合同会社」は「株式会社」とどう違うんでしょうか。 ざっくり言うと、出資者と経営者の役割が分離されているかど

        • ソムリエ試験奮闘記 〜 その4 最終章 三次試験 〜 (スイスでワイン造ってるの? 61#)

          一次、二次試験をなんとかクリアし、自称アカデミーデュヴァン大阪校F先生クラスのエース(笑)の面目躍如。 一次試験の記事はこちら 二次試験の記事はこちら さあ、ソムリエ試験奮闘記も最終回、三次試験です〜 試験準備三次試験はサービス実技。どんな内容かというと ワインの紹介 テーブルセッティング 抜栓 テイスティング デキャンタージュ ホスト(ゲスト)テイスティング ホストへのワインサーブ 後片付け の流れで進められます。 抜栓やテイスティングの後にもったい

          • ソムリエ試験奮闘記 〜 その3 面目躍如の二次試験 〜 (スイスでワイン造ってるの? #60)

            猛勉強のおかげで一次試験を通過し、次は二次試験です。 どんな試験かというと3種類のワインのテイスティング、リキュールや蒸留酒などその他の酒類の2品目特定と論述です。(詳しく知りたい人はググってや〜) テイスティングというと、香りを嗅いだだけでワインの品種や銘柄、ぶどうの収穫年をずばり言い当てるみたいに思っている人も多いと思いますが、それは漫画の世界やで〜 「神の雫」の神崎雫や遠峰一青とちゃうねんから香りをかいだだけで銘柄や収穫年なんかわかるわけないやーん。 実際の試験

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            ソムリエ試験奮闘記 〜 その2 猛勉強の一次試験 〜 (スイスでワイン造ってるの? #59)

            ソムリエ試験を受けようと思ったいきさつは前回綴った通りです。 今回は受験対策クラス通学と一次試験です。 えっ?ソムリエ試験受けるのにスクールに通ったん? 今では参考図書やネットの情報もいろいろとあり、自力で勉強される方もおられます。スクールに通わんとちゃんと勉強でけへんのが目に見えていたぼくは、受験対策クラスに進みました(営業目的ちゃうで)。 受験対策クラス3月から7月末までの約5ヶ月、毎週2時間半授業を受けました。 「なんや、そんなもんか〜」と思ったアナタ❗️ それ

            ソムリエ試験奮闘記〜その1 序章〜 (スイスでワイン造ってるの? #58)

            おかげさまで日本ソムリエ協会(JSA)認定のソムリエ資格を取りました❗️ いや〜、ほんま大変でした。 こんなに大変とは知りませんでした。 世の中にいらっしゃるソムリエの先輩方もこんな大変な思いをされて資格を取得されたんやと思うと、これまで以上に尊敬の念で接したいと思います。 みんなもソムリエさんを尊敬してや〜 ということで、今回から4回にわたり、「聞くも涙、語るも涙」のソムリエ試験奮闘記を綴ります〜。 どうやったら合格するかというようなハウツーの類の記事ではありません

            デバンってなんやねん? (スイスでワイン造ってるの? #57)

            どんな業界でも業界内でしか通用しない短縮語や3文字や4文字の略語*1があるものですよね。 ぼくもサラリーマン時代にはASAP (As Soon As Possible)やらTBD (To Be Done/Determined)なんか使ってましたね〜 今回はワインの輸入・販売業を始めてから覚えた、「おそらく」業界外の人には分からない呪文のような業界用語を紹介します〜 「な〜んや、今回はワインのこととちゃうんか」って言わんと最後まで読んでな〜 おさらいまずは簡単にスイスから

            正しいスイスワインの楽しみ方 (スイスでワイン造ってるの? #56)

            今回はスイスワインのエバンジェリスト(新世紀エヴァンゲリオンとちゃうで)ヘルベティカ森本が「正しい」スイスワインの楽しみ方を伝授致します〜 まずはソムリエナイフで抜栓(ばっせん)。 ナイフはラギオールの鹿の角のものを使うこと。 決して酒屋のおまけでもらったようなコルク抜きを使わぬこと。 コルクをクンクン嗅いでカビ臭がしないかどうかチェックすること。 グラスはリーデル、ザルト、ロブマイヤーなどのハンドメイドのワイングラスを使うこと。 おもむろにボトルの底を掴み、片手で滝

            あなたの知らないスイスブランド(スイスでワイン造ってるの? #55)

            スイスのブランドといえば、「そらロレックスやオメガっていう高級腕時計やろ〜」という声が聞こえてきそうですね。 今回は私たちの周りにありながら知られていない、もしくはスイスのブランドと知られていないものをご紹介致します〜 シンドラー (Schindler)2006年に起きた悲しい事故のためシンドラーの名前をご存知の方も多いと思いますが、スイスの企業であることをご存知の方はそう多くないのではないでしょうか。 シンドラーはエスカレーターでは世界No.1、エレベーターではNo.

            あなたの知らないスイスの飲み物(スイスでワイン造ってるの? #54)

            あなたの知らないシリーズ第3弾! スイスの飲み物と言えば、もちろん「ワイン」ですが、ワイン以外にどんな飲み物があるね〜ん、ということで、今回は知られざるスイスの飲み物を綴ります〜 リヴェラ (Rivella)スイスを代表する清涼飲料水といえば、このリヴェラ❗️ えっ、知らん❓ そ〜やろ〜、知らんやろ〜 1980年代にはカゴメが輸入していたらしいのですが、今では輸入されていません。 このリヴェラ、「牛乳でできた清涼飲料水」ってスイス人に教えられたのですが、薄い褐色の透明

            スイス連邦大統領(スイスでワイン造ってるの? #53)

            2022年4月20日、来日中のイニャツィオ・カシス (Ignazio Cassis)スイス連邦大統領にお目にかかる機会がありました〜(タイトル写真) 一国の大統領が訪日しているのに大したニュースにもならず、ちょっぴり寂しかったですが、スイスワインのインポーターとしてこれ以上ない名誉なことで、友人・知人からも「すごいね〜」と言われ、僕の鼻もグイーンと高くなりました❗️ ちなみに大統領はこの日はぼくの地元神戸のスパコン「富岳」の見学もされていました。 (神戸新聞、記事にして〜

            それアカンやろ〜(スイスワインとマリアージュ#8)

            これまで連戦連勝の「料理とスイスワインのペアリング」 「できレースちゃうん?」という声がちらほら聞こえてきました〜 「そない言うんやったらやったろやないか〜」と闘志をたぎらせ、今回は「それアカンやろ〜」と言われそうな食材とスイスワインのマリアージュに果敢にもチャレンジしました❗️ さぁ、どんな結果がでるかお楽しみに〜 アカンやろ食材 今回、試したのは誰もが「それアカンやろ〜」「それにワイン合わせる〜?」と思われる以下の食材たちです。 こうして並べてみると日本の珍味ばか

            スイスの筆記具(スイスでワイン造ってるの? #52)

            今回は趣向を変えてワイン関連ではなくちょっとしたスイスネタをということで、スイスの筆記具について綴ります。 以前の記事でぼくは銀座伊東屋さんの「ヘルベチカ」シリーズを愛用していると綴りましたが、もちろんメイド・イン・スイスの筆記具も使っています〜(タイトル写真は「ヘルベチカ」ボールペン) 同色でさりげなく入っているロゴもお気に入りです(写真下) スイス系企業のご褒美ぼくが以前勤めていたスイス系企業では特別な功績をあげた社員に対してスイスの高級筆記具メーカー「カランダッシ

            恵方巻き(スイスワインとマリアージュ#7)

            ぼくが子供の頃には「節分には巻き寿司を丸かぶりする」というのは関西地方の風習でした。1989年に広島のセブン-イレブンが「恵方巻き」という名前で巻き寿司を売り出し、2000年以降に全国に広まったと言われています。* ということで今回は「巻き寿司とスイスワインのマリアージュ」に挑戦です〜 恵方巻き 生まれて初めて巻き寿司に挑戦してみました〜 「恵方巻き」は七福神を意識して7種類の具材が入ったボリュームある巻き寿司のことで、願い事を考えながら無言で食べ続ければ、商売繁盛や幸

            断り文句(スイスでワイン造ってるの? #51)

            SNSではいつもおもしろおかしく投稿しているので、「楽しそうにやってるね〜」とよく言われます。 その言葉の裏には「チャラチャラしてんな〜」って思っている人もいるかもしれませんね。 自分の好きなことをやりたいようにやって楽しいで〜 でもね、楽しげなSNSの投稿の裏ではワインショップや卸さん、レストランやバーにコツコツ営業かけたりして地道な努力はしてるんやで~。 今回は日々奮闘している中で「おっ、これブログネタにしよう❗️」と思いついた断り文句について綴ります〜。 涙無く

            バーゼルの歩き方 (スイスでワイン造ってるの? #50)

            連邦国家であるスイスは26の州・準州(カントン)から成り立っています。(詳しく知りたい方はWikipediaでも読んでな〜 ) 全26州を巡ったのが自慢のぼくですが(どや❗️)、思い出深い街もあれば、「どんなとこやったかな〜?」と印象が薄~い街もあります。 今回綴るバーゼルはぼくの一番好きな街です。 旅行ガイドにもあまり取り上げられたない「へ〜っ」とか「ほ〜う」の連発やから両目しっかり見開いて読んでね~ 「バーゼルなんか知らんわ〜」って言わんと読んでや〜(笑) バー