実写版のハイジ!(スイスでワイン造ってるの#66)
日本で一番有名なスイス人といえば、この人をおいて他にはいない!
それは「ハイジ」さん。
何度も再放送されたので、アニメの「アルプスの少女ハイジ」は広い世代の方に愛されていますよね。
また、最近は家庭教師派遣会社のテレビCMにも登場するなどして、ハイジの物語は知らなくとも、ハイジやクララのことはご存知の方も多いでしょう。
その一方、「実写版のハイジ」はスイスワインと同様、殆んど知られていないような気がします。
ということで、今回は実写版ハイジとそれにまつわるエピソードをご紹介します〜
「えっ、スイスワインと関係ないんちゃうの」って?
いやいや、それがメッチャあるんよ〜
最後まで読んでや〜
ハイジの里
スイス・グラウビュンデン州マイエンフェルトには、その名もズバリ「ハイジ村」があり、ハイジの山小屋も再現されているなどして、観光ガイドなどには「マイエンフェルトはハイジの里」*1と紹介されています。
本家本元ハイジの里
しか〜し❗️ハイジの原作者ヨハンナ・スピリはマイエンフェルトの隣の「イエニンス」に滞在していた時に、ハイジのアイデアを思いついたそうです。
ということはイエニンスがホンマもんの「ハイジの里」っていうことになりますね〜
さすが「ワインを通じてスイス文化を日本のみなさまへ」を理念としているヘルベティカさん、ハイジの里イエニンスのワインも輸入してるで〜
実写版ハイジ
ほな、実写版ハイジはイエニンスで撮影されたんかいな?
という質問にお答えする前に実写版ハイジについて。
実写版は1967年、2015年の2回製作されてます。
2015年版ではスイスを代表する俳優ブルーノ・ガンツがおじいさん役を演じています。
ストーリーはみなさんよくご存知の通りなので敢えてご紹介しまへ〜ん(笑)
アニメ版とはまた印象が違う場面もあるので、よければAmazonプライム・ビデオとかで観てくださいね。
ちなみにぼくの大好きな「山羊のユキちゃん」とか「小鳥のピッチ」は出てきませんでした〜(涙)
ベルギュン
ほんで、どこで撮影されたかと言うとやね、2回ともイエニンス、マイエンフェルトと同じグラウビュンデン州のベルギュンの郊外で撮影されたのでした。
なんや〜イエニンスとちゃうんか〜って言わんといて。
実は、日本人どころかスイス人も知らんようなおもろいエピソードがあるねんで〜
実写版1回目の撮影では村人総出でエキストラを演じたそうです。
ふーん、そんなんよくある話ちゃうん、という声が聞こえてきそう・・・
また、ハイジが撮影された地方ではロマンシュ語*2が話されているのですが、劇中、ブルーノ・ガンツが演じるおじいさんが発したロマンシュ語はたったの一言だけだったそうです(なんて言うたか忘れてしもた〜)。
そしてそして❗️
実写版ハイジのハイジの家として使われたのは、な、な、なんと、ヘルベティカの協働ワイナリーvinigma のオーナーであり、醸造家のヴァレンティンの家なのです‼️
どや〜‼️
築何百年やったかな~? かなりボロボロの家を(ヴァレンティンごめん)何年もかけてコツコツと修復して、居心地のよいセカンドハウスにリノベーションされてました。
そやけど、トイレに行く廊下とかめちゃ寒かったわ~
映画で何度も出てくる「通り」もヴァレンティンの家の横で、ぼくは思わずハイジになった気分で噴水の水飲み場から水も飲んでみました。
アニメの聖地巡礼が人気のようですが、そのハイジの家で晩ご飯を食べたぼくは特級ハイジファンと言えるのではないでしょうか❗️
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