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新たな発見と進歩

0 挨拶

 皆さん今晩は。2022年はいよいよ半年となりつつあり、梅雨の時期も間近になっておりますが、お元気でしょうか?一般スタッフの医療従事者として、皆さんの健康を心の底から誠に願っております。

新・健康生活のススメ |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 さて、本日は以下の通り、拙サイトの方で新しい記事を投稿いたしましたので、宜しければご覧くださいませ。本日は「教育」についてです。今後も、ますます精進して、より良い知的サービスを提供していきますので、応援や支援の程、宜しくお願い申し上げます。

1 新たな独創性と拙作について

 ここ一週間、外勤と帰宅後の情報・文献・資料の収集、そして、精神的な鍛錬や思考の深化により、様々な新しい独創性と拙作を生み出すことが出来ました。改めて、先哲と研究者・著者・出版社の方々に深謝しております。時空を越えて、膨大な情報・文献・資料等を得ることが出来、哲学者として誠に幸せです。
 さて、ここで皆様方に新たに誕生した拙作とその概要をご紹介させて頂きます。

1.1『上医医国』

 まず、「上医医国」とは、『国語』と『千金要方』にある言葉であり、「上医医国、中医医民、下医医病」という言葉の内の一つに当たります。また、東洋では、儒教の影響で「医は仁術なり」という言葉並びに思想が誕生しました。
 次に「放勳・欽明・文思・安安」とは、『書経』の中にある言葉で、太古の伝説の聖王「堯」の人なりに関する言葉です。
 そして、「元・亨・利・貞」は『易経』の中にある言葉で、天地自然が万物を育てる四つの道(四季)を表現した言葉です。

 さて、前述のように、自分は外勤では、一般スタッフの医療従事者として働いておりますが、我が社並びに医療界の実態は、悲惨で過酷な傾向が極めて強く、問題点や危難が多々あり、現実・現場、そして、運営や経営等での医療の理念はほぼ形骸化かいよいよ消滅しつつあります。

第一条の二 医療は、生命の尊重と個人の尊厳の保持を旨とし、医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療の担い手と医療を受ける者との信頼関係に基づき、及び医療を受ける者の心身の状況に応じて行われるとともに、その内容は、単に治療のみならず、疾病の予防のための措置及びリハビリテーションを含む良質かつ適切なものでなければならない。
2 医療は、国民自らの健康の保持増進のための努力を基礎として、医療を受ける者の意向を十分に尊重し、病院、診療所、介護老人保健施設、介護医療院、調剤を実施する薬局その他の医療を提供する施設(以下「医療提供施設」という。)、医療を受ける者の居宅等(居宅その他厚生労働省令で定める場所をいう。以下同じ。)において、医療提供施設の機能に応じ効率的に、かつ、福祉サービスその他の関連するサービスとの有機的な連携を図りつつ提供されなければならない。

医療法 | e-Gov法令検索

  そして昨日、日本のあるベトナム総領事館の前で、あるベトナム人に手紙を渡され、そしてその内容から、我が東洋の政治哲学と、西洋哲学のソクラテス先生・プラトン先生の思想「哲人王」を独創的に参考にさせて、「哲仁医・政治医」(Political Doctor・Humane Philosopher Doctor)という思想を創り出しました。受け取った手紙の一部を日本語に意訳し、以下の通りとなります。

 上知は、知を愛しては、存在自体を知っていく知だ。
 中知は、生を愛しては、生命活動を存続させる知だ。
 下知は、理を想っては、現実に抗い続ける創造知だ。
 上医は国を医し、中医は人を医し、下医は病を医す。
 上医の知は下知、中医の知は中知、下医の知は上知。
 上も中も下も学び得ては、上も中も下も挑んでくれ。
 上も中も下も学び得ては挑む、ああ、天医の模倣だ!
 天医は儘術であり、人医は仁術であり、真に逆だぞ!
 儘術は無為にして惨烈であり、無情にして最善だぞ!
 仁術は有為にして壮烈であり、有情にして次善だぞ!
 誠は天の道なり。之を誠にするは人の道なり。自主。
 儘は天の医なり。之を仁にするは人の医なり。自発。
 恥も良心も罪悪感も全て自主であり、そして天にも人にも責めない。
 欲も願望も挑戦心も全て自発であり、そして天にも人にも求めない。
 誠に責めることを自分自身に対することで、己の実力は誠に発揮される。
 誠に求めることを自分自身に対することで、己の成果は誠に完遂される。
 上医の知は理想と惨めを成し、中医の知は現実と諦めを成し、下医の知は上知と幸せを成す。

 「上医医国」・「医は仁術なり」…これらの思想を、独創的に発展や深化していくことを決意しました。そして誕生したのが、この拙作です。政治学と医学の倫理学的・哲学的な融合を志します。
 また、これは私事となりますが、以下の拙作を完成させた後、自分の心理的・精神的なストレスは凄まじいものになるので、それへの備えとなる拙作でもあります。

 そして、自分が深く尊敬している近代看護教育の母・看護師の祖「ナイチンゲール」の遺徳を発展的・独創的に学ばせて頂きます。

 今、上記の『真理の探究』を少し読み始めたが、ナイチンゲール先生の博学・審問・熟慮ぶりにその叡智や大志に、改めて感激しました。ああ、絶対に「政治的医学」(political medicine)という学問を立ち上げます!

1.2『貢志献業』

 こちらの拙作『貢志献業』は、既に大学生の頃から著述して、一旦完成させました。が、その後、ますます哲学の道を究めていく内に、自分自身の無知無学にますます痛感すると同時に、先哲の方々の偉大さに感激して、特に、アリストテレス先生の著作に触れた時、「こんなんでどうして先哲の顔を向けられようか!」と思い、さらに研究してから再度著述と完成、そして世に送り出そうと決意しました。そして今週、その構成を完成させ、これから数年かけて、完成させます。
 こちらの拙作『貢志献業』は、もともと宋明理学に基づきつつ、易経を批判的・発展的・創造的に継承して、体系的な哲学書・科学書として完成させたものの、前述の通り、アリストテレス先生の著作を読み始め、そしてその後に様々な分野の学問を学び始めた時、さらに博学審問してからでなければ本当に新しい哲学書・科学書となれないことを悟りました。
 そもそも、『易経』は占いの書物という風に思われているが、深く研究すれば、それは、倫理学・社会哲学・政治学・心学等はもちろんのこと、自然哲学・形而上学・時空の哲学等、そして実に残念ながら、心理学・精神医学・自然科学等の発展の基礎となる要素が多々あるにも拘わらず、後世の碩学は、倫理学・社会哲学・政治学・心学等からの側面に偏重して分析や注解・詳解等に注力してしまい、自然哲学・形而上学・時空の哲学等、そして、数学・幾何学・心理学・精神医学・自然科学等が東洋で大きく発展しなかったことを、本当に残念に思います。かつての自分もそうでした。しかし幸いなことに、自分は我が儒教の「博学審問」という教えを本当に実践することが出来始めたことで、その偏重を打破することが出来ました。自分もこれから、倫理学・社会哲学・政治学・心学等に、自然哲学・形而上学・時空の哲学等、そして、数学・幾何学・心理学・精神医学・自然科学等、さらには、地質学・地理学・物理学・化学・現象学・宇宙学…等等、とにかく、あのアリストテレス先生等の先哲のように、博学審問して、新しい『易経』として恥じることの無い拙作『貢志献業』を完成・出版させます。
 また、別巻では、哲学者を志す二人の恋人である男子大学生と女子高校生の物語と、本巻『貢志献業』の三巻を二人で著述・完成させていく様と、二人で「恋愛」を、社会学・人類学・生物学・化学・形而上学、そして哲学を以て論じていく様をも綴って行きます。

2 書評『星空なら、うまく話せるのに』

 「死」そして「存在自体」…この二つは、哲学者達の探究や追究に研究していく重要にして根本的な対象であるが、それは何も哲学だけに限らず、日常生活や一般社会でも、認識や苦悩していく重大にして普遍のものでしょう。
 ところで、「死」と「存在自体」について深く考えていく内に、「コミュニケーション」という活動を、私達は確りと、「相手に自分の意思を表現して理解して貰う」という目的だけではなく、「相手の真意や本心を洞察や理解してあげる」という目的をも以て、行っているだろうか?
 ますます利便化や多様化していく現代社会において、SNS依存症やゲーム依存に、コミュニケーション不足あるいは偏重、そして、過度な商業主義や拝金主義…上記の二つの目的も喪失しつつあり、しかも、「何が何でも相手が自分の意思に従うように謀る」という目的のコミュニケーションが激増しているように思えてならないのは、自分だけでしょうか?残念ながら、今の営業・広告等を見ていると、「自利利他」という理念とその実践はますます極稀になっており、残念でなりません。
 そして、死者の生前の想い・苦しみ・幸せ等を、一方的ではあるものの、「相手の真意や本心を洞察や理解してあげる」という目的を以て、追慕するという徳行は、もはや滅多になくなりました。
 上記の夕雪*さんの小説を読んで、切なさと儚さを痛感すると同時に、善き自省を行うことが出来ました。そして、認識論・現象学を学び意欲がますます高まりました。

 ここに、深謝の念を示します。皆様もぜひ夕雪*さんの小説をご覧下さいませ。

3 結語

 今夜から、再び『商量録』の翻訳作業・著述に戻ります。こちらの拙作の完成も、我ながら心から楽しみにしており、そしてその自作である『気持』の構想も完成させましたので、その著述が楽しみです。

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。