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リーダーシップとフォロワーシップ


1 挨拶

 皆さんこんにちは。
 今現在、自分は今月末までに、これまで二年半以上に亘って続けて来た医療関係のバイトを止めて、次のバイトの応募に挑戦中です。
 そして、過去の二年半、そして技能実習制度と留学制度の下で勤務していた頃を振り返ると同時に、今現在の数多くのバイトの求人情報を精察して見ると、日本の深刻な悪しき社会文化・組織文化・生活文化等を改めて学び知りました。
 そして昨晩、「トロピコ6」と言うゲームを遊びながら、改めて学び知ったことについて深思した結果、新しい拙作を思い付き、そして先程、ある程度その構想が出来上がりましたので、以下の通り、少しご紹介いたします。

2 拙作『トロピコのリーダーシップ』

 こちらの拙作は、別の拙作『トロピコ市民共和国』に酷似しておりますが、物語は別々であり、そして主題が確かに重複しますが、『トロピコ市民共和国』は「経営学」、こちらの拙作『トロピコのリーダーシップ』は「リーダーシップ」(とフォロワーシップ)にそれぞれ重点をおいております。拙作『トロピコ市民共和国』の詳細について、ご興味がございましたら、宜しければ、以下の拙記事をご覧くださいませ。

2.1 拙作の表紙

2.2 拙作の扉

2.3 拙作の物語の概要

前日譚:本編の物語の前日譚(1900年~1901年)
三人の主人公達のトロピコ島での出会い

第Ⅰ章:民族解放運動時代(1901年~1920年)
トロピコ島の植民地統治と開拓と同時に独立戦争への準備。
・1917年、宗主国である大イギリス帝国との戦争「第一次トロピコ戦争」が勃発し、1920年にトロピコが大勝利を収めて、独立を勝ち取る。

第Ⅱ章:第一次世界大戦時代(1920年~1950年)

・トロピコ共和国の本格的な建国と殖産興業や富国強兵等を実現
・1945年、ドイツ連邦帝国・ドナウ合衆国・スカンディナヴィア連合共和国・オスマン立憲帝国・大日本帝国等、「世界中の民族解放運動に民族自決や独立戦争の全面的な支援と脱植民地化の是認」と言う大義名分を掲げた「連合国」と、アメリカ連合国・大イギリス帝国・大フランス帝国・大ロシア帝国・大ムガル帝国・大清帝国等、「あらゆる全ての偽善的で欺瞞的な自由化・民主化・多元化を徹底的に撃滅して啓蒙的帝国主義の堅持と展開を死守」と言う大義名分を掲げた「枢軸国」の間で勃発した「第一次世界大戦」の中で、トロピコ共和国は当初は重武装中立国として、反戦運動を盛んに行っては、停戦を必死に呼び掛け続けたが、1947年から連合国の一国として参戦したことで、遂に長年に亘る膠着状態の戦況に終止符が打たれ、連合国が優勢となり、1950年、アメリカ連合国以外の主要な枢軸国が敗亡し、そしてアメリカも本土決戦で辛勝して、連合国も枢軸国も国力が底を尽きたため、講和会議が開催され、世界大戦は連合国の全体的・戦略的な大勝利を以て終結する。トロピコ共和国は、多大な犠牲を払いつつ、枢軸国軍を撃滅して、「第二次トロピコ戦争」における大勝利を勝ち取る。

第Ⅲ章:第二次世界大戦時代(1950年~1980年)

・トロピコ共和国の戦後復興の完遂
・トロピコ共和国が、戦勝した連合国の偽善ぶり・欺瞞ぶり・退廃ぶり等、そしてその新植民地主義を学び知り、連合国に協力したことを深く後悔しては、連合国を猛烈に批判と避難して、連合国を脱退する。
・トロピコ共和国は再び重武装中立国となり、新植民地主義への対抗を実践躬行しては、新脱植民地化を世界中に呼び掛け続ける。こうして、トロピコ共和国は、政治的・経済的には孤立するが、思想的・文化的には世界中からの高い徳望を確保することとなる。
・1960年、アメリカ連合国が、トロピコ共和国を除く北アメリカ・中部アメリカ南アメリカの全ての諸国を新植民地化し、「西側諸国」と言う陣営を立ち上げる。一方、これに対抗して、ドイツ連邦帝国・ドナウ合衆国・スカンディナヴィア連合共和国・オスマン立憲帝国が欧州の旧連合国と新植民地国と共に「東側諸国」と言う陣営を立ち上げる。一方、大日本帝国は欧州の旧連合国との対立が激化し続けていたので、旧連合国との国交断絶を宣言しては、既に従属化させた極東ロシア・東アジア・東南アジア・南アジア・オセアニアの全ての新植民地国と共に「大東亜共栄圏」と言う陣営を立ち上げる。これにより、三陣営とトロピコ共和国の間で、三極体制の冷戦が勃発する。
・熾烈を極めた経済戦争・軍拡競争・諜報戦の末、アメリカによる「ハワイ奪還作戦」・日本による「テヘラン強襲作戦」・ドイツによる「無制限潜水艦作戦」が突然断行されたことにより、1975年、冷戦は一転して熱戦となり、第二次世界大戦が勃発する。
・トロピコ共和国は、「民族解放戦線」と言う陣営を立ち上げて、三陣営に全て宣戦布告すると同時に、世界中に「世界中の新民族解放運動に新民族自決や新独立戦争の全面的な支援と新脱植民地化の助成」と言う大義名分を宣言する。
・西側諸国が大東亜共栄圏に対して優勢となり、遂には盟主国の大日本帝国軍と西側諸国軍が日本本土で決戦を開始する。しかしその一方で、東側諸国が西側諸国に対して優勢となり、遂には盟主国のアメリア連合国と東側諸国軍がアメリカ本土で決戦を開始する。その際、アメリカ南部戦線の拡大とその為の新しい強固な補給線と橋頭保を確保する為に、1977年、東側諸国軍がトロピコ共和国に侵攻する。それに対して、トロピコ共和国はこれを迎撃する。
・東部戦線である第二次太平洋戦争は、大東亜共栄圏の完全崩壊と大日本帝国の滅亡、そしてアメリカ連合国の完全勝利を以て終結したことで、過半数のアメリカ軍が本国に帰還して西部戦線に急行し、そしてアメリカ軍の大反撃によって、連戦連勝だった東側諸国軍が一転して劣勢になり、やがて連戦連敗して、最終的に完全敗北する。
・トロピコ共和国軍は、甚大な犠牲を払いつつ、遂に東側諸国軍を撃滅させ、「第三次トロピコ戦争」における大勝利を勝ち取る。
・ヨーロッパで数多くの内戦が勃発し、東側諸国は完全に崩壊した。之を以て、西部戦線である第二次大西洋戦争は、アメリカ連合国の辛勝を以て辛勝を以て終結した。こうして1980年、第二次世界大戦は終結した。

第Ⅳ章:第三次世界大戦時代(1980年~2012年)

・1984年、アメリカ連合国がヨーロッパに大規模な武力干渉を行い、1987年にヨーロッパを制圧する。そして同時に、世界中に大規模な武力干渉を行い、1990年、アメリカによる一極体制を確立させる。
・その一方で、第二次世界大戦にて、トロピコ共和国が間接的にアメリカに協力したこと、そして戦時中に、大勢のアメリカ義勇軍がトロピコ共和国軍と共闘し、戦後に、帰還兵達と残留兵達の影響力が極めて大きいこと、更には、トロピコ共和国との民間外交が極めて盛んである上に、トロピコ共和国に対する国民感情が極めて良、また、トロピコ共和国の外交政策と諜報活動により、アメリア政府とアメリカ軍はトロピコ共和国への侵攻も、その属国化も、一旦断念する。
・2000年から、国外では、世界中で「反米建国」が表面化しては大いに盛んになり続け、そして国内でも、トロピコ共和国との学術交流や文化交流等により、トロピコ共和国に対する政策や世論等を巡ってアメリカ国内の分断が表面化と深刻化し続け、こうして2007年、国内外の猛反対を押し切って、アメリカ政府とアメリカ連合軍はトロピコへの大規模な侵攻作戦を強行し、これに対して、トロピコ共和国は迎撃に人民戦争・総力戦・徹底抗戦の貫徹を高らかに表明し、ここに「第四次トロピコ戦争」が勃発する。
・トロピコ共和国は極めて劣勢でありながらも、徹底抗戦を継続し、やがてアメリカ軍は長期戦・消耗戦・情報戦・心理戦・諜報戦等を経て、徐々にその敗色が濃くなっていく。
・2010年、世界中の反戦運動が遂に頂点に達して、世界中で多数の反乱軍がアメリカとその傀儡政権に宣戦布告を行い、大規模な武装蜂起を決行した。これを機に、トロピコ共和国軍は部分的に攻勢に転じ始める。
・2011年、アメリカ国内の反戦運動が遂に頂点に達して、第二次南北戦争が勃発し、アメリカの国内の方でも遂に内戦が起きた。これを機に、トロピコ共和国軍は大反攻作戦と祖国解放作戦を開始し、全軍は全面的に攻勢に転じて、全国各地で総蜂起・総攻撃が一斉に行われた。
・2012年、トロピコ共和国軍はアメリカ軍を全て撃退して無条件降伏か潰走させ、辛うじて残ったアメリカ軍も全て本国への退却を敢行したことで、トロピコ共和国軍は、凄まじい犠牲を払いつつ、遂にアメリカ軍に対する完全勝利を確立させて、「第四次トロピコ戦争」を終結させた。そして同年、世界各地でアメリカ連合国軍が惨敗し、更にアメリカ合衆国軍がアメリ連合国軍に対して決定的な大勝利を収めたことで、アメリカ連合国はアメリカ合衆国に無条件降伏して滅亡した。ここに第二次南北戦争、そして第三次世界大戦は終結した。

第Ⅴ章:国際協調体制の完成(2012年~2037年)

・世界中が協力し合って、戦後復興に取り組む。
・世界中が協和しながら国際協調体制を構築し、その国際事業にて、トロピコ共和国は大活躍して、決定的な好影響と貢献を成す。
・国際協調体制が完成する。ここに三人の主人公は、使命を完遂したことになり、二人が先に、そして最後の一人が、死を迎える。これを以て、物語が完結する。

2.4 拙作の主題と参考文献

 こちらの拙作の主題は、その表題とその副題の通り、「リーダーシップ」と「フォロワーシップ」です。そして精選・厳選の結果、以下の文献を拙作の重要な参考文献としました。

『組織文化とリーダーシップ リーダーは文化をどう変革するか』(エドガー・H. シャイン
⦅著⦆、清水 紀彦、浜田 幸雄⦅訳⦆、ダイヤモンド社、1989)
『変革型ミドルの探求 戦略・革新指向の管理者行動』(金井 壽宏⦅著⦆、白桃書房、1991)
『政策とリーダーシップ』(山川 雄巳⦅著⦆、関西大学出版部、1994)
『リーダーシップ効果に及ぼす状況変数の影響について―フォロワーの職場状況認知を中心に』(松原 敏浩⦅著⦆、風間書房、1995)
『ハーバードのケースで学ぶ企業倫理 組織の誠実さを求めて』(リン・シャープ・ペイン
⦅著⦆、梅津 光弘、柴柳 英二⦅訳⦆、慶應義塾大学出版会、1999)
『あなたがリーダーに生まれ変わるとき リーダーシップの潜在能力を開発する』(ジョン・マクスウェル⦅著⦆、宮本 喜一⦅訳⦆、ダイヤモンド社、2006)
『リーダーシップ開発ハンドブック The Center for Creative Leadership CCL』(C.D. マッコーレイ、R.S. モクスレイ、E.V. ヴェルサ、⦅編集⦆、金井 壽宏⦅監訳⦆、嶋村 伸明、リクルートマネジメントソリューションズ 組織行動研究所⦅訳⦆、白桃書房、2011)
『君臨する企業の「6つの法則」 戦略のベストプラクティスを求めて』(マイケル・A・クスマノ⦅著⦆、延岡 健太郎⦅解説⦆、鬼澤 忍⦅訳⦆、日本経済新聞出版、2012)
『組織文化とリーダーシップ』(エドガー・H. シャイン⦅著⦆、梅津 裕良、横山 哲夫⦅訳⦆、白桃書房; 初版、2012)
『ケン・ブランチャード リーダーシップ論』(ケン・ブランチャード、ケン・ブランチャード・カンパニー⦅著⦆、田辺 希久子、村田 綾子⦅訳⦆、ダイヤモンド社、2012)
『フォロワーが語るリーダーシップ 認められるリーダーの研究』(小野 善生⦅著⦆、有斐閣、2016)
『人材開発研究大全』(中原 淳⦅編集⦆、東京大学出版会、2017)
『リーダーの人間学』(片岡 寛光⦅著⦆、中央経済社、2018)
『対話型組織開発 その理論的系譜と実践』(ジャルヴァース・R・ブッシュ、ロバート・J・マーシャク、エドガー・H・シャイン⦅編集⦆、中村 和彦⦅訳⦆、英治出版、2018)
『ケアリング・リーダーシップ 優れたリーダーの「思いやり」のスキル』(ヘザー・R・ヤンガー⦅著⦆、弘瀬 友稀⦅訳⦆、アルク、2021)
『自己概念から考えるリーダーシップ リーダーの多面的自己概念と発達に関する心理学的研究』(田中 堅一郎⦅著⦆、風間書房、2021)
『日本の組織におけるフォロワーシップ――フォロワーはリーダーと組織にどう影響を与えるのか』(西之坊 穂⦅著⦆、晃洋書房、2021)
『科学的リーダーシップ論とその課題』(松原 敏浩⦅著⦆、風間書房、2022)
拙作『律民 草の根民主主義と参政』(デザインエッグ社; 第1版、2022)
拙作『ヴェネツィア共和国の神君 我等の親愛なるドージェの遺徳』(同上、2022)
拙作『社会善 思想並びに良心の自由の個人的かつ主体的な実践』(同上;第2版、2023)
拙作『人文佳品 剛直な猛省の愛国詩集』(同上; 第2版、2023)

 取り分け、以下の文献は極めて重要です。

人は城、人は石垣、人は堀、それは現代だって変わらない。人材開発の「知の技法」、その最前線。組織社会化、面接、OJT、メンタリング、プロアクティブ行動、トランジション、アクティブラーニング、リーダーシップ開発、エンゲージメント、インターンシップ、リアリティショック、経験学習、Off‐JT/研修、組織市民行動、ゲーム研修、組織再社会化、経営理念、管理職育成、越境学習、リフレクション、チームワーク、変容的学習…人材開発(=人的資源開発)に関連する研究論文や研究論考を収録した、日本で初めての研究論文集(ハンドブック)。

国際的非営利の教育機関CCLによるリーダーシップ開発に関する知見の集大成。国際的非営利の教育機関CCLによる,リーダーシップ開発に関する知見の集大成。研究と実践の両面から,その概念的理解をはじめ実践的アイディアまでを学べ,人事担当者やライン・マネジャーの座右の書とすべき1冊。

『NTLハンドブック~組織開発(OD)と変革』(第2版)は、組織やグループを少しでも良くしようと考えているすべての方に役立つ、この分野における必須のハンドブックです。
全34章からなる本文は、日本でも「キャリアアンカー理論」などで著名なエドガー・H・シャイン博士をはじめ、延50名が執筆。OD(組織開発)について語ろうとするなら、1冊は座右において、バイブルとしたい書籍です。
NTL Institute は、1947年にクルト・レヴィンたちが、設立したNational Training Laboratories(国立トレーニング研究所)が発祥です。
クルト・レヴィンは、「グループ・ダイナミクス」や「アクション・リサーチ」、「Tグループ」などの概念と実践方法を生み出した事で有名ですが、組織開発(OD/オーガニゼーション・ディベロップメント)の父とも呼ばれており、本書でも各章にその影響がみられ、またクルト・レヴィンだけを扱った章もあります。
他にも、組織開発(OD)の歴史、価値観を始め、“ユース・オブ・セルフ”や、“アクション・リサーチ”、“企業文化”などODの重要な概念はもちろんのこと、最近のODの流れである「対話型OD」や「アプリシエイティブ・インクアイアリー(AI)」などにも幅広く触れられているなど、まさにこの分野における総合的なハンドブックと言えます。
組織開発(OD)にご関心を持たれた全ての方に、本書をお届け致します。

組織におけるリーダーシップ理論を黎明期から現代まで、すなわち孫子から現代のグローバル・リーダーシップ論まで、その概要、課題について体系的に解説した大著。
第1部 リーダーシップの基礎理論(リーダーシップ研究の黎明期と科学的リーダーシップ研究の発達;リーダー属性論―その成長、衰退、復活 ほか)
第2部 リーダーシップの状況理論(Fiedlerの状況適合理論;Vroomらの意思決定モデル ほか)
第3部 ニューリーダーシップ・スタイル論(カリスマ型リーダーシップおよび変革型リーダーシップ論;戦略的およびトップマネジメントのリーダーシップ ほか)
第4部 リーダーシップの諸分野(チームリーダーシップ;ジェンダーとダイバーシティのリーダーシップ ほか)
特論 3軸リーダーシップ・モデルについての一考察―リーダーシップ・スタイルとリーダーの人間性の統合

3 結語

 この後、運動をしては、シャワーを浴びてからスターバックスへ行って、寛ぐながら軍事論文集を熟読し、そして帰宅後にもう一度シャワーを浴びた後、詩作活動を再開します。

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。