過去と未来とに向き合う現在

2021年12月10日 23:16

　各同志が、全ての革命精神を以て、［自他周囲の］其々の欠点を克服して、［自他周囲の］其々の美点を進歩させ、同心協力しては、内部で団結して、軍（軍事力）を伸展させ、栄光のある勝利へと行き進む為に、戦線で全人民を意欲的に（作物を収穫するかの如く）領導する為に、事業を整理することを願っております。

『北部の同志達への手紙』（ホー・チ・ミン主席の手紙）

1 過去と向き合って

　こよなく愛する祖国ベトナムと第二の祖国日本･･･

　ベトナムは、三度に亘るインドシナ戦争で勝利して、完全な独立を確立させ、今世紀では、発展や進歩を遂げている。

　日本は、第二次世界大戦並びに日中戦争・太平洋戦争での壊滅的な敗北から、奇跡的な戦後復興並びに高度成長期を経て、先進国へと大躍進したが、今世紀では、停滞や衰退しつつある。

　思うに、ベトナムは、確かに三度に亘るインドシナ戦争で勝利したが、それでも、「本当」は敗走したのだ。そう、「己自身の無知や無学」に克てずに、いや、「克とうとせず」に、敗走したのだ。

　同様に、日本は、確かに奇跡的な戦後復興並びに高度成長期を経て、先進国へと大躍進したが、それでも、「本物」の戦後復興を未だに完遂できていないのだ。そう、「自主的かつ主体的な個性の喪失」から立ち直れずに、いや、「気付いてすら」いないのだ。

　全体的に、今年度末と来年度からの執筆活動の計画を大幅に変更した。以下の三作品である。この三作品が完成・出版させ次第、いよいよ、「哲学的」であり、そして、「極めて特異」である「自伝」の執筆を開始する。これが、自我の決定的な見直しや新たな確立になる。

　自分は、上記のホー・チ・ミン主席の手紙が「切っ掛け」（エンジン）となり、前述の新しい執筆活動の計画を立てることが出来た。

伯胡（ホー・チ・ミンの敬称）よ、私と私達は、愛国心を以て、誠に一生懸命奮励努力いたします！

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。