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社会哲学の研究の開始

1 拙作の概要の完成

 皆さんこんにちは。
 昨晩、拙作『社会善 思想並びに良心の自由の個人的かつ主体的な実践』の概要を完成させましたので、ご紹介いたします。

1.1 確定した表表紙・裏表紙・表紙の裏・目次

1.2 拙作の解題

1.3 社会善の意味

 上記は昨日一日中と本日の半日を費やして完成させました。そして自分は、前述の通り、社会善の意味を、「学び知る」(社会まなびしる)と結論付けました。
 「社会」が「学習の環境・時空・成果」となり、そして「善」は他ならぬ「知る」それも「学んで『知る』」となることを、自分は志しております。前回の拙作『愛国的個人主義のマキシムズ 根本原理・行動原則・格言』でも、こう著述しました。

繰り返される続ける上に、新たになり続ける数多の失敗や挫折、過失や罪過、罪悪や積弊。だがほぼ全てを要約すればたった一言で言い表せるのだ、「無知無学」と。
以前から不調であり、今回も不調であり、次回からも不調である。しかしこれは、天の定めであり、大自然の働きであり、世の無知無情であり、大衆の愚かさであり、そして何よりも、我の不徳の致すところである。我は修徳を初志貫徹する。
無知無学の親近者達や世間にかつての己自身と永遠に決別し、孤高に学び続ける。
娯楽を通じて興味や関心を懐くことは多々あるが、学術を通じて興味や関心を懐くことは極めて少ない。

 学と知は、我々人間社会だけではなく、脳を持つほぼ全ての生物の固有性であり、生命活動そのものです。この生命活動をどうしていくかが、人間として、そして生命としての進化と退化の分岐点となるのでしょう。

2 成人教育と生涯学習

 さて、本日もまた、文献資料の収集と整理を通じて、自分が創作する「新しい」『論語』の構想を新しくしました。

 前述のように、「善」即ち「知る」を各個人が成し遂げるには「社会」即ち「学習の環境・時空・成果」の教育が重要不可欠であり、逆もまた然りで、「社会」即ち「学習の環境・時空・成果」が実現されるには、各個人の「善」即ち「知る」による学習が重要不可欠でしょう。
 ですから、「成人教育」と「生涯学習」が「社会まなびしる」を実現することでしょう。
 今回の拙作『社会善』では、「成人教育」と「生涯学習」についてはまだ触れない(研究不足と重点の違い)のですが、その重要性を改めて痛感し、そして拙作『論語』(新しい論語)の構想に決定的な影響を与えました。

II 目的及び目標
8 成人学習及び成人教育の目的は、人々に、自己の権利を行使し、及び実現し、並びに自己の運命を切り開くために必要な能力を習得させることである。成人学習及び成人教育は、個人的及び専門的な発達を促し、それによって成人が自己の属する社会、地域社会及び環境に積極的に関与することを支援する。成人学習及び成人教育は、持続可能かつ包摂的な経済成長及び個人が適切な仕事を行うことができる将来性を助長する。したがって成人学習及び成人教育は、貧困を軽減し、健康及び福祉を増進させ、並びに持続可能な学習する社会に貢献する上での重要な手段である。
9 成人学習及び成人教育の目標は、(a)批判的に考え、自律性及び責任感を持って行動するための個人の能力を開発すること、(b)経済及び労働の世界で起きている進展に対処し、及び適合する能力を強化すること、(c)全ての個人が持続可能な開発過程において学習し、及びこの過程に十分に参画する機会を有する学習する社会を創出すること並びに人々と地域社会との間の連帯を高めることに貢献すること、(d)平和的な共存及び人権を促進すること、(e)青少年及び高齢者の強靱性を育成すること並びに(f)環境保護への意識を高めることである。
第3章 生涯学習社会の実現
総論

 「生涯学習」とは,一般には人々が生涯に行うあらゆる学習,すなわち,学校教育,家庭教育,社会教育,文化活動,スポーツ活動,レクリエーション活動,ボランティア活動,企業内教育,趣味など様々な場や機会において行う学習の意味で用いられます。また,人々が,生涯のいつでも,自由に学習機会を選択し学ぶことができ,その成果が適切に評価される社会を指すものとして「生涯学習社会」という言葉も用いられます。
 また,教育基本法第3条においては,生涯学習の理念として,「国民一人一人が,自己の人格を磨き,豊かな人生を送ることができるよう,その生涯にわたって,あらゆる機会に,あらゆる場所において学習することができ,その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。」と規定されております。
 文部科学省では,同法を踏まえ,現在,第3期教育振興基本計画に基づき,生涯にわたる一人一人の「可能性」と「チャンス」の最大化に向け,新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策の検討や,職業に必要な知識やスキルを生涯を通じて身に付けるための社会人の学び直しの推進など,人生100年時代を見据えた生涯学習の推進に取り組んでいます。
“Học, học nữa, học mãi.”「学んでは、更に学んで、常しえに学ぶ。」
ベトナムの著名の格言

 今後に、以下のような、碩学の含蓄のある傑作を研究していきます。

生涯学習・成人教育の学生や研究者に長年にわたり広く読み継がれてきたバイブルであり、国債的にも権威あるピータージャーヴィスによる主著。理論の見取り図とともに、実践で踏まえておくべき考え方や諸概念、すぐに活用できる方法論なども収録する。グローバリゼーションの教育への影響、学習プロセスの分析など時代に合わせて改訂されてきた最新版の待望の翻訳。

 上記の拙作『論語』は、副題の通り、成人教育と生涯学習を主題としつつ、経営哲学・経済哲学・社会哲学・教育哲学・倫理学等をも盛り込んで、哲学的な言行録として完成させます。

3 廣池千九郎先生

 さて、最近自分が知り、noteの方でもご紹介しました「廣池千九郎」先生の文献が揃いました。

 碩学であった先生の含蓄に富んだ研究・哲学・思想は、正に自分が探し求めたものであり、そして拙作『ホー・チ・ミン思想 愛国主義と徳治国家』の参考文献として、本当に相応しいものです!

 来年度から、本格的に研究して参ります。

4 結語

 様々な事が整いましたので、明日より、再び哲学ニュースを更新して参ります。

 そして、二カ月弱は、研究活動に注力して、拙作『社会善』の執筆活動を行い、11月末に、拙作の完成を目指します。

 そして今年度末に、再び拙作の小説『根性』の執筆を再開し、来年度初に完成できるように目指します。

 上記の拙作も完成・出版された後は、哲学の研究活動・執筆活動に一区切りを付けて、自分はベトナムに7年ぶりに帰国・帰郷し、そして祖国の故人となった祖先達・先哲達・戦友達・同志達を参詣しては報告し、日本に戻って来た後から、夢幻の自伝シリーズ・現実の自伝の著述に取り組みつつ、新しい哲学の研究活動やどのようにして増収するかを模索する活動に入ります。

 いつも拙ブログ・拙サイトをご覧になって下さっている方々に厚く御礼申し上げます。

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。