旅に恋してるひと

すぐに仕事を辞めて旅に出かけたくなるクセがある。 一年間の世界一周旅の記録とか、つぶや…

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すぐに仕事を辞めて旅に出かけたくなるクセがある。 一年間の世界一周旅の記録とか、つぶやきです。Instagram:https://www.instagram.com/lucy___369/

最近の記事

イスラエル 岩のドームで怒られる

イスラム教徒にとって最も重要な聖地のひとつ 岩のドーム そしてユダヤ教においても、今は壁だけになってしまったエルサレム神殿の跡地であるこの場所はもっとも重要な聖地。 私は旅先で滞在する時、必ず訪れた土地にある神社、仏閣、教会、モスク、そこに住む人達が祈りに集まる場所に行って 「おじゃましてます。 短い間ですがよろしくお願いします。」 と挨拶するようにしている。 これは、その土地の神さまへのリスペクトだけでなく「そこに住む人達の祈りの意識の集合体に溶け込みたい。」と

    • 格安航空券が割高航空券になっちゃった話

      旅をするなら誰でもお得に航空チケットを手に入れたいですよね。 私もいつも旅をする時はスカイスキャナー経由で格安チケットを買います。 で、Mytripと言う代理店。ここ経由のチケットが安かったので購入することにしました。 登録や必要事項の入力あと購入画面の最後の最後、カード決済画面でいきなり ネットワークエラー  のメッセージ えっ 決済完了の画面が出てこない。 確認の為にメールを見てみるとチケット購入完了の連絡メールも来てない。 決済できていないんだ と思って再度

      • ロンドンの日本人宿で営業停止騒動に遭遇した話

        今はたぶん存在しないであろう、テムズ川北側の鉄道DLR路線の駅にあった日本人宿。 元々行くつもりはなかったんだけど、旅の途中で知り合った男旅友達から「今ロンドンの日本人宿にいるのから来ない?」ってお誘いがあった。 世界中にある日本人宿。同じ日本人が営業しゲストも日本人ばかりで安心して宿泊できるからか、ある程度人気があるけど、比較的料金が高めだったり独特な雰囲気があったりして(主がいたりとかね)、私は治安の良くない場所やその国の現地情報を知りたい時以外ではあまり泊まらないよ

        • ギリシャ メテオラの町で出会ったお祭り

          奇岩群の上に点在して建つ修道院のビジュアルと、俗世と断絶すると言う厳格なギリシア正教修道士の歴史に感動して、どうしても訪れてみたかった世界遺産 メテオラ修道院群。 メテオラの麓にあるカランバカの宿に到着してからすぐ、オーナーに地図を見ながらメテオラまでの路や周辺のことを色々と親切に教えてもらい、明日の朝、隣村のカストラキでお祭りがあるよと聞いた。 祭りの詳細は私の英語力では半分以下の理解なんだけど、年に1度、ものすごい崖の上の洞窟内に収めてあるスカーフを取ってきて、代わり

        イスラエル 岩のドームで怒られる

          私が旅にでるわけ

          旅人にはそれぞれ旅に出る理由があると思う。 私にも旅に出たくなる理由がいくつかあり、そのひとつに「知らない世界を見てみたい」という欲求がある。 不思議な話になるのだけど、かなり昔まだ無名だった頃の「しいたけ占い」の しいたけ さんに占ってもらった時の話。 前世が見れるすごい評判の占い師がいると友人に教えてもらい、女友達3人で渋谷のホテルの最上階にあるカフェで会う予約をした。 当時はまだ個人への占をやっていて「しいたけ」とは名乗ってはいなかった彼へ事前に名前と生年月日を伝え

          私が旅にでるわけ

          スペイン サンティアゴ巡礼で走った日

          サンティアゴ巡礼後半の朝、イラゴ峠のクルス・デ・フェロを通り過ぎ1人で歩いていると、目の前で男女がケンカをしていた。言い争った後、女性は先に歩き出し、男性はその場で地面の砂を蹴ったり、杖をゴルフのスイングのように振り回して憂さ晴らしをしているようだった。 巡礼カップルが痴話喧嘩でもしているのかな と思っていると、いきなり隣を歩いていた中年の女性に「あの人危ないわよ」と男の人を指差して声をかけられた。 私が「大丈夫でしょ」と答えたら「大丈夫なんかじゃないわよ!私と一緒に歩きまし

          スペイン サンティアゴ巡礼で走った日

          スペイン 画面越しの闘牛観戦

          サンティアゴ巡礼の途中で滞在した街、サアグンはちょうど4日後に牛追い祭の日だった。 残念ながらお祭りは見れなかったけど、その日の夜バルに行くと闘牛のテレビ中継をやってた。 闘牛が始まる前はひとりひとりの闘牛士のプロフィールや戦歴などを詳しく紹介していて、なんだか競馬中継でのレースの開始前を見ている感じ。 そして画面越しながら、始めて見る闘牛に大興奮。 マタドールが牛とすれ違いざまカッコ良くポーズをキメたりして「ステキ!」 なんて見入っていだけど、ブスブスと槍で刺される牛が

          スペイン 画面越しの闘牛観戦

          汚れちまった悲しみに

          旅を長く続けていると、自分の心が旅擦れしていることに気がづく瞬間がある。 嘘をつかれるのは普通のことなんじゃないか(ウソをつくことへのハードルが低い)と思わされる国を経てヨーロッパに入り、駅の入り口で自分が乗る電車の時刻表を見ていると「どこに行くの?」と声をかけられ、答えると「◯番線だよ」と教えてもらったとき。 お礼を言いながら心の中で思わず「本当かよ!?」と反応した後、ホームに着いた電車を見て「本当だった。親切にしてもらったのに、なんで意味もなく疑っちゃったんだろう…」っ

          汚れちまった悲しみに

          グアテマラ アティトラン湖のカフェ

          世界一美しい湖と言われている湖 アティトラン湖。 グアテマラからのフェアトレードをしている知人から「アティトラン湖に行くなら、ここに行ってみて」と教えてもらい、サン マルコス ラ ラグーナ村で日本人オーナーが長年やっている「あじゃら」というカフェへ。 かわいいお店では、ゆっくりとした時間が流れ、美味しい日本食が食べれる。 オーナーのセイコさんが作った料理は愛がこもっていて幸せな味。 マヤナッツスムージーが美味しい! 長年この村で旅人達をもてなしている聖子さんは、とっ

          グアテマラ アティトラン湖のカフェ

          コロンビア メデジンのこと

          行き当たりばったりの旅が好きで、訪れる先がどんな街かよく調べずに現地で残念な目にあったり、思いがけない楽しいことがあったり。 メデジンもどんな街なのかよく調べないで来て、初日は住宅街にあるホステルの周りをうろうろ歩きまわって、静かでいい街だなって思っていたけど 活気のあるセントロに行ってみて、やっとメデジンの魅力がわかってきた。 メデジンはとっても陽気で親切な人達に、熱気があって刺激的で楽しい街。 だけど一歩大通りを外れるとまた別の世界。 近道をしようとグーグルマップの

          コロンビア メデジンのこと

          キューバ 土曜の夜はパーティー

          首都ハバナ 週末の夜。街灯が少なく薄暗い住宅街、ちょっと裏路に入った民家から大音量でキューバ音楽が流れてくる。 小さな家から、それぞれ流れる音楽に沢山の人達。何かと思って行って見ると皆んなで集まり各家で週末のダンスパーティー。 通りかかった家の玄関から突然、踊りながらノリノリで列を作って出てきて、また踊りながら家に入って行く人達。 音楽に合わせて路端で踊るお母さん。 皆んな最高に楽しんでる。 まるで映画のようなシーンに出くわして、私も大興奮。 未だに家にはシャワーがなかっ

          キューバ 土曜の夜はパーティー

          コスタ リカ 動物たちに囲まれてデレる

          コスタ リカは野生動物の宝庫と言うことで、マヌエルアントニオ国立公園に行ってみました。 ヤル気ゼロの体勢でおサルさんがお出迎え 人馴れしているから近寄っても逃げない。 野生の鹿も 木の上には初めて見る生ナマケモノ。 ママに抱っこされてコッチを見てる〜💖 かわいすぎ! ナマケモ興味なかったのに生で見たら思い切りハート撃ち抜かれちゃった。 公園内のビーチでは海水浴中の人達の荷物を狙って人懐っこいアライグマがガンガン近付いてくる。 そっ そんなかわいい顔したって、何も

          コスタ リカ 動物たちに囲まれてデレる

          ホンジュラス マヤ族の村へ

          ホンジュラス コパンルイナスの街から徒歩で行けるコパン遺跡。 遺跡見学を満喫した後、余韻にひたりながら遺跡の外にあるお土産売り場をのぞいていたら 遺跡事務所のおじさんに 「馬に乗らないか」 と声をかけられた。 乗馬なんてしたことはないけど、何となく面白そうなので乗ってみることに。 しばらく待つと、事務員さんはとは別のおじさんがやって来て、いざ出発。 初めて乗る馬にドキドキしながらも、ガイドのおじさんが手綱を持って先導してくれて安心して乗れた。 馬は舗装された道を離れ、林

          ホンジュラス マヤ族の村へ

          パナマ 国境越えの朝

          コスタリカからパナマへ バスに乗り陸路で。 一晩中バスに揺られて、早朝 パナマ国境に到着。 長時間のバス移動は慣れてるけど、早朝イミグレ入国審査は何度体験してもシンドイ。 入国審査の後、荷物検査の列に並びパスポートを渡すと、おじさんがパスポートと私を交互に指差して笑ってる。 もしかして。 と思って私もニコニコしたら いきなりハッピーバースデーの歌をスペイン語で歌ってくれた うれし過ぎる!! ここの通関検査はキビしめ、と言聞いていて、実際バックパックの中身を全部だ

          パナマ 国境越えの朝