スペイン 画面越しの闘牛観戦
サンティアゴ巡礼の途中で滞在した街、サアグンはちょうど4日後に牛追い祭の日だった。
残念ながらお祭りは見れなかったけど、その日の夜バルに行くと闘牛のテレビ中継をやってた。 闘牛が始まる前はひとりひとりの闘牛士のプロフィールや戦歴などを詳しく紹介していて、なんだか競馬中継でのレースの開始前を見ている感じ。
そして画面越しながら、始めて見る闘牛に大興奮。
マタドールが牛とすれ違いざまカッコ良くポーズをキメたりして「ステキ!」
なんて見入っていだけど、ブスブスと槍で刺される牛がだんだん血塗れになっていくのを見ていたら、何だか牛がとても可哀想になってきてしまい途中で見るのをやめてしまった。(刺し殺すまでが闘牛で、最後に殺された牛はすぐ解体され食肉にされるそう)
どうやら闘牛は私には趣味が合わないようです。
因みにサアグンはレオン地方、同じスペインでもカタルーニャ州などは残虐だと批判があり闘牛のテレビも放送されない地域があるそうで、同じ国内でもずいぶん文化の違いがあるんだと思ったのでした。
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