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海外での思い出いろいろ

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海外での思い出深い話をまとめています。
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#この経験に学べ

イギリス紳士とアジアの警官

イギリス紳士とアジアの警官

2003年7月のある日

遅めの梅雨が長引いてソウルは蒸し蒸しだ。

イギリスの田舎から来たジェフ君。28歳。将来は翻訳家になりたい。そんな夢を持っているクラスメート。

実家はオールドスタイルの屋敷だという彼は、いつも物静かで喋り方も抑揚無くボソボソっと話す。イギリス紳士っぽい(なんとなく)。彼の韓国語は新しい国の言葉のようだった。

ある日の休憩時間、彼と日本のCちゃんと私が外へ出て缶ジュース

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ソウル2003年*ありえない業者たち。コーヒー入れてくれないかと穴開けたまま。

ソウル2003年*ありえない業者たち。コーヒー入れてくれないかと穴開けたまま。

ソウル生活長い人には、何度か経験あるだろうと推測される業者あるある。(20年前の話だけど)

最初はインターネット回線業者。

ここんとこ何度も家に来て作業。なんで1回で繋がれへんのんと、最初は笑ってたがええ加減笑えないぞとなった頃の話だ。

「あさひちゃーん、この人たちさ遊びに来てるわけじゃないよね」

私がうるさいので、今日はあさひちゃんが早口韓国語で聞いてきてくれた。

必ず今日中に仕上げま

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ソウル2003年*クラスメートの結婚式と新婚プチ苦労

ソウル2003年*クラスメートの結婚式と新婚プチ苦労

クラスメートのCちゃんが、韓国人男性と結婚した。クラス全員に招待状を配り、メロンちゃんも一緒にどうぞと言ってくれる。

少し前に我が家でご飯会した際、彼氏も来てメロンとも顔見知りだけど、子供まで良いの?
クラスメート皆に招待状ってのも、ええ、そんな大勢呼んで良いの?

驚いたが、韓国では招待状はわりと出すだけ出して、出欠確認しないパターンも多いのだという。【今は変わっているかも知れません】

ソウ

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ソウル親子留学2002年①はちゃめちゃ始まり

ソウル親子留学2002年①はちゃめちゃ始まり

幼稚園児の娘を連れて、約10ヶ月ソウルへ語学留学したときの話です。そのころ日本の親戚や友達に非公開で(生存確認用に)書いてたブログをnote用に加筆修正しました。

ファッションもスイーツも化粧品も、まだまだ発展途上だった2002年頃の韓国ソウルで、行き当たりばったりの親子留学思い出。

いつの日か、娘や孫にも読んでもらえるように備忘録としてここに残します。

当時のソウルの様子なども出てきます。

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