【国語授業実践報告】東浩紀「弱いつながり」
■「弱いつながり」概要
哲学者でゲンロン創業者としても活躍する東浩紀。彼が震災後に記したエッセイ「弱いつながり」は、数研出版『論理国語』の最初の評論です。通常つながりとは強い方がいいもの、「弱いつながり」とは語義矛盾のようにすら感じます。しかし東は、家族や友人といった「強いつながり」だけでなく、「パーティーでたまたま知り合った」といったような「弱いつながり」が、人生に偶然性や出会いの機会を生み出すものとして重要なのだと説きます。
■授業時間数
短いテキストですし重要な部分も