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『過去最高を更新し続けるバンド、SUPER BEAVER』

配信ライブ、本気で最高でした。
昇格試験がなければ、私もここにいたんだなぁ、と思うと、たまらずポロッと泣きそうでしたが。

「ここに来ることを選択したあなたも、ここに来ないことを自ら決めたあなたも、自分の選択に自信を持っていい」みたいなことをぶーやんに言われた時に、
今回は“行かない”という選択をしたけれど、それでよかった、間違ってなかったんだと思えるようになりたいと思った。

今回の配信ライブはすごく得るものが多かったというか、心に残った言葉が多かったので、忘れる前にいくつか書きとめておこうと思います。
人間の記憶なんて曖昧なので、ぶーやんが言った言葉とか色々間違ってるかもしれませんし、言った箇所とかもめちゃくちゃかもしれませんが、そのへんはなにとぞご了承のほど。
あ、ツアータイトルにもなっているアルバム『東京』の全曲トレーラー置いときますね(*´꒳`*)ノ

配信ライブセットリスト

1.スペシャル

5分押しで始まったライブ。
ビーバーのライブに行くようになって、ジャニーズのコンサートと違いすぎる!とビックリしたのはオープニングが存在しないこと。
いや、自分達のライブを想像してみたら当たり前なんですが、普通に登場して楽器を背負って、みたいな。
特効どーん!映像ばーん!じゃないところに毎回カルチャーショックを受ける。
奈落から飛び上がってもこないし、上からリフターで降りてもこないけど、舞台袖から出てきた瞬間、感動で全身震えた。

一瞬「あれ?今日調子悪い?」って心配になったんですが、全然杞憂だった。
そりゃ1発目の曲からビシッとピッチ合わせられる人はいないよね。
『東京』のアルバムの中でも1番好きな曲がこのスペシャルなので、初っ端から聴けてよかった!

2.青い春

「いつだってはじまりは青い春」のお決まりの文句で始まる青い春。
「顔を見れば照れた恋や」のところのぶーやんが毎回可愛すぎて倒れそう
手のひらを頬に持っていきつつ小首をかしげる仕草と、照れたようなはにかんだ笑顔とか、ピンポイントでファン殺しにかかってると思う。

3.人間

冒頭のやなぎの「わんつー!」が可愛い。
この曲みたいに、メロが低音メインの曲って声が抜けないからボーカル的にはちょっとキツイなぁと思うけど、しっかり声出てるぶーやんはまじですごいと思う。
人間の矛盾、それを「嫌いになれないな」って歌うんだから、本当にこの人たちは優しいんだと思い知らされる。
サビ終わりの「人間!」を歌う上杉さんがめちゃくちゃ美しくて何故か泣きそうになった。

4.突破口

このへんからぶーやんがいつものフロントマン全開になってて安心。
ぶーやんの語り口ってほんと独特というか、まるでラップみたいにリズムに乗って話すんだなと改めて実感。
ノリを壊さないというか、語ることも曲の一部というか、全部含めてSUPER BEAVERの曲として構成されているような気がする。

ボーカル抜きで他のメンバーが歌うところで、予想以上に上杉さんと藤原さんの声が聴こえて、全身でもだえた
やなぎの声もいいけど、上杉さんの声もさっぱりしててすごい好きなんですよねぇ。
そして一生懸命、大きな口を開けて歌う藤原さんに癒される。

5.ふらり

この曲、ライブでやるとこんな可愛い曲だったの!?って驚いた。
ハネたリズムにのるぶーやんが可愛すぎて辛い。
そしてお互いを見やりながら歌のやりとりをするやなぎとぶーやんって尊すぎませんか?

てかこの2人の関係性ほんといい
親友とも戦友とも違う、もっと心の深くで繋がってる感じというか。
息の合わせ方が他の人とは違う気がする。
そして相変わらずいい歌詞書く柳沢さん。

1人で食べるより
誰かと食べるほうが美味しいこと
そういうのを大事にしたい
根拠の有無なんてどうだっていい

SUPER BEAVER『ふらり』

これとかもう真理だと思う。

6.VS

可愛いで魅せてきた後はカッコいいに全振りかよ
この曲だったか”ふらり”だったか忘れたんですが、やなぎがめずらしくセンターでギターソロやるんですよね。
もうそれがめちゃくちゃカッコいい
やなぎの弾き方好きだわー。
大体前傾姿勢のところとか、全身で楽しい!を体現してるところとか、口開けてるところとか。
可愛い顔してるのにエロい!!!

やなぎの表情ってすごい素直だし自然なんですよね。嘘がない。

エロいで言うと上杉さんも負けてないですけどね。
みんな派手な衣装着てるのに、1人だけ黒のスーツっぽい衣装で落ち着いた大人の雰囲気とか。
なんかもうこの人ズルくない?

7.美しい日

ライブだと最高の感動を運んでくる曲の筆頭、美しい日。

拍手から始まって拍手で終わる。
ライブでのこの一体感すごいですよね。
てかアカペラでよくここまで歌えるよホント。
あれだけマイク離して普通に聴こえるとか、ぶーやんの声量おかしすぎるでしょ。

私が前回行ったさいたまスーパーアリーナの公演でも、ぶーやんがマイク通さずに歌ってくれたんですが(たぶんこの曲じゃないけど)、あれだけ広い会場の端っこにいた私たちまで完全に届けてくるという。
あれは私と旦那の中で伝説になってます。

8.318


これベースラインがウォーキングだと思うんですけど、それをサラッと弾いちゃう上杉さん素敵。
こういうハネたリズムの曲、作るの結構好きですよね。
“赤を塗って”とか“irony”とかもそうだし。
ちょっとジャジーというか、スウィングっぽい?

これもライブだとめちゃくちゃ映えますね。
てかビーバーの曲ってウォーキング使ってる曲ちょこちょこあるけど、それはやなぎが好きなのか上杉さんが好きなのか気になる。

9.未来の話をしよう

この曲だったと思うんですけど、ぶーやんが話した言葉がめちゃくちゃ心にのこっていて。

「俺たちの、SUPER BEAVERの音楽は、あなたの未来を決定するためでも現実逃避に使うための音楽でもなくて、あなたが未来を生きるために、あなたが現実へと向き合うためのエネルギーを与える為の音楽だから。俺たちはそういう音楽をやってますんで!」

確かにSUPER BEAVERの音楽は、何か辛いことがあった時に聴いて、浸って、現実から目を背けたいがために聴いているわけじゃなくて。
辛くても前を向きたいから、転んでも立ち上がって歩きたいから、その為の力をもらうために、あと一押しが欲しくて聴くことが多いなって自分でも思ってるから、それをぶーやんに明言してもらって、とても腑に落ちたんですよね。

そしてそういうエネルギーをいつも全開でもらってるから、私も“あなた“にそれを返したいって。
ビーバーが現実に存在し続けるために、応援したいってそう思える。

「あなたが元気でいても、元気じゃなくても、とにかく生きて。生きてまた会えたら、未来の話をしよう」って、笑顔で力強く言ってくれたぶーやんは、リアルにいろんな人を救ったんじゃないかと思う。

10.愛しい人

これはもう何回もSUPER BEAVERを語る時に話していることなんですけども。
SUPER BEAVERっていうバンドは、自分達4人対何千人とか何万人とか、大勢に相対しているバンドではなくて
4対1、あくまで“あなた”1人に対して言葉を届けようとしてくれるバンドで、それをポリシーに、それを誇りにして音楽やってくれてるバンドなんです。

今回、それが全面に感じられたといいますか、ぶーやんが紡ぐ言葉のひとつひとつが「大丈夫、俺たちの“あなた”に対するスタンスは変わらないよ」って言ってくれているようで、本当にこう、心に響くものがあったんですよね。

例えば「俺たちは全身全霊で命かけてあなたの“楽しい“を守るから、あなたも、命かけて俺たちの“楽しい“を守ってくれますか!」とか。
「もしあなたが俺たちの音楽を、SUPER BEAVERというバンドを好きでいてくれてるとしたら、あなたは本気で俺たちに想われてます。その自覚を持ってください」とか。
「あなたの人生まで俺は背中に背負いたいと思ってる」とか。

めちゃくちゃ綺麗事なのに、綺麗事に聞こえないんだ、ぶーやんが言うと。
本当に人生背負って立ってくれるんじゃないかって思わせてくれるんだよ。

それが渋谷龍太の、SUPER BEAVERのすごいところだと私は本当に心から思ってる。

11.アイラブユー

「愛してる」を連呼するぶーやんが尊かった。
てか今回のぶーやんの衣装、ファーストテイクのアイラブユーで着てた衣装ですかね?
あれだけ真っ黄色の衣装を着こなせるのはぶーやんしかいないのではないだろうか。

12.名前を呼ぶよ

なにをどうしたらここまで感情込めて歌をうたえるようになるんだろうか。
ウチの旦那は「ビーバーはこの曲をバンドの代表曲にしたいと思ってるんじゃないかなぁ」って言ってたけど、確かに映画の主題歌だったし、一般受けも良さそうだからそれはアリだと思う。
コーラスしてるやなぎの「よ」の口がまじで可愛い。

13.東京流星群

この曲のフラッシュ、めちゃくちゃキレイでしたね。
フラッシュを浴びる上杉さんが美しすぎてもう。この人も神なのかな?
最初フラッシュだとわからなくて、旦那に「銀テ飛んでる!」って言って「バンドのライブで飛ぶわけないだろ」って冷たくあしらわれて嫁はかなしい。
“東京流星群“もライブで聴くと、また違った印象を受ける曲ですよね。
もう終わりなのかーって寂しくはなるけど、悲しくなるわけじゃない。
不思議な曲。

14.秘密

「束になってかかってくんなよ!お前がひとりでかかってこい!」
が聞けるとは思わなくて、私大歓喜。
ひとりのお客様じゃなくて、ひとりのあなた、として接してくれるビーバーが本当に好き。

束になって、じゃなくて、ひとりでかかってこい、っていうことは、盛り上がり方もそれぞれ、十人十色でいいよ、ってことだと私は思っていて。
例えば身体の弱い人は座って見てたっていいし、手を挙げるだけだっていいし。
ノリよく楽しみたい人はジャンプしても良くて、今は難しいけど歌いたい人は歌ったっていい。
それぞれの楽しみ方で、ビーバーと楽しいを共有出来れば何だっていい、って、すごく素敵だと思うんですよ

だから私は、あくまで“あなた“という個人と対峙し続けてくれるビーバーが大好きだし、だからこそついていこうって思える。
他人なんか気にしないで、誰かに合わせる必要もない。
そんなライブを続けて欲しいと思ってます。

この曲、そういえばめっちゃスピード早かったですね。
藤原さんがリズムキープ出来ないとも思えないので、あえて走ったんだろうけど、それってそれだけみんなが盛り上がってくれたってことですよね。
心のままに走ってくれたんだとしたら、こんなに嬉しいことはないなぁ。

15.東京

“東京“って、いい曲ですね。
「愛されていてほしい人がいる」って。
誰よりもなによりも、ビーバーが歌うから、きっと愛を感じるんだと思う。

16.ロマン

「頑張れ」ってすごくありふれた言葉なのに、どうしてこの人たちが言うとこんなに力強いんだろう。

幸せになってくれ
幸せになってくれ
ずっと願わせてくれ

SUPER BEAVER『ロマン』

もう感動しっぱなしだった。
でも泣きたいわけじゃなくて、苦しいわけでもなくて、ただなんか笑えてきた。
「頑張れ」なんてともすれば押し付けがましく聞こえる言葉なのに、スッと心に染み渡って。

それぞれに頑張って
それぞれに頑張って
それぞれに頑張って
また会おう

SUPER BEAVER『ロマン』

今の私には、この言葉は響きすぎた。
今回ずっと楽しみにしていたライブを諦めたことは、間違いじゃなかったと確信した。
だって、確かに今回は諦めてしまったけれど。
「頑張ったあとにまた会おう」と、ためらいもなく言ってくれる人たちを私は応援しているのだから。

「また会えばいい」、それだけの話なんだって思うことが出来た。

この曲をラストに持ってくるのは反則だよ、ぶーやん。

♡まとめ

その日、その日のライブが過去最高だったと。
胸張って言えるバンドってすごいと思う。
SUPER BEAVERでよかった!と、なんの迷いもなく言える人がいるバンドって最高だと思う。

「ありがとう」って、ライブ中に何回言った?
「SUPER BEAVER」って名前を、あなたたちはライブ中に何回言ったんだろう。

アマチュアバンドだって忘れそうな気持ちを、18年経っても忘れないあなたたちだから、私はあなたたちを好きでいることが誇らしい。

「頑張れ」って、何回も叫んでくれた想いを全力で受け取ったから。
それを全力で打ち返すために、私は絶対に昇格試験に受かります。
そして胸を張って、あなたたちに会いに行きます。

10月の横浜アリーナで、今度こそSUPER BEAVERに会うために。
明日からも勉強頑張ります!
ここまで読んでくれた“あなた“に感謝を。ありがとう!


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