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毛見河先生は天才科学者の霊に聞く 3話
3話理乃「毛見河先生」
工介「何でしょうか」「富士笠さん」
理科準備室に現れた理乃は、いつも通り授業の準備をしながら言葉を返す。
理乃「少し距離ありませんか?」
工介「そんなことありませんよ」
疑問を抱いていた理乃は尋ねてみるが、工介は否定する。
理乃「そう言いますけど」「なんで扉を開けた私を見て距離取ったんですか?」
工介「そ、それは…」
半眼で見てくる理乃に、工介はわずかに全身
毛見河先生は天才科学者の霊に聞く 2話
2話理乃「あの、先生」
工介「また来たのですか」「富士笠さん」
理科準備室へ訪れた理乃は、再び工介に面会した。
悩みを抱えた表情で話されると、翌日の授業準備をこなしながら返事する。そんな工介に理乃はすぐ目の前まで駆け寄って白衣を掴む。
理乃「先生もわかってるでしょ!?」「私に憑いてる霊が全部祓われたわけじゃないんですよ!?」
工介「そんな事ですか」
理乃「そ、そんな事って!?」
白衣を
自分の出発点と現在の自分に至るまで
多くの創作に向き合っている方々は「〇〇の作品に感銘を受けて、自分もこんな作品をつくりたい!」といったきっかけが多いと思います。
ですが、自分が創作を始めたきっかけはとても安直で他愛無いものでした。
それは自分がまだ理系の大学院に在学中のこと。
修士論文を作成中、添削のためにボス(担当教員)に自分の纏めた論文をついて怒られたのがきっかけです。
おそらくここまでの内容で創作に触れるきっか