サッカーファミリー…
2024年 7月19日(金)
【FCリブレ夏の合宿3日目最終日】
15日(月・祝)の景色…
〈気になる記事・後半…〉
《性的暴行容疑で逮捕》「容疑者3人全員を指導していた」佐野海舟の父親がかけてきた「内弁慶の長男への期待」
(記事全文…)
女性に性的暴行をしたとして、不同意性交容疑で逮捕されたサッカー日本代表・佐野海舟容疑者(23)。7月17日夜には、佐野容疑者が「間違いありません」と容疑を認めていることが報じられた。
「佐野容疑者と同じ不同意性交等の疑いで逮捕されたのは、山本泰己容疑者(24)と竹内迅人容疑者(23)。3人は岡山県津山市のジュニアサッカークラブ・FCヴィパルテのチームメイトでした。山本容疑者は『間違いありませんが、自分だけは同意があった』とし、竹内容疑者は『納得できない』と容疑を否認するような供述をしています」
スポーツ紙のサッカー担当記者は、「3人の容疑者は全員、佐野容疑者の父親から指導を受けていたはずです」と話す。
「佐野容疑者の父親・龍一さんはインターハイや国体にも出場した経験を持つ元スキー選手で、3人の容疑者が所属していたFCヴィパルテでサッカー指導もしていました。海舟さんの才能は本物で、ジュニアサッカークラブに所属していた時から傑出した存在だった。
龍一さんの過去のインタビューを見ると、兄の海舟さんには特に厳しく指導していたことがわかります。海舟さんの性格について『家ではふざけるけど、外に出ると全く違う内弁慶タイプ』と評していて、(弟で同じサッカー選手の)航大には『遊び心』とアドバイスしたのとは対照的に、海舟さんには『頑張れ』と言い続けたそうです」(サッカー担当記者)
父の会社で始めた「オンライン・サロン」
海舟・航大が兄弟ともにプロサッカー選手になると、龍一さんは2023年、そのマネジメント会社を地元・岡山に設立。会社のホームページで兄弟それぞれがオンライン・サロンを紹介し、有料ブログで日常や思いを発信するようになった。
「“内弁慶”の海舟さんは『自分の思いを発信するのは苦手なんですが』としながらも、動画やブログで好きなSixTONESの魅力などを語っていました。ただもしかしたら、長男の役割を果たし続けることに鬱屈する思いがあったのかもしれません」(同前)
父の期待に反し、東京で許されない過ちを犯してしまった佐野容疑者。21日を予定していたドイツ・マインツへの合流は叶わなそうだ。
👉サッカーの世界では…
ただ「才能」だけあれば自動的に上に行けるような世界ではありません…。
それを特にサッカー少年・少女たちの父兄である親御さんたちが知り、自覚し、分かっている必要があるとわたしは考えます…。
サッカーを目指す子どもたちも…
そしてその親御さんたちはもちろん…
そのサッカー界がどのような世界であるかということをほとんど知りません…。
そのサッカー界にずっと身を置いていた元Jリーガーとかの親であったりその子どもでない限り…。
そのような親を持つ子どもであれば…
そのサッカー人生の始まりから終わりまでを一通り経験しているので、その都度都度に起こり得る課題や問題にそれぞれ対処出来る知恵を持っています…。
でもほとんどのサッカー少年・少女たちのその環境というのは、それとは無縁な環境に等しく、それぞれが見よう見まねで試行錯誤しながらの毎日なのではないでしょうか…。
そこに…
誰か知っている人のちょっとしたアドバイスなりヒントがあれば…。
でも…
結局のところは…
そんなアドバイザーが居たとしても…
その肝心要の本人たちにその“意思”や“意識”が無ければ、右から左の繰り返しです…。
それでも…
そんな知識や知恵を与えられた人間は、それを聞く者には伝える責任があると思いますし、そのために与えられたモノでもあると思うので、機会があればいくらでも話しはするのですが…。
いずれにしても…
放っておいても上に行く子は行くし…
いくら手を差し伸べても行けない子は行けない…。
その違いは何処にあるかと言うと…
一言で言うと「自分で考える力」があるかないかだとわたしは思っています…。
その「考える力」…
即ち「問題解決能力」…
その能力を持てるか持てないか…。
その能力を親元から巣立つ前の中学卒業までに身に着けることが出来るかどうか…。
そこが重要な鍵となって来ます…
そしてそれは…
その中学卒業までに…
アレコレ大人たちから言われた事だけをやっているようでは身に着くことはありません…。
そして如何せん…
言われた事を一生懸命に努力して頑張ってやっていても、それは一向にその子の身にも成長の糧にも蓄積されません…。
自分で考えて自分で判断して自分で工夫してチャレンジし、失敗し、そしてそこから学んだことだけが、自分の中に積み重ねられて行きます…。
ですから…
その時期その頃の彼らに最も大事なのは…
その「考える材料」や「そのヒント」は与えたとしても、その「答え」を与えるような愚策はせずに、その彼らが自分で自発的にそれに取り組むような環境をつくり与えてあげることです…。
そのような取り組みの一環として…
今、たまに神河町でしている「農業体験」であったり「自然体験」なんかも、その自分で考える扇子を身に着ける上では非常に有効な手段であるとわたしは思います…。
そんなところの様子を観るだけでも…
その子がどれだけそのセンス、能力、問題解決能力を持っているかが分かります…
サッカー選手にとってこの「問題解決能力」がどれだけ大切かは、我が日本代表キャプテンである遠藤航選手の著書などを読めば良く分かると思います…。
興味のある子は、そして意識のある大人は、一度その本を読んでみてください…。
彼がどうしてあのレベルに到達出来たのか…。
その理由が分かるのではないでしょうか…
最後にこの記事のこの23歳の彼の話題に戻りますが、彼ももう立派な23歳の大人…。
今となってはもうそこの責任問題として、過去の環境や親の責任など関係ありませんが、それでもやはり、そこに何らかの抑圧的な関係や環境があったとしたら、その後の彼らに少なくとも何らかの影響が出て来る事も考えられます…。
できることなら…
やはり若いうち、少なくとも中学卒業するまでの親元に居る間は、その彼らひとりひとりの個性や特徴を発揮できるような「伸び伸びとした環境」を与えてあげられることを願います…。
無理に上を目指させることはありません…。
それを期待するのは酷です…。
あくまでもそれを目指すのは子どもたち本人であり、その中でその気持ちの強い子が、自然と自分の「気持ちの強さ」とその「問題解決能力」を身に着けながら、その競争の中を自分の力で生き残って行きます…。
そういう意味では…
指導者たる者の“忍耐力”というのは計り知れませんが、そもそもその指導者による「プロにならなければ」とか「勝たなければ」とかいう思いや意識自体が、その子どもたちの育成に大きな障害となっているのかもしれません…。
そこに…
もっと違った「目的」に「意識」に「動機」があれば…
そこは…
地域の小さなクラブの指導者であろうが…
Jリーグクラブであろうが…
また地域のサッカー協会であろうが…
その本家である日本サッカー協会であろうが同じ事…。
そのすべてのサッカー界の…
そのすべてのサッカーファミリーが…
本当に『すべての人々に対してリスペクトをもって接することが出来る』ようになれば、それは物凄い社会貢献になること間違いありません…。
それがサッカー界に出来る大きな社会貢献…。
そして23歳の彼を切り捨て見捨てるのではなく、サッカーファミリーでその後の人生を支えて応援してあげられるようなサッカー界であって欲しいです…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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