採用担当に求められるスキル

こんにちは。
今さら二番煎じな記事で、大手企業で採用を担ってた方々に比べると、大した内容ではないかもしれませんが、中小企業で採用を担っていた自分が感じたことをつらつらとまとめました。



1.数字に強くなる

採用は人を相手にする仕事ですが、とはいえ数字は避けられないと思います。
エントリーからの内定率だけでなく、例えば専攻や地域別で内定に何か傾向があるのか分析してみたり、採用単価を割り出してみたり…
説明会のプレゼンテーションがうまい。ってのも必要な部分ですが、こういった数字って社内向けのPRにもなりますし、資料として残すことで、戦略を考える要素にもなると思うんですよね。
こうしたデータをきちんと解るようにまとめておくってのも一つのスキルだったりすると思います。「まとめたその人にしかわからない」ではその人が業務を離れた際にそこで更新が止まってしまいますから…。

2.ルールに強くなる

これは中小ならではなのかもしれませんし、大手の担当者でも求められる要素かもしれません。
会社で働く上でのルールとして1番の代表格は会社ごとに定めている就業規則でしょうか。
自分が働く会社の規則を知らないでも採用担当としてやってはいけるでしょうが、年間休日や育休の制度、社内独自の規則など、応募者から質問されるでしょうし、求人票に書く必要もあるでしょう。
知ってる人に聞けば済むではなく、担当者が内容を理解して、それを齟齬なく伝える。入社した時に、「聴いてた話と違う!」ってならないように心掛けたいですね。
よくある話として、年間休日なんかは相手と受け止め方が違うことが多いです。
有給休暇の取得義務化もあり、年間休日にこの取得義務の5日分を合計したりしなかったり。
なんてことを聞いたこともあります。
候補者に対して誠実でありたいですね。


3.システムに強くなる

これは時代の変化というか、なんというか。
Covid19の件もあり、オンライン化が一気に進み、デジタルトランスフォーメーション(DX)も進んでます。
メタバース合同説明会なるものも巷では開催されたとのこと。
こうした変化に適応することもそうですし、自社のホームページの採用情報を更新するためにCSSやHTMLを勉強する必要もあると思います。
ナビサイトだけでなく、スカウトや縁故採用にもさまざまなサービスがあり、利用するシステムの使い方、特徴を掴みながら日常業務を進めるのはなかなか大変だと思います。

とつらつらと書きましたが、中小だから採用に関連していろいろな仕事を覚えることもできますし、まずは目下の採用目標を達成すべく一つに専念することもできます。
人員をかけられれば、採用手法ごとの分担も可能ですが、バックオフィスに人員が裂けない企業も多いと思います。得手不得手を生かしながら、採用戦線を乗り切ってほしいなと思う今日この頃です。

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