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本の紹介と自分の考え:会話術編Part2

1. はじめに

こんにちはこんばんわ.

 今回は聞いていきます.会話術編の最終章ですね.前回,会話で大切なのは聞くことであることがわかりましたね.ではどういった聞き方がいいのか,聞くことの何がいいのか,またその他に関する本について今日は紹介していこうと思います.
はじめに最もおすすめする本を紹介します.私が最もおすすめする本はLISTENです.この本はかなり量が多いものになるので読むのがなかなか厳しいところではありますが,その分とても興味深いものばかりになっているのでぜひ読んでみてください.

2.雑談力が上がる話し方:齋藤 孝

 初めに紹介するこの本は雑談力について記された本です.初対面の人などに何を話せばいいのかわからない人雑談は無駄だと思っている人にぜひ読んでもらいたいです.まず雑談力と言われて何が思いつきますか?知らない人に自ら話しかけに行く力でしょうか?私はそう思ってました.しかし,著者は以下のように述べています.

雑談力がある人とは,そんな雑草力がある人

本書より

 これは雑談力を雑草に例えています.雑草といえば皆さんどんなイメージがありますか?「どこでも生えてきて邪魔!」とかですかね?
 ただそれは間違いではありません.雑草の強みはアスファルトのような何も生えないところにも生成できることです.つまり雑談力とは話が全く生まれないような状況下であっても,雑談により会話を盛り上げることができる力であると私は解釈しました.また,会話の9割は雑談で構成されており,雑談無しで必要な情報だけを聞くことはできませんし,その後の展望はありません.
 私も最近,新しい人達と出会うことは素晴らしいことで,その人たちと仲良くなるのには雑談が必要であると感じています.その他にも雑談の素晴らしい点や会話の広げ方初め方などいろいろ紹介されているのでぜひ読んでみてください!

3.LISTEN:Kate Murphy

 最後を飾るのこの本は聞くことの価値について説明されているものです.今まで紹介してきた本では聞くことが大切なのは示されえているのですが,なぜそこまで大切と言われているかの説明が少なかったと思われます.しかしこの本は作者自身がジャーナリストの仕事を通して聞くことに関する研究を行っている人やCEOなど事業に成功している洞察力のある人などから得られた結果やデータが紹介されています.作者は聞くことについて以下のように述べています.

ふたりで議論を重ねるとひとりではできない発見ができる

本書より

 ライト兄弟など歴史的偉人を例に上げると彼らは話をし,それを聞くことでたくさんの発見をしてきました.自分が話すだけでは自分の考えや発見を伝えるだけです.しかし聞くことを大切にすれば他の人が発見を自分に話してくれます.これだけで聞くことを意識すると一人のときよりも多い発見が得られることがわかると思います.
 しかし人の集中力は長く続きません.これは仕方のないことだと思います.そのときに大切なことなども述べられているのでぜひ読んで見てください.人の話を聞かないことはもったいないことということが理解できると思います.SNSに関する作者の考えは必読物です!

4.まとめ

 本を読んでみて最終的に会話に関してはどうすればいいのか自分の考えを述べていこうと思います.まず会話において最も重要なのは聞き方だと思います.
 今まで私は相手が話しているときに「どういう反応をすればいいか,どういった話をしようか」と考えていましたがここで大切なのは相手の話していることをイメージしながら聞き,相手が話し終わった後に気になったことを「詳しく話して」と話を広げていくのがよい方法なのではないかと思います.しかし実際聞きたいことが思いつかないときもありますよね?そういったときは少しでいいので沈黙をつくって,そのときに「聞くことはあるかそれとも別の話に移ろうか」と考えればいいと思います.(LISTENより)
 ここまでは聞く姿勢の話でしたが,そもそもまずは初対面の人と話し方がわからない人が多いですよね⁉そういった方のために今日紹介した本が方法を示してくれています.(雑談力の上がる話し方)
 このように会話術編の前半パートは会話の大切さ,後半パートでは実際に話すには(聞くには)どうすればいいのかについて述べている本を紹介しました.自分の行きたい道を選ぶためにこれからも読書を続けていこうと思います.

紹介した本


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