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小説、SSなど

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思いつきで書いたSS置き場です。
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#ジェノス

ジェノスの生理 3

ジェノスの生理 3

「まず、ジェノス」
「はい」
「俺たちに子供は必要か?」
「はい…え?」
「2人ともヒーロー、構ってやれる時間もないかもしれない。母乳だって2人とも出ないだろ?」
「……」
「ミルクの作り方知ってるのか?」
「知りません」

「わかった?子育ては2人でやるもんだ。1人で暴走したってうまくいかないぞ」
「先生、俺が軽率に行動したばかりに」
ジェノスは俯いた。

かくしてジェノスの無謀とも言える計画は

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ジェノスの生理 2

ジェノスの生理 2

「ちょっと待て、卵子の中にジェノスのDNAがあるなら2人の子じゃなくてジェノスのクローンじゃないか」
「では、先生のDNAを採取させてください!どうすればいいのですか?」
「待て待て待て、俺の気持ちを無視して話を進めるな」
ジェノスは素早くネットで調べたようだ。
「先生の精液をください。早く下半身裸になって」
どうする気だ?
「ど、どうすんだよ」
「俺が口でしますから。舌の中に少量保管できます」

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ジェノスの生理

ジェノスの生理

一通りの生理用品と痛み止めを買ってきたジェノスを目の前に正座させた。

「まず、生理が来るってどう考えてもおかしいだろ?」
「何もおかしくはありません」
「どういうことだ?男で身体が機械なのに…」
「クセーノ博士がシステムを作ってくださったのです」
「??!!!なんて?」
ジェノスは少し顔を赤らめながら言った。
「先生と俺が結婚を前提に付き合っていると知って、クセーノ博士が人工の卵子を開発してくれ

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ジェノスの初潮

ジェノスの初潮

普段のようにマンガを読んでるとジェノスのパンツに赤いシミが見えた。
「ジェノス、変なとこ怪我したな…って怪我?」
「えっ?どこに?血ですか?」

「そのズボンの股間のとこ…」

ジェノスはその部分をつまんで持つとまじまじと眺めた。
「きたか、初潮が」

その言葉にサイタマは目を向いた!
「初潮?生理?」
「そうです、先生。生理用品を買ってきます」

「待てっ、おま…男でサイボーグだろうが」

大慌

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一撃短歌 その一

一撃短歌 その一

うどん食う お前の向かいに座りつつ
「うどん先生」と心で命名

「先生の 初恋の人 誰ですか?」
目の前にいる お前のことだよ

君だけは 幸せになって欲しかった
1人の俺を 見つけてくれた

目の前の あずきドリンク 何本も
恐縮してる お前が好きだ

ジェノスの妊娠

ジェノスの妊娠

「ただいまー」
ドアを開けた俺は目を丸くした。
「おかえりなさい」
迎え出たジェノスの腹が異常なほど大きかったからだ。
「誰の子だ?」と聞いてもそりゃ俺の子以外考えられない。
「お、おまっ、その腹は…」
「クセーノ博士に擬似妊娠装置をつけてもらいました」
「な、中身は?」
「胎児に模した人形が入っています」

サイタマは胸を撫で下ろした。男同士で赤ん坊が出来るなど予想外だ。

「そ、その…マタニテ

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ワンパンマンについて

ワンパンマンについて

最初はある方から勧められたのだ。
特に深く考えもせずコミックスを読み始めた。

いきなり、サイタマの強さとジェノスのカッコよさに頭から突っ込んでしまった。自動車損害賠償責任保険。

ジェノスの真面目で強い、は私の弱点なんである。
サイタマのように世捨て人めいた生活、目を見張るほどの強さも大好き。

復讐というテーマも大好き。
人間性の物語もこれでもかと思うほど好き。

好きなとこしかなかった。

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ジェノスの枕になった話

ジェノスの枕になった話

1 とある鬼サイファンの女子の場合

唐突だがいつの間にか私はジェノスの枕になってた!夢かもしれない!
憧れの鬼サイ様の枕になれるなんて!

だってだって、寝言も聞けちゃう、匂いも嗅げちゃう、髪も撫で放題よ。

早く夜にならないかな!

2 サイタマ先生の場合

ご都合怪人の影響でジェノスの枕に閉じ込められちまった!
構わず敷けとは伝えたが、あいつのつむじどんな匂いなんだ?
お、妄想したら

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おねショタジェノサイ

おねショタジェノサイ

「先生!さっきの怪人オネショタシガラキの怪光線2人とも浴びましたよね!」
「ああ、不覚だったな」
サイタマとジェノスは怪人おねショタシガラキの毒光線をもろに浴びてしまったのだ!
本部に電話するジェノス。
「なに!片方を女に、片方を子供にするだと!?」
話つつジェノスは自分の身長が低くなっていることに気づいた。ということは…。
「ジェノス…俺…」
「サイタマ先生!」
サイタマ先生はグラマラスな女に変

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ジェノスとサイタマ

ジェノスとサイタマ

「ジェノス〜、お前俺のどの辺がよくて同居してんの?」
「はい!まず先生はお強いです、パワーも、メンタルも」
「ふーん、メンタル強いかな?」
それから?
「先生は愛らしいです」
「25のハゲに言うことか?」
「俺には可愛くて堪えられません(何が?)」
ほかには?
「俺の手料理を美味そうに食べてくれます」
うめーもんなジェノスの料理。
「他には…とか…とか…など」
いくらでも出てくるんだな。
「だから

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感度4

感度4

「脇はどうだ?もともとくすぐったいとこだぞ」
「俺はそう言うことはありません」

サイタマがいきなりジェノスの脇に手を突っ込んだ。途端にジェノスは脇をすくませる。

「感じたのか?」
「まったく感じません」
「脇締めたじゃん」
「条件反射です」

じゃあ、いっそ両腕を上げさせてくすぐってみるか。

「両腕上げてみて」
「はい」

無防備になったジェノスの脇にサイタマがいきなりキスをした。

「あっ

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引っ付く先生

引っ付く先生

先生が俺に引っ付いてくる。
怪人にやられたんだそうだ。数日は離れられないらしい。

「俺だって好きで引っ付いてるわけじゃ…まぁ好きだけどな」

夜もどうせならと抱き合って寝た。先生は汗をダラダラ流している。
「冷却しましょうか?」
「いや、自然な状態でないとダメらしいんだ」
「勃ってるじゃないですか」
「そりゃお前、これだけ密着が続けば」
離れられないので返って交わることもできない。
俺までムラム

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言葉

言葉

「ジェノス、好きって言ってみて」
「はい。好き、これでいいですか?」
「うん、よく出来た。じゃあ今度は誰が好き?」
「えっ」
「ジェノスの好きな人」
「少しお待ちください」

10分後。

「どうしよう、誰が好きと言われても先生しか思い浮かびません…」
「俺か、上出来だな」
「えっ、なんですか先生!どういうことですか?!」
「なんでもないよ、気にするな」

特に意味もなく終わり

感度3

「じゃあ今度は太もも!」
「えっ」
「崩れないように俺の肩につかまってろよ」

ジェノスは目を瞑るとサイタマの肩に両手をかけしっかりと掴んだ。

「触るぞ」
「どうぞ」声が震えている。

まず人差し指で軽く突いた。
「あっ」
声は上がったがそれだけだ。

「大丈夫そうだな」
「先生、待ってください。そこを刺激されると勃ってしまいます」
「んー、そうか。まぁ股間に近いしそうなるかもな」
「自制が効か

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