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ジェノスの生理

一通りの生理用品と痛み止めを買ってきたジェノスを目の前に正座させた。

「まず、生理が来るってどう考えてもおかしいだろ?」
「何もおかしくはありません」
「どういうことだ?男で身体が機械なのに…」
「クセーノ博士がシステムを作ってくださったのです」
「??!!!なんて?」
ジェノスは少し顔を赤らめながら言った。
「先生と俺が結婚を前提に付き合っていると知って、クセーノ博士が人工の卵子を開発してくれました。俺の脳細胞からDNAを採取したと言ってました」
「どういうことだ?つまり」
「先生との間に子孫を残せるようにしてくださったのです!」
サイタマは絶句した。
そんなことまであのじーさんできるのか。

「それで生理が来たんです。目立たないような人工子宮もあります」

サイタマは口をパクパクさせている。
「先生、落ち着いてください」

これが落ち着いていられるか!

続く

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