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take_kuroki
引っ付く先生
先生が俺に引っ付いてくる。
怪人にやられたんだそうだ。数日は離れられないらしい。
「俺だって好きで引っ付いてるわけじゃ…まぁ好きだけどな」
夜もどうせならと抱き合って寝た。先生は汗をダラダラ流している。
「冷却しましょうか?」
「いや、自然な状態でないとダメらしいんだ」
「勃ってるじゃないですか」
「そりゃお前、これだけ密着が続けば」
離れられないので返って交わることもできない。
俺までムラムラしかけていたら先生は眠っていた。
問題は買い物だ。
仕方ないので先生を引きずるようにして歩く。
注目の的だ。
「このままじゃ俺、ジェノスの一部になっちまう」
「先生には独立していてもらわないと困ります」
困難な状態はあと少し続きそうだ。
終わり
お金が欲しいです。