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或いは人間が到達し得た未来。-Jonah-



あらすじ

"Zanzibar quickly abandons its traditional fishing trade and is transformed from a serene port into a glowing, tacky, tourist trap. As an old man Jonah is ashamed of what his town has become and decides to hunt down the legendary fish and kill it. 出典 Jonah


観光は

いわば哲学から生じた諸科学の恩恵や資本主義に裏付けられた存在。

西洋的進歩史観の果てに、人間がたどり着いた一つの選択。


この動画は、「観光の負の側面」に徹底的に集中している作品。


よく私の記事を読んでいる人は、

私が観光学というものを専攻していると・・・いやそんな些末なこと覚えていないか・・・。

まあ何にせよ、上の動画は

「学問」というものに求められるものは、それを「良いもの」「役立つもの」「正の側面のみを持つもの」と捉えない態度だ

ということを再認識させられるもの。

私の場合

観光学を勉強しているものの、有り体に言えば私の興味は、観光学の負の側面に傾倒している。もちろん正の側面も分ってはいるけれども。(要は多角的に物事を捉えろってこと)


この動画の場合、人間の進歩、我執、発展というものの負の側面すらも表象しているようにも受け取ることが出来るが。


是非この動画を見て、「人間が己の欲望を充足させる」という行動に、どのような蓋然性が含まれているのかを考えてみて欲しい。


これは「或いは人間が到達し得た未来」

もしくは、これから「人間が到達し得る果てにある後悔」。





今日も大学生は惟っている。




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