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小話。音楽と労働と家。
これは退職前ではあるが、仕事とは関係ない小話である。
私は働きながら、本番前に地元の恩師の元へレッスンに行ったり、発表会に出たり本番に挑戦していた。
月1はほぼ当たり前で、酷い時は月に続いて本番があったが、世渡りも演奏も優秀な友人がいたので伴奏をさせて貰う事が多かった。今だって本当に助かっている。
合唱の定演で半分と言えど本2冊は弾いたし、何で出来ていたのか今では分からない。気合い。
働い
移り変わるマリンブルー
体調の話の前にいくつか。
そんな初心者丸出しの私も3ヶ月立てば何か変わると思ったが、実質あんまり変わりなかった。新郎の下の名前を呼ぶのにもう少しかかったし、自分の下の名前を呼ばれ慣れるのにも随分時間がかかったからだった。多分電話とか何回途中で切ってしまったか分からない。
更にどうでも良いが、ベタに観覧車でした初チューはBGMの打ち上げ花火が終わった丁度、てっぺんまで登ったゴンドラだった。
恥
バレンタインと心理戦
その日はガチガチに緊張していた。いや、仕事はしている。ほんとマジで仕事はしていた。
私達の話す時間は、1時間弱、短ければ30分もない。1日、記録を打つそんだけの時間しかない。
そして、悩みに悩んだ結果、
渡したいが直接渡す勇気がなくて、でも渡したい私が選んだ方法とは
「作ってみたんですけど、あげる予定の子が今日休みで。味見してみてくれませんか?」だった。
ああ、いいよと新郎は穏やかに言う