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揺れ動く世界でどうしようもなさを抱えて。
数日前、立て続けに大きな地震が起こった。
と言っても、わたしの住むところから震源は遠く、揺れを感じることもなかったので、ネット上でその事実を知ったに過ぎないのだけど。
それでも、心はざわついていた。
なにせ、わたしの住む家は海のすぐそばにあり、近くで大地震でも起これば何かしら影響を受けるのは免れないと思っている。
今回に限らず、以前から海が好きでよく全国各地の海沿いのまちに足を運んでいたことも
息を吐くように表現をする
わたしは人生を通して「表現」をしていく人間なのだろうな、と感じている。
表現。自らの内側から溢れるものを形にすること。
わたしにとってそれは、写真を撮ったり、言葉を綴ったり、ときには絵を描いたり、歌を歌ったりということだ。
上手だからやるのではない。他人に認められたいからでもないし、もちろんお金を稼ぐためでもない。
わたしにとって表現することは、息を吸ったら吐くのと同じこと。
吸ったまま息
この世界は思ったより難解で、意味がわからなくて、美しい。
この世の正体を、仕組みを知れば、もっとらくに楽しく生きられると思った。
でも知れば知るほど難しくて、わからなくて、
深く潜れば潜るほど、暗く重くなる海の中みたいで。
どれだけ人と分かりあおうと努力しても、すればするほど、分かり合えなさに絶望する。
自分の弱さを突きつけられ、消えたくなる。
どれだけわたしたち人間が祈ろうと、自然はときに姿を変えて人を襲う。今まで丁寧に重ねてきたものを、いともあ
写真展『遠い青』を終えて
せとうち暮らし写真展『遠い青』。先日、無事終了しました。
遠くからわざわざ会いに来てくださった方、たまたま見かけて立ち寄ってくださった方、何年か越しに再会できた方。この展示をきっかけにたくさんの新しい出会いや再会を果たせて、胸がいっぱいです。
1ヶ月以上にわたる写真展を経て感じたことを、ここに綴り残しておきたいと思います。
写真展の空間づくり
会場は、広島県尾道市にある、ONOMICHI
2023年の終わりに|「手放してもいい」とゆるすこと
2023年はある意味、たくさんの絶望を知った一年だったように思う。
それは、わたし自身に対してだったり、生き方においてだったり、人間関係においてであったり、さまざまだったけれど、ひとつ、それらを経て学んだことがあるとしたら
「手放してもいい」とゆるすこと
そんな言葉にまとめると思う。
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___「うたうみ」やめたら?
いつだったか、働き方に悩んでいたとき。
ある人にそう言われ、安堵から涙