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ogre you assholeを音源でしか聴いたことがなかった人がライブに行って驚いた話
2007:advantage , flag私がogre you assholeの存在に気づいたのは、2007年頃のことである。
通っていた高校の後ろの席に座っていたクラスメイトに「YouTubeって知ってる?」と聞かれたのもこの頃だったと思う。
YouTubeを使い始める前までは、ロック雑誌のインタビュー記事や、巻末に載っているディスクレビューを読んで気になるものを地元のレンタルビデオ店で探
20231216 ogre you asshole @恵比寿liquid room
2年ぶりくらいかと思ったら5年ぶりくらいかもしれないogre のlive。
夕方に家を出て18:00過ぎに恵比寿駅に到着。これと言って寄るところもなく、会場のliquid roomに直行。
大半の人が電子チケットでスマートに入場する中、ポケットから折り曲げた紙チケットを取り出し、ドリンク代の100円玉をおっことす。
鈍臭い感じではあったが、無事入場ゲートを潜り抜け、早々にドリンクチケットと交
Tokyo Art Book Fairに行ってきた
勤労感謝の日
午前中、猫とのんびり過ごす。このままのんびりしつづけてもいいか、と思いつつ、昼過ぎ家を出る。tokyo art book fair をやってる東京都現代美術館にいくのだ。
晴れてるけど夜寒いし、駅まで車で行く。駐車場の空きが見つからない。駅からちょっと離れた花屋敷みたいなところの真ん前が駐車場になってる。2つだけ空いてて、狭いところに気をつけて停める。
御徒町駅で大江戸線に乗り
閉幕間近の大竹伸朗展を見に行った。
大竹伸朗展を見に、国立近代美術館に行った。
「うわ。」
「やば。」
「なんで?」
の繰り返し。
執拗なまでのコラージュとスクラップブック。
自分なら、つくってる途中に虚無に陥りそう。
大竹伸朗の世界観にあう個性的な格好の人もいつつ、小さい子供連れもちらほらいた。
みんなスマホ片手に自由に撮ってた。
20〜30代くらいの女の人が大きめの額縁に収められたコラージュの一部分を異様に接写してい
2022.12.23 客入りのまばらな新宿末廣亭で年の瀬を過ごした。
朝ごはん食べ終わって天気予報見ながらストーブにあたってたら、台所の方で「カタンカタンカタン、カタンカタン」と、音がする。
みると、ウィンナー焼いた後のフライパンを猫が舐めている。
明日にかけて大雪の予報。雪の噺、してくれるかなあ。雪とん、鰍沢、とか。
今日は、新宿末廣亭で12月下席昼の部主任を勤める入船亭扇辰のはなしを聴きに行く予定。
9時過ぎに家を出る。
11時ごろ新宿に着く。珈琲貴族エジン
2022.12.11 number girl 無常の日 をぴあアリーナで見た
馬鹿デカい会場にびっしり。
4階席まで全部埋まって尚且つ立ち見あり。
白っぽいもやが湧き立ち上がっている。下の方から。
僭越ながら、全体的な感想を述べさせてもらうと、全員バキバキ。心配無用。行ってよかった。
NUM AMI DABUTZ、U-REI。ここが私のハイライトである。
ダブっぽい音色のドラムに中尾のベースと田渕ギターの即興の絡み。
向井がエフェクターをつけたり消したり、謎のゴム人形を
2020.3.1 number girl無観客ライブをYouTubeで見た
中尾健太郎のベースが響く。
向井「異常空間ゼェッ!」
おもちゃのピストル放つ。
ステージでタバコ。4本くらい一気に吸う。
落語?とか映画?のセリフ。独り言のように。
メンバー全員無反応。
時折苦しげに声を絞り出しながらも止まることはしない。確実に歳を重ねた横顔に哀愁を感じる。
淡々と進めながらも田渕ひさ子のギターが感情に訴えかけてくる。
omoide in my head で、マスクにニ
2019.11.21 ザ・きょんスズ30の思い出(その3)
11月も折り返しを過ぎたある晩、私はまたもや下北沢にいた。
闇夜に照らされたザ・スズナリの文字の下に立った私は、もはや何の迷いもなく階段を上がっていく。
もぎりにチケットを提示し入口をくぐる。またイラストが増えている。壁にずらりと並べられた白紙のうち3分の2が埋まっている。
会場へ。今回は、後方右寄り、入り口入ってすぐの席である。
開演時間間際まで、狭い会場にめいっぱい、隙間という隙間に当日券
2019.11.10 ザ・きょんスズ30の思い出(その2)
清々しい秋晴れの日。曽祖母の形見の軽めのコートを羽織って出かける。
電車を乗り継ぎ、下北沢のザ・スズナリに到着すると、休日の昼間ということもあり、前回とはまた違った雰囲気である。
本日は、公演全体としては9日目、個人的には2回目のきょんスズ30であり、あらかじめ死神が口演されることが予告されている。
例の通り階段を上り、チケットを提示する。入り口をくぐると、イラストが描かれた色紙が増えている。
2019.11.1 ザ・きょんスズ30の思い出(その1)
コロナ騒ぎがはじまる少し前。11月のある晩のことである。
いつもより早く仕事を切り上げた私は、自宅とは反対方向の列車に乗車し、下北沢駅に降り立っていた。改札を出て、ヴィレッジバンガードの前を通り、北沢タウンホールのところの脇道を抜ける。暗闇に照らされた「ザ・スズナリ」の文字の下に人だかりができているのを見つけ、思わず笑みが溢れる。
この人だかり、月明かりと間違えてネオンサインに吸い寄せられている
あるレコード店に関する曖昧で断片的な記憶。
まだ寒さの残る3月中旬のある昼下がり。駅からモルタルへ続く歩道を歩いていたら、ギターを背負ったカネコアヤノが、ひとりで真正面から歩いてきた。内心びびるが素知らぬ顔でやり過ごす。
モルタルとは"モルタル"とは、正式名称を"MORTAR RECORD STORE(モルタルレコードストア)"といい、JR高崎線熊谷駅近くに所在する個人経営のレコードショップである。音楽不毛の地とも思われる埼玉県北部ではか
2018.9.17 ogre you asshole 日比谷野外大音楽堂の思い出
行きの移動BGM悩む。ライブ前にogre聴かない方が楽しめる気がするけど気分はそっち方面に、と、以前出戸学が私を構成する9枚として挙げていたTodd Rundgrenのsomething anything → canのtagomagoにする。tagomagoのビートいいなあ。とか思ったり。
15時頃日比谷公園に到着。すでに長い物販購入列。人多いのに静か。ogreファンが1000人?2000人?と
2022.6.6 池袋演芸場で三遊亭白鳥の新作落語を口演する入船亭扇辰を見た
仕事終わり。朝からの雨が降り続く。
池袋演芸場では、6月1日~10日の間、三遊亭白鳥作の連続物の新作落語「任侠流れの豚次伝」を日替わりでいろんな人が口演している。
今日は入船亭扇辰の日。前々から楽しみにしてたけどやっぱやめとくか、と下り列車に乗車したが、未練がましく白鳥師のTwitterを眺める。"池袋演芸場は現在40人程度。まだまだ余裕あり"とのこと。雨だし月曜だし行くなら今日が最適か、と思い直