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ひょうが×宇佐兎三 オリジナルモバイルクリーナーを作ってもらったら職人魂を感じた話

グッズ製作をされているひょうがさんコラボレーション企画で、スマートフォンクリーナーを作りました!こういった製造工程って発注している側の人間にとってものすごく興味あるもののなかなか見れないもので。今回コラボ企画として、私のデザインのものの製造工程を記事にしてもらいました!

数年前に、私のクライアントがイベントで販売するグッズの作製を、何度かひょうがさんに発注させて頂いていました。
安い客は文句が多いなんてありがちな話もあるけれど、私もクライアントも文句こそ言わないけれど、低予算で作り直しができないからクオリティが悪いと困る…なんて状況で、みつけたのがひょうがさんのところだったんですよね。

小ロットでリーズナブルな価格帯ながらも、Webサイトや、SNSで垣間見れたのは、モノづくりに対する真摯な姿で、

ここなら発注しても大丈夫そう。そこが決め手でした。

今回の企画で、製造行程を見せていただくことで、ますますその真摯な姿勢が垣間見れたななんて思うのです。

今回実際に作ったのは?

いくつかのモバイルクリーナーの形状のうちオーソドックスに丸型のものを作っていただきました。

スクリーンショット 2020-12-03 17.47.15

工房ヒョウガスマホクリーナー

※家の照明が暗いので、あんまり綺麗に撮れなくて本当に申し訳ないです

クライアントのお客様からの評判は上々で、一番はじめに作ったものは5年も前のものなのだけれども、ずっと使われている方もいらっしゃるらしいのですよ。(新しく出さなのかというお問い合わせがあったらしくて)

私自身そのときに作ったものを使っていたのですが、スポンジがへたったり、壊れたりしないんだけれどもクリーナーだけに5年も使っていると気になるのは汚れの方ということで今回新調します!

❋ ❋ ❋

ひょうがさんの工夫と製造工程の話。

さて、ひょうがさんの工房では、私も知らなかったような色々な工夫があるらしく。

発注するときに、Adobe IllustratorかPhotoshopでこんな形のテンプレートに原稿と詳細を記載して送るのだけれども。

kc_temp_outlineひょうが


確かに今でこそこの形のテンプレってありふれていてものすごくよくみるけれど(格安名刺屋さんとか結構こうなってる)、ここまで丁寧なのってひょうがさんのところが初だったらしく。

あー、うん。どこの印刷所も結構この形よね。今でこそWeb上で大きさなどを変えながらはめ込めるようなものもあるんだけれども、つい数年前まではこの形のテンプレートがスタンダード中のスタンダードでした。というか、素人向けじゃないIllstratorでしか受け付けないようなサービスって今でもこの形だったりするわけです。

こういったものも特許になるのは私もちょっとびっくりでした。

さてさて、私のクリーナーの制作過程はこちらの記事のようになっております。私自身製作過程を初めて見ました!実はもっと手作業っぽい感じなのかなとおもっていたのだけれども、思った以上に大きな機械を使っている工房で、こんなに大きな機械で、いろんな過程を踏んでいるのだなと!
あと、掃除行き届いてるのはいいなと、謎の姑目線でみてしまいました(笑)

工房ヒョウガモバイルクリーナー製作過程

説明付きでもっと詳しく見たい方はこちらからご覧になれます。
▶︎ひょうが コラボ企画グッズ 第三弾(製作途中) 

一個単価・数百円な上に、おそらくモバイルクリーナーを作り始められてから10年以上経っているであろう今でもはさみで抜き打ちチェックをされているという姿勢は、ものすごくモノづくりに対して真摯は相変わらずなんだななんて感じてしまわずにはいられませんでした。

❋ ❋ ❋

今回作っていただいたもの

ひょうがモバイルクリーナー

さて、そんなひょうがさんに今回作っていただいたのは、
★1個づつ発注できる新印刷方式(まだ価格等未定なのかな?)
★新素材のメガネクリーナー

今まで通りの商品ではないものの組み合わせで以上の2つを6種類づつ。

■1個づつ発注できる新印刷方式
今までは、印刷→加工の順だったそうなのだけれども、加工済みのものを印刷できるようにしたことによって、

・1個から発注できる
・裏面のクリーナー部分の色を1個づつ変えることができる

ようになったそうです。

❋ ❋ ❋

■新旧の違いについて

ひょうがモバイルクリーナー

左が印刷→加工の旧法式、右が加工→印刷の新方式
色の違いの説明がしたいのに、撮影環境の悪さ本当に申し訳ない。

以下、あくまでも両方の方式を並べて比べればの話です(笑)

★旧法式(従来の方式):印刷がくっきりはっきり。印刷してから加工するので、淵まできっちり印刷される。

★新方式:ちょっと薄めに印刷されているのだけれども、その分鮮やか。
淵の印刷はちょっと甘めだけれども、色やデザインによってはあんまり気にならないかも。

たぶん並べなければ気にならない程度のだと思います。

そして、私のアイコンとお揃いのデザインでは色が鮮やかに出ている新方式の方がお気に入り。(私の普段遣いはこれに決めました。)

どっちが良いかはデザインによるなというか、今回6種類ほど発注させていただいて、どれも特徴がちょっと違うのですが、新しい方が良いと思うデザインと古い方が良いと思うデザイン両方あったのです。

ひょうが発注デザイン

★新方式が良いと思ったもの→ 1 5
★旧法式が良いと思ったもの→ 3 4
★どちらもあまり変わらない→ 2 6

新方式では、立体的になっている部分が白く出るので、普通に考えたら「これこそ全面で濃い色の色ベタが多い2と6が気にならないの?」って自分でも書きながら思ったのだけれども、

ひょうが印刷方式違い

思った以上に気にならないのは、薄くなってても汚い感じにはなっていないからなのかな?と思います。

どちらかというと全体的に色の出方や鮮やかさの方が気になりました。

個人的な意見なのだけれども、
★新方式が良い→パステル調のもの
★旧法式が良い→色をくっきりはっきり出したいもの、淵まで綺麗に出したいもの

なんて思ったのでした。

こちらの印刷方式の違いについては、ひょうがさんのこちらの記事にて語られています。
たかが印刷、されど印刷。職人さんなんだなぁなんて思うのです。

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■メガネクリーナー素材
いままでクリーナーは左側のような、ちょっとざらついた素材だったのですが、今回メガネクリーナー素材もあるとのことで右側のようなもっとさらっとなめらかな素材なクリーナーも作っていただきました。

ひょうがクリーナー素材

いままでのパステルカラーのクリーナーはちょっとだけ毛羽立っている雰囲気も含めてめちゃくちゃ可愛いのですよ!
ただ、汚れた部分はマスキングテープでペタペタしていたものの若干埃などが残るような気がしていたのだけれども、こちらの方が汚れ落としはしやすいかも?と思いました。
また、今回私のデザインはPOPなものばかりでお願いしたのだけれども、形状とデザインがシックなものの場合はこちらのメガネクリーナー素材の方が良いだろうなとデザイン面からも思いました。

❋ ❋ ❋

今も色々なことを試して、少しでも良い商品や新商品を出そうと頑張っているそうでなので、これからも職人魂を見せていただきたいななんて思ったのでした。

ひょうがさんに発注したいという方はこちら▼


また、私のデザインのものを作っていただいたクリーナーのヒョウガさん側からのお話はひょうがさんの記事で紹介されているので、こちらから是非ご覧ください▼

製造過程についてはこちら▼

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