うさみ氏

25歳。未婚で子どもを育てています。現在3歳の息子と二人暮らし。『仕事と子育て・家事の…

うさみ氏

25歳。未婚で子どもを育てています。現在3歳の息子と二人暮らし。『仕事と子育て・家事の両立』について日々研究。 不定期の投稿です。

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  • 【小説】過去に戻ったらクッキーを焼きたい

    私が書いた「小説」をアップします。 毎週土曜日の朝には追加できるように創作予定です。よろしくお願いします^^

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自己紹介 未婚で子どもを産んだ理由

幼なじみが20歳で結婚、出産したと聞いた。 (早すぎない?) 抽象的な社会のモノサシを振りかざして、心のどこかでバカにした。 そんな私が妊娠したのは21歳の冬。 特大ブーメランもいいところだ。 『自分の子供を育ててみたい』 21歳の春、そんなことを思った。 『次、付き合う人と結婚しよう』本気でそう思って周りに公言した。 『結婚して心を安定させたい』 これが本心だった。 私は『結婚』に、迷子になった人生の出口になって欲しかったのだと思う。 学生時代は「退屈な学校」「掛け持

    • ワーママ 結婚に興味がない

      昨日、自分用に自分で指輪を買った。 1000円。 9号大きな石がかわいいゴールドのリング。「なに用?」って、もちろん結婚していることを偽る用ですけど。← そういう対象に見られることが面倒になった。子どもの話をして驚かれるのがもっと面倒。それが理由。 「うさちゃん結婚は考えないの?」 久しぶりに会った友人に聞かれ 「結婚ねぇ。したようなもんだからなぁ。」 と答えた。 25歳になって、周りがそれを意識し始めている。そんな空気を感じて、自分には全く関係のないものだと思っ

      • 過去に戻ったら、クッキーを焼きたい【第1章】①「青春」といえば、何を思い出しますか?

        「部活の顧問にスカート短いって怒られた。」 「怒られてたね。」 「あんな、皆んなの前で言わなくてもよくない⁉︎めっちゃ傷ついたよ私…」 「確かに。」 「私はただスカートを短くしたいんじゃなくて、全体のバランスを見てこの長さにしてるんだよ?」 「そうなの?」 「そうだよ!だって、これ以上長くしたらスケバンもいいとこだよ思わない⁉︎」 「分かんない。笑」 放課後の図書室で二人、向かい合って話すことが日常になった。最終下校のチャイムが鳴ると毎日寂しく、(この時間が終

        • ワーママ 「人生の締め切り」について考える

          (本を書きたい) つい先日、自分の死をよぎる出来事が連続した。私は思っているよりも簡単に死んでしまうのかもしれない。そう思うと不安で、生命保険の保証内容を確認したほどだ。結局何にもなかったのだけれど「死んでも死にきれない理由が私にはある」と、現実を見た出来事だった。 昨年の『11月末』、息子がインフルエンザに罹患した。同じ箸、布団を共有したり咳を顔面にかけられたり。(あぁ終わった)と自分の健康を諦めたが移らなかった。1週間の療養期間を終え保育園に戻った次の日の夕方、息子は

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        • 【小説】過去に戻ったらクッキーを焼きたい
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          ワーママ 「シングルマザー」って言葉が嫌い

          「シングルマザー」って呼ばれるのが嫌。 どこか偏見を感じてしまうから。 それだったら「ひとり親」の方がまだ優しさを感じる。個人差はあると思う。 それでもやっぱり、その言葉が嫌いだと思う。 勤務先のビルに美容外科のテナントがある。そこで働く女性とエレベーターで一緒になることが多いと、知り合ったばかりの同僚が話してくれた。彼の言葉は少し尖っており、良く思っていない事がすぐに感じ取れた。 「何でそう思うの?」 質問して、返ってきた言葉に絶句した。 「いかにもシングルマザー予

          ワーママ 「シングルマザー」って言葉が嫌い

          ワーママ 息子と一緒に遊びたくない件について

          「一緒に遊ぼ」 息子に誘われる度に思う。 (いつになったら諦めてくれるのだろうか) いつになったら、 ママは一緒に遊んでくれない存在なのだと気づいてくれるだろうか。 (私が子供だった頃は直ぐに諦めていたのに) 。 息子は私ではない。 分かっていても、つい比べてしまう。 (私と息子は何が違うのか) 考えて、結論が出た。 『長子』か『そうでないか』 。 私は末っ子だから、きっと諦めが早い。上の兄弟に勝てるわけがないと、最初から分かってしまう事が多かったからだ。 しか

          ワーママ 息子と一緒に遊びたくない件について

          ワーママ 「学生」に戻れるのなら 何をしたいか

          もし、学生に戻れるのなら何をしたいだろう。 最近よく考える。 人は学生じゃなくなって初めて「学生の素晴らしさ」を実感するのかも知れない。私がそうだ。 (ひとりになりたい) 当時の私は、切にそう願っていた。 人との関わり合いに酷く疲れ、手放したいと思った。そんな学生時代だった。 もし、学生に戻れるのなら何をしたいだろう。 人との関わり合いに疲れ、ひとりになった私は「ひとりの寂しさ」を痛感している。私はもう学生ではない。ただ、今になって「学生時代」がどんなに貴重で大切な時間だっ

          ワーママ 「学生」に戻れるのなら 何をしたいか

          ワーママ 「手が3本欲しい」と願った日

          息子が8ヶ月の頃、保育園に通い始めた。 彼はまだ座ることしか出来ず、ベビーカーも断固拒否。移動は必ず抱っこだった。 当時の私は母親として未熟。 息子を「抱く」ことしか対処法を知らない。 仕事帰りにお迎えへ行き、夕飯を作る気力も無ければスキルもない。8ヶ月の彼はいつでも泣いていて、数センチ離れようものなら転がって悲しんだ。 私はいつも独り。(どうにかしたい)そう思うだけで精一杯で、夕飯のほとんどはデリバリー。もしくはテイクアウトだった。 帰り道、お弁当屋さんに寄ることが増

          ワーママ 「手が3本欲しい」と願った日

          ワーママ 『華金』に消えるOL

          週末にオシャレをしている女子が嫌いだ。 『これからどこにいくの?私も連れて行ってよ。』 言えもしない言葉が浮かぶ。 昨日の対象は社長だった。 花柄の派手なワンピースをヒラヒラと揺らし、慣れないピンヒールを平坦な床に突き刺していた。 「じゃ、先に出るから」 お高くとまった雰囲気が、やけに鼻についた。 私は社長の右腕だと自負している。 そんな社長は片付けが苦手で、大事な書類を平気で失くしてしまうよう。いい加減さが目に余る性格だ。 (どうにかなっても知らないからね) 私に出来る

          ワーママ 『華金』に消えるOL

          ワーママ 仕事の本質を忘れたくない

          例にならって、私は今とても疲れている。 目覚めは良好。 睡眠も食事も取れている。 それでもやる気が出ずにゴロゴロしてしまうam5:30。 何かに、燃え尽きてしまったのだろうか。 何に? 今日も楽しくない1日が始まる。 約束を守らない経営陣。 裏取りをせず軽い言葉で進めるプロジェクト。『間違っていますよ。本質は何ですか?』ミスを見つけるのも、後処理も全て私一人なんてどうかしている。もういっそ、私を『秘書』だと言ってくれたら楽なのに。 会社って、こんなに杜撰なモノなのか

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          ワーママ 毎日が1枚に感じる

          眠い。ここ数日やる気が起きず、ぼんやりとした日々が続いている。 朝早く起きて「書類の整理」をしたり「文章」を書いたり、何か「心の整理」をしたいとも思えなくなった。 毎日が一枚に繋がっていて、全部同じ日に感じる。違う明日に目覚める事が出来なくなっている。 (疲れた) 特に何もしていない。 ただ生きる事に疲れている。 どうしてしまったのだろうか。 (視野が狭くなってるんじゃない?) 心の中の私が笑顔で言う。 (そうだね。もっと世界を広げてみようかな。) そう返事を返す

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          ワーママ 貰った『恩』を誰かに返す

          【傾聴・共感・労い】 仕事で心掛けていること。 相手の悩みを聞いて【解決】してあげようとするのは間違いだと、最近思う。 ただ聞いて、頷いて、労う。 それだけで心を晴らしてくれることを、最近強く実感している。 時には理不尽な【不満】もある。 こちらの気持ちがそちらへ引っ張られそうになることは多い。 それでもグッと堪えて、ただ聞いてあげる。 そんな時、思い出すのは「先生」の存在。 今まで何人もの先生が、わたしの悩みを聴いてくれた。長時間、多忙で貴重な先生の時間を奪っていた

          ワーママ 貰った『恩』を誰かに返す

          ワーママ 人生に「活気」がない

          楽しくない。 毎朝、起きるためのトキメキが足りない。 「明日起きる意味」 「朝、起きる意味」 そんな存在になるだろう。そう思ってつけた息子の名前にも、限界が迫っている。 何が楽しくないのか。 「ママ、全然楽しくないわ」 玄関で呟いた。 「ぼくも楽しくない」← おいおいおいおい 君はきっと楽しいだろう。 何を言ってるんだ^^; そう思って訂正しようとしたが、 『ママが楽しくないと子供も楽しくないのかも知れない』 そう思ってやめた。

          ワーママ 人生に「活気」がない

          子育て シンママ「ぱぱ」について語る

          「君の半分は、ママなんだよ」 いつも全力元気で明るい。 目元は私にそっくりだといつも思う。 「ママちゃうわ。僕は僕や」 2歳10ヶ月の口からはコテコテの関西弁。 それもまた、私に似ている。 「君は君だよ。君はママの半分と…ママが大好きだった人の半分が1つになって、生まれてきたんだよ。」 「その人、どこに居るん?」 「え?」 「ママが大好きやった人、どこに居るん?」 「…ママも、分からないなぁ。」 彼とは一切、連絡を取っていない。 息子を妊娠したとき、悲しい反応を

          子育て シンママ「ぱぱ」について語る

          子育て 結婚前の「妊娠」について

          急に結婚した知り合いがいた。 (これは、妊娠したな) そう思った。正解だった。 ただ、その後流産していた。 妊娠したとき、籍は入れていなかった。 入れたのは、命が消えた後だった。 「男性の方が、責任を取る形だって。」 男性の方が、責任を取る形。 それは一体、どんな形なのだろうと思った。 『妊娠した』から責任を取る形。 『流産した』から責任を取る形。 『責任を取った』のにそれを果たさない形。 『形』なんて最初からなくて、最後までない。そう思った。 『責任

          子育て 結婚前の「妊娠」について

          ワーママ 「好き」と「仕事」の両立

          もっと家に居たい。 思った。 そう思えたこともまた凄く、そう考えられた時間が出来たことを褒めてあげたい。 (もっと家に居たい) こう思う瞬間はいつも家に居り、仕事と生活の合間時間に生じる気持ちだ。 (もっと家に居るためにはどうするか) 答えを求めるが、解決する前に 「ママ!」 生活が起きてしまい中断される、かれこれ3年。 そう言えば、私は『朝』が好きだった。 目覚めるだけでワクワク楽しかった。 (どうしてだったか?) 今朝は冴えていた。 (パソコンを触り、文章が書

          ワーママ 「好き」と「仕事」の両立