ハーブドレッシングで野菜をおいしく① ~フレッシュスペアミントのホワイトドレッシング
「ハーブの力であなたを元気に」ハーバリスト 高橋克弥(かつみ)です。
今日はスペアミントを使った簡単ドレッシングを作りますよ~。
自家製ドレッシングは、材料で自由に遊べるところが魅力です。思いついたものはなんでも入れてみましょう! 無難でオーソドックスなお味なら、市販のドレッシングを買ってきた方が安くて早いですしね。
ドレッシングの基本は、油と酢+α(味付けのためのその他調味料)ですが、油と一言で言っても様々な種類のものがあります。ドレッシングでよく使われるのはオリーブオイル、サラダ油、ごま油。そのほか米油、ひまわり油、アボカド油、グレープシードオイル、それに今流行りの亜麻仁油、えごま油など。酢は、穀物酢やリンゴ酢などがよく使われます。これらをご自身のお好みで、またはそれぞれのオイルの特徴を知り体調に合わせて、あるいはお家にあるもので手軽に…などなど、自由にチョイスして混ぜ合わせるだけ!
油:酢 = 1:1が基本ですが、油っぽいのが苦手な方は、油の量を減らしてください。
温野菜サラダ with フレッシュスペアミントのホワイトドレッシング
ドレッシング材料
スペアミントの葉(フレッシュ) 20~30枚
ヨーグルト 大さじ3
マヨネーズ 大さじ1/2
グレープシードオイル 大さじ1
オレンジマーマレード 適量
塩 適量
こしょう 適量
使用するハーブはドライハーブでも良いのですが、このドレッシングはさっぱりとした甘酸っぱさがポイントなので、爽やかな風味がより感じられるフレッシュ(生)を使います。そして、マーマレードで甘味をプラス。お子さまでも美味しく食べられるドレッシングです。
ドレッシングの作り方
①スペアミントは、若い葉を摘んで使用した方が、やわらかくて美味しいです。細かくみじん切りにします。
②ヨーグルト、マヨネーズ、グレープシードオイルを混ぜ合わせます。
③ ②に①とオレンジマーマレードを加えて、よく混ぜます。
④塩、こしょうで味を整えます。
マーマレードは味見をしながら加えていくのですが、子供向けに甘くしたかったので、結構ガッツリ入れました。このオレンジマーマレードを、レモンやライム、オレンジなどの柑橘類+ハチミツに変えてもいいですね。柑橘類は果汁でも良いのですが、ノーワックスのものを皮ごと刻んで入れると、ポリフェノールなどの栄養分がしっかり摂れて、食感も楽しめてオススメです。
コクを出したい場合は、マヨネーズをプラスしてください。
その他、レーズンやプルーン、ドライトマトなどのドライフルーツを刻んで入れたり、ナッツ類を入れたり…アレンジレシピは無限に広がりますね♪
あまりたくさん作らず、冷蔵保存で2~3日で食べきりましょう。
グレープシードオイルのお話
ぶどうの種子からとれるオイル。原産国はフランス、イタリア、スペイン、チリなど。さらさらとした食感で、味はあっさりとクセがなく、香りも無臭。リノール酸を多く含むため、揚げ油には不適切です。抗酸化作用の高いビタミンEを豊富に含み、悪玉コレステロール値を下げる働きがあります。
ドレッシングによく使われるハーブ
ハーブは、お好きなものでOKです。
スペアミント
スイートマージョラム
バジル
ローズマリー
ディル
タイム
セージ
オレガノ
パセリ など
ドレッシングは、英語で書くとdressing。「着飾る」「仕上げる」という意味です。
お好みのオイルをかけただけでも、塩をかけただけでも、ハーブをちぎってのせただけでも、立派なドレッシングです。でも、オイルや酢、塩など材料にこだわると、よりお味に深みが増します。加熱をしないお料理は、素材のお味がそのまま楽しめるところがポイントですよね。あなたのオリジナルアイデアで、野菜をどんどんドレスアップしちゃいましょう☆
以上、家にある材料を混ぜ合わせるだけで、サラダがあっという間に大変身。ハーブドレッシングで野菜を美味しく~フレッシュスペアミントのホワイトドレッシングのレシピでした。
次回は、ハーブを使った和風ドレッシングをご紹介します。お楽しみに!
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