ぬり絵と読書
DADACHO『mystica』より「青いドレスの少女」
(ドレスも瞳も緑にしてしまったけど)
右背景に塗った(エメラルドっぽい)緑が写真にすると飛んじゃった。。。薄い緑って写真にするのは、難しいのです。
もっとしっかり塗れば分かるのかなぁ。。。まだまだ勉強が足りない。
今、永山裕子『絵が上手いより大事なこと』という本を読んでいる。
永山先生は、透明水彩を使って絵を描く画家で、美大の先生。
私が使う画材は主に色鉛筆と時々パステルだけど、永山先生の絵を見てから、しばらく透明水彩にも挑戦したことがある。
絵を描くプロである永山先生の哲学というか、絵に対する思いというかが、Q&Aの形で書かれているのが、この本だ。
随分前のことだけど、黒柳徹子さんのお父さん(バイオリニスト)の言葉で、心に残っていることがある。
「芸術には、技術と哲学と思いがなければならない」
というものだ。
出処はたしか、黒柳徹子さんの人生をドラマ化した昼間のドラマだった気がする。
永山先生の本を読んでいて、そういえばと思い出した。
「芸術」なんて大袈裟なことを言わなくても、普段のnoteだってそうだ。
技術だけでも、哲学だけでも、思いだけでも、どれかひとつだけでも、3つのうちどれかが欠けても、人には伝わらないし、描きたいもの、書きたいものに到達できない。
永山先生の本を読んで、私なりに考えてみる。では手始めに、noteではどうするかと言うと、書きたいものをひたすら書くこと。書きながら練習すること。書きたいものであるから、いくら書いても飽きないし、いくら書いても満足できない。だから、人は成長できる。
その道のりのなかで、「これだ!」というものが見つかるかもしれないし、到達できるかもしれない。
そうしているうちに、先生が言うところの、単なる「水彩画」ではなく、「自分の絵」が見つかることもあるだろう。
どんな絵を描きたいか、どんな文章を書きたいか。
どんな作品世界を目指したいか。
まだまだ道の途中。暗中模索しながら、「自分の文章」を見つけたいと思った。
最近続いた「おいしい話」系のnoteは、書いていてとても楽しかった。
なるほどこういう感じが、私が書きたいもの(感じ)かもしれないと思った。
【余談】
週1チャレンジ「外郎売科白」。だいたい覚えているとはいえ、長いので、全部覚えるのは結構大変と思っていた。
でも、毎日「暗唱」というやり方で練習したら、暗唱出来るようになってきた。やったー!
これを、一息でいうとなると、もっと練習が必要なんだけど、始まりの1歩が見えて嬉しい。
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