モロッコ入国

2024/8/10

早朝4時
エディンバラ空港ラウンジ

一番乗りは初めてだ

朝からモリモリ食べる

長かったヨーロッパも
これでひとまず終了

欧州の節約旅もキツかったけど、発展した国をこんなに周る事は旅中もう無いだろう。


これからは別世界。
“マジで”大変なんだろうなぁ…。

別世界が見えてきた

モロッコ
アガディール空港到着

あの有名なマラケシュは現在最高気温47℃。
動けないどころか、死人も出ているらしい。
なので、海も近くて涼しいと聞いた南部の都市、アガディールを選んだ。

思いのほか入国審査もスムーズに通過し、無事に入国。
街までは徒歩5時間、かといってシャトルバスは高い、といっても数百円なんだけど。

というわけで、空港から少し離れたバス停からローカルバスに乗ることにした。

自転車に乗った地元の少年
「そこ、バス来ないよ！」

バス停にバスが来ると思っていたなんて
私はまだヨーロッパ気分が抜けていないようだ…

まさかアフリカに来て早々
ヒッチハイクすることになるとは…！

立地、交通量は悪くない。
何より通り過ぎるドライバーの表情でわかる、ここはヒッチハイカーに友好的だ。

そう思っていると、10分程で一台の車が止まってくれた。

ありがたい…！

アガディールに住む学生のラシッドは、アメリカに向かう父親を空港まで送り届け、ちょうど今その帰り道だったとの事。

急なヒッチハイクでサインボードも無しだったが
英語が通じたおかげで助かった

送り届けてもらった先で
初めてのモロッカンコーヒー

中東の様に粉が底に残るタイプかと思ったが
そうではなく、エスプレッソ仕様
角砂糖を入れて飲むのがモロッコ流らしい

私の隣がラシッド
そして彼の友達

モロッコ人は親切で人懐っこく、ムスリムなので
私の様な異国の旅人にも本当に優しくしてくれる
やっぱり現地での交流が旅の醍醐味だと再確認

本当にありがとうございました♪

ラシッドに御礼と別れを告げ、彼に教えてもらったスーク(市場)に向かう。

この“旅感”溢れる異国情緒、久々だなぁ…！

テンションが上がり
生搾りザクロジュースを購入

15MAD(約223円)
当然の如く美味い

スーク周辺では路上マーケットも

街の見た目こそエジプトに近いといえばそうだが、客引きも強引ではなく、笑顔でサッと離れてくれるので、むしろ何か買いたくなってしまう。
マラケシュやカサブランカなどの大観光地は大変らしいが…。

一通り堪能し、そろそろ宿に行かなければならない。
場所はアガディール近郊のアンザ。
そこまではバスで向かう事にしたのだが、やはり一筋縄ではいかない。

グーグルに表示された場所にバス停が無い。
バスが時間通りに来ない。
時間通りどころか、そもそも来ない。
来ても何故か素通りされる。

東南アジアを思い出す

地元らしき人達も数人諦めて去って行った

仕方なくテキトーに止まったバス運転手に行き先を告げると、運良くそこを通るみたいなので乗車。

全然グーグルと違うルートを通ったけど
目的地付近で降車

水道水が飲めるのと、バス停にバスが来るのは
世界でも稀なのだと再認識

何とか宿にチェックイン。
5日振りのベッド…！
ようやくまともに寝られる…！
横になったら即寝してしまいそうなので、とりあえず荷物を置いてそのまま外に出た。

タジン料理も一度は食べておきたいな

宿の隣にあった
生搾りオレンジジュースの店
10MAD(約150円)

果物ってこんなに果汁出るのかと驚くほど
100%生搾り果汁
当然美味いし、自然の恵みを感じられて気分も良い

ローカルな市場

フレンドリーなサンドイッチ店

イカフライ、玉ねぎ、レタス、トマト、チーズ
パリッと焼かれたパンに挟まれて美味い！
10MAD(約150円)

通りの先に
お祈りをするムスリム男性

この子はただの昼寝です

門を抜け、ビーチへ

イスラム教国のモロッコだが
ビールを作っているらしい

まだ店で見かけた事はないが
機会があれば試してみたい

わりと観光客もいるが、それに染まっているわけでもなく、土地の雰囲気がガンガン伝わる。
何より本当に優しくフレンドリーな人が多くて安心した。

最初にこの街を選んで良かった
もう少しこの辺でゆっくりしたいな