金無し職無し彼氏なしのアラサー女子が行く!東南アジア14日間弾丸節約旅~ベトナム(ハノイ)編
はいどうもこんにちは、ぴんくです。
ここしばらく更新が途絶えてしまい、申し訳ありませんでした。
実はですね、東南アジアの方に二週間!
アラサーにもなって仕事を辞め、大した貯金もなく
彼氏も旦那も結婚の予定もない女2人で行ってきました、東南アジア!
写真左ぴんく 右マナちゃん
事の発端は5月某日、緑茶ハイを飲んで騒いでいたマナちゃんが
突然神妙な面持ちでこう言ったのです。
「この歳の女二人が同じタイミングでさ、
彼氏もなく仕事もなく休みがあるなんて
滅多に無い事じゃない?東南アジア行かね?」
皆さんは、酔っ払った勢いでベトナム行きのチケットを買ったことはございますか?
酔っ払いアホ二人はその場の勢いでハノイ片道チケットを予約すると
酒を持ってあれがしたいここに行きたいとやんややんや騒ぎ
気持ちの良い朝の目覚めと共に
「やったわコレ」と小さくうめきました。
アホだよね。本当にアホ。
...ですが安心してください。
アラサーニートのアホ二人でも、貯金が無くても、
東南アジア二週間の旅を楽しく過ごすことができるんです!
この記事は、ニートでも海外旅行がしてみたい!
お金をかけずに旅行に行きたい!と思っている皆様に向けた
「節約旅のすヽめ」にしていただきたいと思います!
皆さんは東南アジアと聞くと、どんなイメージがございますか?
これが東南アジア諸国です
暑そう、汚そう、物価が安そう、危険そうなど色々あるかと思いますが
今回我々はホテルも観光スポットも帰りの飛行機も何も調べず
自分たちの力のみで生きていくという、
金田一少年も裸足で逃げたす追い詰められ具合で向かいます!
その際、これだけは守ろうというルールを設けました!
wi-fiも持たずSIMも入れないので逸れたら終わりです。
ただ、マナちゃんは海外経験が2年以上あり、
また私も海外旅行慣れしており、どちらも英語が話せるので
特に心配することは何もありません。
むしろ大学時代に使っていたリュックに、
どう考えても2泊3日っしょ?程度の荷物を詰めていると、
母に「あんたそんな熱海行くわけやないんやからちゃんとしいや」と怒られてしまい、
「熱海だったら海鮮丼が食べたいな」などとつぶやいたりしました。
さて、前置きが長くなりましたが
1日目、まずはベトナムのハノイに到着です。
到着してまず思ったことが、
とりまめっちゃ暑い。**
大概にせえ、大概にせえよ。と二人で口々に言うこの湿度と暑さ。
真夏に渋谷駅から表参道まで歩いてラフォーレが見えてくる道くらいしんどいです。
あととにかく道が汚い。
私たちは「旧市街地」と言う、ハノイでも人気のあるシティのような場所のホテルに泊まることにしました。
ホテルは調子がよく、まあまあおしゃれな雰囲気で
一泊一人700円だったので、この国が確実に物価が安いことがここで明るみになりました。
おいおいカーチャンあと二人乗せる気かい?
何でそんなに家々の距離感近いん?県内に住む月一で会う叔母さんくらい距離近い。
字体が完全に「ストリートファイター」のそれだったので、
一戦交えなきゃいけないのかと思ってヒヤヒヤしました。
おばあちゃん家によくある座布団の絵柄?
神隠しにあった翌日の景色?
とりあえず雨が降ったら割と終わりそうな家々の写真です。
ハノイはとにかく道が狭い上にバイクが鬼のようにいるので、気をつけて歩いていないと全然引かれます。
当たり前にノーヘルのチャンネー
朝の通勤通学の雰囲気はこんな感じで、
レディースチームも真っ青になるくらいのバイクの大群が押し寄せます。
奴らが特攻服を着る日はそう遠くないでしょう。
馬鹿の目には見えないドア?
クラッシュバンディクー1で早々に出てくる、踏んだらこっちがダメージを食らうタイプの敵。
敵じゃなかった。
写真撮ってあげただろ!と言いながら1ドルを巻き上げてこようとする敵(やっぱり)。
天下一武道会で活躍していたであろうムキのおばちゃん。
ムキのおばちゃんの肉
それを見て何故か笑い出すベトナムの舘ひろし
さて、1日目、まずすることは「お金の両替」です。
ベトナムでは「ドン」と言う通貨を使用いたします。
これがドン
私は歴史に関しては本当にさっぱりなんですが、多分このヒゲのおじさんはホーチミンさんかと思います。ベトナムではピコ太郎の次くらいに有名です。
さて、ドンが日本円で大体どれくらいなのかと言いますと、
「100円=約21400ドン」という、「通貨の概念ってもしかして日本とちょっと違います?」と尋ねたくなるズレっぷりです。
ちょっと高級なもの買うだけですぐ3000000ドン(1万4千円)とかになるので、数字に疎い我々にとってドンはクリークばりの強敵です。
ドン・クリークさん
「ドン全然わからん〜!」と日本語でゴネていたら、
後ろから見知らぬ日本人男性が「0を二つ隠して➗2したら大体それくらいになるよ」とナイスインフォを残して去っていったので
マナちゃんと二人で「30000ドンだったら0二つ隠して300を半分にして150円くらい」などと計算ができるようになりました。
富豪ぶっているがこれは日本円にして5円分の札束。
さて、腹も空いたことですし、
ハノイで有名な「xoi yen」と言うおこわ専門店にやってきました。
ここ
日本人ならみんなおこわが大好きですよね。
もちろん私も大好きです。
ここのおこわ屋さんはトッピングによって
値段が変わると言うことでしたが、
私は35000ドン(約160円)でおこわに卵と牛肉をトッピング。
それがこちらです。
何でしょうね。見た目は美味しそうですけどね。
大事なのはお味ですからね。と一口食べて見たのですが
クレヨンを粘土状に丸め、それを油で10時間くらい揚げた後の汁みたいな味だったのであんまりオススメはしません。
さて、気をとりなおして次は100年以上の歴史を持つと言われている
「ハノイ大教会」という所に向かいます。
いいやん
イケてるやん
ちゃんマナもインスタグラマーばりのキメッキメ
あとで調べて気づいたのですが、このハノイ大教会の口コミを見ると、
「行く価値なし」「薄汚い宗教施設」などといった低評価がめちゃくちゃ載っていて、キメにキメていた我々のダサさを思うとクソほどウケました。
続いて我々はホアンキエム湖という湖に向かいます。
気づいたんですけど、ベトナムってヨーロピアンの旅行客がすごく多いんですよね。
どうやら巷で人気だそうで、ベトナム人の方もほとんど英語を話してくれます。旅行で行くなら凄く行きやすい所だなあという印象でした。
大したことないくせに、入場料を取ってくる湖の橋(入場料60000ドン)
100回に一回くらいで、色違いのポケモンが釣れそうなポイント。
船越英一郎が出てきたら引き留められそうな崖
ちなみに交通手段はシクロという人力三輪車を使ったのですが、
こういうやつ
シクロが値下げ交渉が面倒臭くて、
湖から教会まで歩いて15分くらいの距離だったのですが、
最初に100000ドン(500円)などとふっかけられて「高すぎだし殺すぞ」
などと騒ぎ、
「立ち去りの術(交渉中に結構ですって感じで立ち去る)」をやって最終的に40000ドン(200円)まで値下げをすることができました。
日本人の皆さんは値下げに馴染みがないとは思いますが、納得するまで交渉し続けることが大事だなと思いました。
ちなみにその後、Camila Cabello&Daddy Yankeeの"Havana"を流しながら
はしゃいでいたら、ドライバーの顔が割と殺意に満ちていたので
あんまり調子に乗りすぎるといつか刺されるなあ、などと思ったりしました。
その後は日本でも飲めそうなドリンクをシバき、
Ha long Bayという観光スポットにどうしても行きたかったので、
現地のツアー会社でめちゃくちゃ値引き交渉をし、
40ドルらしい
最終的にめちゃくちゃ安くしてもらい(35ドル)、
ウキウキしたその足でホテルに戻った時、ホテルのツアー広告に25ドルという文字を見つけてしまい、灯台下暗しとはこのことだったんだななどと思ったりしました。
何がラッキーやねん。じゃかあしいわ。
二日目の朝はまずホテルで朝食を済ませます。
隣の家のシベリアンハスキーだってもっと良いもん食ってるだろうなとは思いましたが、味はなかなかイケてたのでオッケーです。
玉投げ競争で玉を数える真ん中の人?
さて今日は昨日予約したHa long Bayのツアー参加です!
今回我々を誘ってくれるのは、ちょっとイケメンなウィンさん。
日本人だと言うとものすごい笑顔で「こんちは。ありがと」と言ってくれます。
海外では日本人に対して差別が(良いと捉えていいのかわからないけれど)凄く、ジャパニーズと言うだけで笑顔になったり親切にしてくれたりする人が多いのですが、何となく「団塊世代の飲み会に行った時に若いと言うだけでちやほやされる新入社員の女の子」のような気持ちになりますし、「扱いやすい」「金ズル」「騙しやすい」と思って近寄ってくる人も多いので日本人の女の子は本当に気をつけて欲しいなと思います。
さて、バスに乗り込み一つ目の休憩所に向かいます。
まず私たちがついたのは刺繍工場。
「何しに来たん?我々の職場に」という痛い視線を浴びながら
彼らの作品を見学したのですが、めちゃくちゃ凄い上にここの物価にしたら破茶滅茶に高級品なんだろうなみたいな価格で売りに出されていました。
30万円くらい
これ、描いたんじゃないんだぜ...全部縫ってあるんだ
そのくせ春のバーゲンセールばりに10%オフすな
この色あざやかな感じが東南アジアっぽくていいですよね。
さて、次はHa long Bayに向かうボートに乗ります。
こういうやつ
いつメンで一枚
ちなみに先ほどの休憩所でみんなとはぐれてしまい、
後ろのヒゲのおじさんしかツアーのメンバーの記憶していなかったので、
彼を見つけた時は、「いつメンと夏休みぶりに全員集合した」ばりに嬉しかったです。皆さんも迷子にはどうか気をつけてください。
ボートに乗り合わせると、早速ランチの時間です。
何やら怪しげなベトナムフード
先ほどのヒゲのおじさんと相席になったので、
色々話していたら数分でマブダチになりました。
マブっぽい写真
彼はセルビア出身の、パーシーさんと言う方でした。
カメラを向けると、恥ずかしそうに笑う笑顔の素敵なパーシー
ちょっと〜!ほんとはマナミのこと、気になってるんじゃないの〜!?!?おしえなさいよ〜!?みたいなポーズすな
それを苦笑まじりに見つめるマレーシアの方。
ちなみに相席でマレーシア人一家の皆様ともマブになったのですが、
"Good morning VIETNAM"のTシャツを着てる奴は絶対にいいやつだろうなという予想は大当たりでした。絶対いい奴らだろこいつら。
さて、いよいよHa long Bayに到着します。
みてください。こんなコケ生やしたような海の色見たことあります?
綺麗な海もほどほどに、我々はカヤック体験へと赴きます。
こんなにカヤック体験が似合わなそうな人います?土曜日の13時に磯丸水産で日本酒飲んでるチャンネーじゃん。
最初は「疲れるししんどいからやりたくないな」という気持ちで一杯だったのですが、始めてみると引くほど楽しくて、最後の方は「30分だけとか言ってたけど後6時間はこうしていたいな」という気持ちになる最高のアトラクションでした。
ちなみにボート派の人間どもが普通の顔して我々のカヤックと衝突事故を起こしてくるのでめちゃくちゃ注意が必要です。
あと何でもいいんですけど、中国人観光客が突然国歌斉唱?みたいに歌い出したので、負けじと我々も君が代を大声で歌いきり、「この場に日本人がいなくて本当に良かったな」という気持ちでした。
その後はまたボートに戻り、夕焼けとともに帰路につきます。
君が代を歌ったせいか、心なしか寂しげな夕焼け
ベトナムのアニメの主人公にいそうな少年
美しい女性と美しい夕焼け
さて、パーシーとも絶対また会おうと言う固い約束をし(マブだからね)
ヘトヘトの体でナイトマーケットに向かいました。
ベトナムのWEGO
確実に腹が痛くなりそうな屋台の飯たち
特に言及することもなかったのですが、
グッチの財布が700円とかで売っていたので是非とも行ってみてください。
さて、ベトナムに来て残るは1日になりました。
とにかく顔が濃い二人
三日目はまずPhung Hung通りという道の線路がイケてるということで、
歩きに来たのですが、
凄くないですか?この映え具合。松本○代と早○優さんもここで撮るべきだと思います。
しかもこの線路、もう使われていないというわけではなく
電車が来るたびにテーブルと椅子を撤収する店員さんが凄く印象的でした。
イケイケの写真
皆さんも線路に立ち入ってしゃがんだ末に写真を撮る機会なんてなかなかないと思いますので、是非ともハノイに来たら行ってみてください。
さて、続いて我々は鎮国寺(チャンクオック寺)に向かいます。
鎮国寺入り口
ポケモンのホウエン地方に絶対あるだろ。
このような歴史的建造物を観に来るたび、
「宗教的観念も歴史的背景も何も知らないアッパラパーな日本人女性が安易に観光に来て写真を収め、SNSに載せて満足するなんて嫌だな」などと思ったりするのですが、
アッパラパー日本人女性代表
そもそも日本人はあまり海外に出たがらないので、「日本語で観光地の情報をインターネットに残す」と言うことには意義はあるのかなあと悩んだりしました。こんなふざけた投稿で良ければガンガン載せていきたいですね。
さて、その後はシクロに乗ってフォーの専門店に向かいます。
泣きっ面に蜂みたいな顔すな
さて、今回ネットでも一番美味しいと評判の、
”Pho Gia Truyen”というお店にやってきました。
うまそー
このお店、営業時間が独特で、
午前の部:6:00am〜11:00am夕方の部:17:00pm〜22:00pm
という時間設定なので行く方は気をつけていただければと思います。
後非常に混んでいるので、並ぶことは覚悟しましょう。
ちなみにお値段は全部混ぜ混ぜで50000ドン(250円)なので、
金額を気にせずまずは食べに行って欲しいと思います。
私はパクチーが大の苦手なのですが、
誤って食べてしまっても「白菜でも食べたか?」と思うくらい美味しいので
パクチーが苦手な皆様にも是非ともチャレンジしていただきたいと思います。
さて!ベトナム旅はこれにて終了です!
初めての東南アジアはあまりの暑さに身体はだるく
中盤に体調を崩したりもしましたが、
ハノイはとにかく楽しい!!!!**
ホーチミンと悩みましたが、ベトナムが旅行で非常に人気の国である理由が
なんとなくわかりました。
とにかく物価は安い、人は御構い無しに話しかけてくるし
街は汚いが活気があってみんなが金をせびってくる
まさに日本では見れない景色を見ることができたなあと思いました。
さて、ベトナムの悪口を言うのはここまでにして、
次回は波乱万丈!?夢の国、バンコク編をお届けしたいと思います。
みんな、絶対見てくれよな!
グァ!(野生のカモ)
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