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“枠”から出るとき

自分は今年30歳になるこの節目に
会社という枠から出る。

いい意味でこのままの枠に留まった方が
上手に生きれる選択だったのかも知れない。

けど上手に生きることを本当に
求めているのかということを
最近あるきっかけで考えるようになった。

「それは本当の好きではないです。」
年下の生き方として尊敬している女性からの
一言である。

衝撃的すぎて、
その前に何を話していたかは
忘れた。

けど何となく好きなものの話だったと思う。
そこでふと僕が話した好きなものを
聞いた瞬間彼女との間の空気感が
張り詰めた。

普段はそんな空気感なんて微塵も出さない彼女が
“いやそれは本当の好きではないです。”
居合の間にいるのかと思うほどの距離感で
切れ味Maxのその言葉を真正面から
受けてしまった。

その瞬間“ぐさっ”て心臓の上らへんを
刺されたような感覚に陥った。

正直おそらく彼女は世間から見つかったら
自分なんか非じゃないほど
成功する人の部類だと思う。

その人間性を尊敬している人からの
その言葉は普段刺さりながらも
致命傷を避け続けている僕でさえ
避けきれなかった。

もしくは、ここで刺される
運命だったのではないか
と思うほどである。

“本当の好きではない”
即ち、どこか条件がついている中で
選んでいる状態である。

社会という“枠”の中で
上手く生きるためには、
必要な枠だったが
そんな枠の中で欲しい答えではない。

例えば、何かを手に入れたいとなった時に
勝手に、無意識に
“今世の中にある中から選ばされている”
のであって選んでいるわけではない。

勝手に、無意識に“枠”を作っている
ということである。

枠内の中での好きはLikeで、
その枠を超えた好きがLoveになるのだ。

今まで枠内の最善を考えて
上手く生きてきた側の人間である自分は
どこか妥協していたのだと思う。

その妥協は、ここまでにしなと言われている
ように僕は感じた。

そしてそれを当たり前に生きている人種と
これから僕は会社の枠を出て
戦っていくことを考えると
必要な思考だったなと知っているつもりで
ここまで行動を変えないといけないくらい
考えなかったというのが本音である。

自分にとってLikeなことは社会を生きるために
自分にとってLoveなことは自分を生きるために
使えたらなと思いながらも、
人生の中のLoveの比率を上げていければと思う。

会社を辞めることは、
一つの枠を出ていくきっかけに過ぎない。
このきっかけを活かして色んな枠を
出ていくことに後の数ヶ月は使っていき
それを記していこうと思う。

久しぶりに1000文字超えたので
ここまで!読んで頂きありがとうございました。

ほなまた!

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