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I say Love!

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「愛」とか「性」とか「恋」とか。そんな諸々について勝手気ままに書きます。
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#雑記

「いい」が指す条件の曖昧さ

「いい」が指す条件の曖昧さ

オリエンタルラジオの中田敦彦さん(あっちゃん)の、「いい夫やめます」という記事を読んだ。

記事はこちら。

妻がほかの女性たちと話す中で「いい夫」比較をしてしまい、求めるラインがどんどんうなぎのぼりになってしまっていたのでは、と。

妻のために求められることに応えてきたのに、結果的にそれが妻の中で「当たり前」になってしまい、夫婦にとってよくなかったのでは、と。

カウンセリングを受けてみたら、自

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#8 結婚前後の性のギャップ

#8 結婚前後の性のギャップ

少し前に、コンビニで売られているアダルト本の是非についての意見を見かけた。そうして、そういえばわたしが「性」に出会ったのは、コンビニではなく、通学路に捨てられていたアダルト本だったなあと思い出す。

そこは新興住宅地で、まだ道路の舗装工事も行われているような開発途中の時期のこと。わたしは小学校三、四年生だった。

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#7 かわいく頼むなんてできない

#7 かわいく頼むなんてできない

夫が家事や育児に非協力もいいところだった時期のこと。わたしは高さ180cm、幅50cmほどの本棚をひとりで組み立てた。

そのことを、何とはなしに友達(ママ仲間)に話したら、「そこで頼らなきゃー!」と言われて、「ええ……」と思った。

「できない。やって♡」という妻の方が、夫は頼られていると思ってやる気が出るよ、ということだった。うーん、まあ、頼られたら嬉しい、という気持ちはわからなくもないけれど

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#6 あえてスルーする必要性

#6 あえてスルーする必要性

先日、朝っぱらから子どもたちが用意をしなかったり喧嘩をしたりとややこしかった日に、夫が暴発した。

それまでにすでにわたしが叱り散らしていたので、偉そうなことは言えない。だけど、「いや、ふたりで怒るのはダメだろ」と思い、わたしが何とか怒りを抑えて送っていった。(本当は夫に送りを頼んでいた日だった)

夫は夫で、「そっちだって怒っていたくせに、俺が怒り出したら不満そうにするのはおかしい」と苛立ったら

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#3 いい加減に「あさ」を迎えようよ

#3 いい加減に「あさ」を迎えようよ

医大の受験判定で、女性が差別されていたらしい。発覚後、憤りを感じている言葉を多数目にし続けている。

理由は「女性は結婚や出産で退職してしまうから」。まあ、退職「してしまう」女性がいないとは言わない。でも、退職「せざるを得ない」女性の存在が黙殺されている現実に、これまで受験して落ちた女性の悔しさを思った。

わたしの友人にも、子どもの頃から医師を目指していた子がいる。お金の事情で私学医大は不可。国

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#2 寝耳に水が信頼を害する

#2 寝耳に水が信頼を害する

※このnoteは「半分、青い」のネタバレを含みます。

朝ドラ「半分、青い」を毎日見ている。ヒロイン鈴女の結婚の行く末は事前に知っていたのだけれど、いざ「別れてくれ」と言われるシーンが訪れたとき、わたしの頭の中には「報連相……」という言葉がぐるぐると巡っていた。

一気に時が過ぎる展開で、間の時間が描かれていないから、その間の夫婦関係はわからない。けれど、いくらなんでも夫婦間で大切な話がなされてい

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#1 積み重ねたものが愛とは限らないけれど

#1 積み重ねたものが愛とは限らないけれど

その場でしか関わらない人の話を聞くのが好きだ。たとえば、タクシー運転手であったり、指名制ではないところの美容師であったり。積極的に話してくれる人、寡黙な人。当たり前だけれどさまざまな人がいて、盛り上がるかどうかはそのときどきだけれど、営業トークではない会話は楽しい。

その夜、ママ飲み会の帰りに乗ったタクシー運転手(50〜60代)は、最近では珍しいくらいによく話す人だった。

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#0 愛だの恋だの夫婦だの

#0 愛だの恋だの夫婦だの

半年くらい前、愛だの恋だの夫婦だのとごちゃごちゃ呟きながら、「表に出さないものを書こうかな」とツイートしました。リプライをくれたひともいたのだけれど、さすがに忘れているでしょう。

その後、3ヶ月くらい前にひとつ書き終えていたのだけれど、下書きに長らく放り込まれたままになっていました。

それを読み返しながら、「たったの3ヶ月でも、心には変化があるものなのだなあ」なんて、自分のことながら思っていま

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