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ものを書くこと(ライター&創作)

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ライターであり、創作活動(アマ)をしているわたしの「ものを書くこと」関連のnote。
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#表現

図らずも「発信」「表現」を考える時間になった、せやろがいおじさんのトークイベントの話

図らずも「発信」「表現」を考える時間になった、せやろがいおじさんのトークイベントの話

堅苦しくマジメな調子では、子どもに興味を持ってはもらえない。

勉強が勉強になる前に、いかに知的好奇心をくすぐる触れ方ができるかが、ハマるかどうかの鍵だよね……という話をした。

おもしろければ、子どもは食いつく。それが算数だって国語だって音楽だって体育だって。



ウィットに富んだ返し、が下手だ。ユーモアなことに触れるのは好きだけれど、ユーモアなことを発する点に関しては、てんでお話にならない

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平凡な幸せは表現者を殺すのか

平凡な幸せは表現者を殺すのか

※このnoteは朝ドラ「半分、青い」のネタバレを含みます

「鈴女ちゃんは、愛しい。カンちゃんはかわいくてたまらない」

映画監督になるために「別れてほしい」ヒロイン鈴女に告げて家を出ていった夫・涼ちゃんは、迎えにきた叔母に声を絞り出すように言った。

「だから、ダメなんだ。映画監督なんて、何万人のうちのひとりしかなれないようなものを目指すのに、幸せな場所にいたらダメなんだ。……いや、僕はダメなん

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主語のサイズとベクトル

主語のサイズとベクトル

遊具のない公園で鬼ごっこをしている息子たちを眺めながら、子どもの主語は、いつだって自分自身だなあと思う。

主語が広がっていくのは、一体いつからなんだろう。

幼稚園児でも、「男の子は」とか「年長さんは」といったくくりの中にいる気はするけれど、それが自分の中から出てくるには、まだ少し早い気がしている。出てきて性別かなあ。自分の意思決定が、「男の子だから〜」と性別由来になっていることは、長男も次男も

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