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12月10日の手紙 ちょっとしたプレゼントの選び方


拝啓

クリスマスが近づいているはずですが、今日も暖かい1日でしたね。
ダウンコートなど着ていたら瞬く間に汗だくになってしまいました。
やっぱり今年は冬らしい冬は来ないのでしょうか、もしかして。でもまあ、寒くならないならそれに越したことはありません。
季節感はなくても身体は楽です。
困るのは寒くなったり暖かくなったりすることです。温度が上下するのが本当に辛いです。
じわじわ段々と、寒くなる方が、どうも体には楽な気がします。
温度が上下する日が続くと、体から大量のクエッションマークが出ているような感じがします。
一体今はなんの季節で、どういう機能をオンにすればいいか、体もわからなくなるのでしょう。寒いのは嫌いですが、温度の上下はもっと嫌いです。
自律神経がめちゃめちゃになるからです。最近の気温の不安定さは、人間の体の限界に挑戦するもののように思います。
どうかゆっくり寒くなっておくれ…。

さて、クリスマスと言えばプレゼントです。
プレゼント、子供の時はほとんどもらう側で済みましたが、大人になれば準備する側、送る側になることが多いですね。
クリスマスプレゼントだけでなく、誕生日プレゼント、年度替わりの異動の際のプレゼント、日頃のちょっとしたお礼のプレゼント、いろんな状況のプレゼントがあります。
断捨離にハマっている人もいる昨今、プレゼント選びはますます難しくなっている気がします。
今回は、気が効いているプレゼントとは一体何かを考えてみたいと思います。

1.価格が手頃である


あまりにも高価なプレゼントをすることは、人生を共にする関係か特殊な関係でない限りは避けた方が良いと考えています。
色々と失敗したり考えたりした挙句、
各地域のアルバイトの最低賃金を1番気軽なプレゼントの予算としています。近頃は、自分の立場などを考えてその2倍か3倍までが予算です。
これはまあまあ良い考えだと思うのですが、いかがでしょう。
もちろん、ご結婚やご出産などのお祝い事の時はもう少し、予算を増やすことがあります。
大して関係性のない人間からプレゼントを渡され、友だち面されたうえに恩着せがましく吹聴されるほど不快なものはありません。
贈り物は贈った時点で忘れられる金額が良いと思います。プレゼントを選ぶという行為の楽しみに払ったお金だと思える予算、身の丈に合った予算設定が大事です。

2.使えるもしくは食べられるもの


もらったものが、死蔵品として、家のゴミになるということは、ある程度生きていると体験することです。
見るたびに申し訳なさが募るオルゴールとかぬいぐるみってどの家にもひとつくらいある気がします。
ですから、基本は、消費して、最後は捨てられるもの、もしくは食べられるものが良いと考えます。
固くて燃えないもの、処分にお金がかかる家電製品などは相手からのお願いがあった場合、もしくは、深い関係でその処分も手伝えるような場合にのみ限定したほうが良いでしょう。
食べるものはその点、口にすれば消えてなくなるのが良いですね。ゴミになる可能性がかなり少なくなりますから。
ただし、冷凍・冷蔵保存必須のもの、あまり消費期限、賞味期限が短いものはプレゼントには向きません。渡し損ねた際に、買い直さねばならぬ事態が生じます。
食べ物であれば、常温保存が可能で、消費期限・賞味期限が長いものが良いでしょう。
そして珍しい味のものは避けることがおすすめです。

3.軽くて持ち運びがしやすいもの


相手の家に訪問して渡す、もしくは、相手の家に送るのでなければ、あまりに重たくあまりにかさばるものも避けたいところです。
もしそこそこ大きいものであるなら、持ち運びしやすい紙袋に入れておく、割れ物であるなら、割れないように梱包しておくなども大事なポイントだと思います。
大昔の結婚式の引き出物のように重たいプレゼントは喜ばれません。
しかしこれも相手からのお願いがあれば別です。久しぶりに会った友達とお茶をした際、結婚の宝庫があって、そのあと近くのインテリア雑貨屋で、「陶器の皿が欲しい」と言われたなら、それを送るのが1番でしょう。
結局、プレゼント、贈り物って関係性によって何がベストか変わるのですよね…。

4.相手が欲しいもの


これがわかればこれが1番良いです。
だからこそ、サプライズプレゼントは嫌いです。

何が欲しいか聞いて欲しいし、聞きたいです。どうせなら、欲しいものを贈りたいですから。
妙な色気を出さずに、「欲しいもの、ありますか」と聞くのがよろしいでしょう。
しかし、そこは忖度で有名な極東の国、日本、この聞き方で「これが欲しいです」と言い切れる人は多くないはずです、たぶん。
そういう時は、「そろそろ買い替えたいと思っているものってありますか」か「試してみたいと思っているものってありますか」と聞いた方が答えが返ってくる可能性があります。
そういう意味では、Amazonほしい物リストは秀逸なシステムなんですよね。

1.〜4.を何となく意識しながらプレゼントを選ぶと
①茶葉やコーヒー
②焼き菓子
③靴下
④ハンドタオル
⑤ハンドクリーム
⑥入浴剤

という、女性が送り合うアイテムばかりになります。
キッチンにムレスナティーの箱がいくつかあるとか
使ってるハンドタオルはほとんど貰い物
なんて言うのは、妙齢以上の女性にはあるあるでしょう。
男性同士だと、アルコール飲料あたりが入ってくるのでしょうか?
一体どう言うものを送り合っているのでしょう。

最近は親しい場合だと、LINEでスターバックスのチケットを送ることにしています。
「日頃は行かないけど、チケットもらったら行く!」という方は割といるようなので…。
もしくは、UNIQLOのオンラインギフトカードを送っています。
ギフトカードがあってUNIQLOに行けば、大体何か欲しいものが見つからますからね。
どちらも用途に合わせた綺麗なイラストのカードをつけることができます。
カードが捨てにくくなることもないのでおすすめです。

とはいえ、本日、後輩の誕生日プレゼントに膝掛け、チョコレートなどを選び、ひどくかさばってしまって、どきどきしています。
もしかすると迷惑かもしれません…。


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