2024年3月30日　Beyoncéと最近の学び

ここ数日、どうにもやる気が出ません。
大体、ぼーっとしています。
頭に霞がかかった感じです。
桜の開花宣言があったようですが、
うちの近所の桜は、五分ほど咲いているといった感じで
満開ではまだありません。
枝の先につぼみは沢山ついているので、明日以降に、綻ぶのかも、と思います。
しかし、それすら、結構どうでも良い、そう思うくらいぼんやりしています。

急に来た春の暖かさに、桜同様、
自分の頭も驚いて、
固まってしまっているような気がします。

Beyoncéの新作アルバム「COWBOY CARTER」をかけている時だけ
頭がすっきりします。
ビートルズのカバーの「BLACKBIRD」が、
涙が出るほど、優しくて強い歌になっています。
改めて、この曲がとても好きになりました。

「Alliigator Tears」はハーモニーが素晴らしく、
「II Most Wanted」は一緒にのびのび歌いたくなる曲です。
有名なとある曲が上手く使われている「YA YA」も聴いていて、ワクワクする曲です。
アルバムを聴いている瞬間は
もやが晴れるような気がしました。
当然ながら、捨て曲無しのアルバムです。
今回のテーマは、カントリーということですが、
日本の春の陽気にも、妙にあいます。
広い空に合うようなのびのびとした曲です。
もともとカントリーアレンジの曲は好きな傾向があったのですが、
このアルバムでは、そこにハーモニーの美しさが加えられていて
余計に好みでした。
そういう機械のように、
音楽が流れている間だけ、テキパキと動けます。
音楽を止めると、
途端に頭にもやがかかり、何にもする気がなくなるのです。

最近の学びは、
「ぼんやりネットを見てるなら、
ネットを閉じて、とにかく体を動かせ」
というものなのですが、
それを音楽抜きでは、全く実行できていない、
情けない状況です

ネットサーフィンばっかりしていると
自分のような、非現実的な妄想が好きな頭では、
まともに身体が働かなくなってしまうのです。
ただただ気怠い感覚に引きずられ、
何もかもが無駄で、無意味で、
よくない方向へ進んでいるような気がします。
自分がやってきたこと、やっていることは、
全て間違いで、
誰からも必要とされていない感じがします。
お礼の言葉やメールも真実味がなく、
本当は嘲笑されているのではないか？という気分になります。

これは良くない傾向です。
ジムに行く時間があるのに、行っていないのがそもそも良くありません。
ネット上の諍いやトラブル、
自分と縁遠いような環境の話に
妙に詳しくなっているのも危険な傾向です。
このまま行くと、1番良くない状態に突入しそうです。
普段から、かなり多岐にわたる情報を読んでしまう傾向にあるのですが、
最も良くない状況の際は、
怪談や事件など、
暗い情報に惹きつけられるのです。
じっと動かず、暗い情報ばかりネット上で探すようになるのです。

渋々、散歩をすると良くなりました。
しかし、運動強度が足りません。
少し、時間ができると、ネットの情報を検索してしまいます。
ある程度の運動で、脳と身体、両方を疲れさせる必要があるのです。
文字を書く気分にならないのは、
脳ばかりが、先走っているからです。
「書くのももどかしい」、
「書いたって意味がない」という考えが強くなってきているからです。
そもそもnoteを書き始めたのは、そうやって、何にも書かずに、
頭の中であれやこれやをこねくりまわす自分に
飽き飽きしたからのはずです。
しかし、こうやって、少し、目を離すと、頭が暴走するのです。

明日こそは、ジムへ行って、走った方が良さそうです。
頭の暴走を止められるのは、身体を程よく疲れさせることだけです。
こういう時に、本を読んでも頭にはなかなか入りません。
読んでいるものの、なぞって流れていくような感じです。
五感の方は、全体的に麻痺したような感じで、あまり敏感ではありません。
海の中で眠りこけている原始生物に戻り始めていると言えるかもしれません。
五感さえ未熟な、うとうとしたモードになっているのです。

そういえば、先日、有名な俳優が夢に出てきました。
素晴らしく格好良く、
その俳優のファンだったことはないのですが、
その素敵さにうっとりしました。
夢だけ見ているということは、
そういうふうにたまらなく甘美でもあります。
身の程知らずなことでも、本物のように感じられるからです。
実際に、行動してみると、
それがいかにも夢であって、
自分に相応しくなく、実現も難しいということが見えてきます。
現実を知ると、夢は色褪せ始めるのです。

「夢を叶えるには、現実を知らねばならず、
現実を知ると、夢は色褪せる」

というのも学びと言えるかもしれません。
その上で、
色褪せた夢の切れっぱなしを握りしめて、
現実を突っ切れるものだけが、夢を叶えられるということです。
書いているうちに、自分がどうしてこれほどやる気がないのかわかってきました。
認めたくない現実から逃げているのです。
自分の思ったように人生が進んでいないかもしれないという現実を、
認めたくないのでしょう。

Beyoncéは、やるべきことをやって
夢を現実として掴んできた人のように思います。
確か、彼女は乙女座なのです。
派手に見えるようで、
やるべきことにしっかり取り組んできたタイプのはずです。
さあ、明日はBeyoncéの力を借りて、夢から目覚め、現実を受け止めていきたいと思います。

#最近の学び