転職2.0 日本人のキャリアの新・ルール 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容は外資系ゼネラルマネージャーである村上臣さんの『転職2.0 日本人のキャリアの新・ルール』の一部分です
▪︎転職2.0とは?
①働き方は変わってきている
一昔前までは『いい会社に入れば一生安泰』『会社が社員の人生を守ってくれる』と言われていましたが、現在ではトップ企業自らが『終身雇用は維持できない』と公言する時代です
これからの時代は会社にキャリア形成を委ねるのではなく、私たち自信が自分で目標を設定して『自分はどうしたいか』で動かなければいけません
会社の言う通りで従う受け身の働き方から『どうすれば幸せになれるか』を能動的に考える働き方へ移行していきましょう
②転職への考え方も変わってきている
キャリア形成が個人に委ねられる時代になってきた現代で大事になってくるのは『自分の市場価値をどこまで高められるか』ということです
転職というのは自分の市場価値を上げるための1つの手段であり、『年収の高い企業』に一度で入社するより着実に市場価値を上げていきながら自分のキャリアを実現する考え方の方が重要です
現代では『どのように働きたいか』という目標を自分で設定して自分で実現できる時代になってきています
③自分をタグづけしてみる
現代で転職を行う際には『自分をタグづけすること』がオススメです
具体的な方法としては、自分の職歴を分析してタグをつけていきます。タグは大きく分けて『役割』『業種』『経験』『スキル』『コンピテンシー』の5つに分けることが可能です
自分の仕事の経験を棚卸ししてタグに分類するところから始めていきましょう
『コンピテンシー』とは自分の『強み』のことであり、リーダー経験が豊富であったり、お客さんのことを理解するのが得意など人それぞれ異なってくるでしょう
④タグを掛け合わせる
自分の市場価値を高めてくれるタグにはいくつかありますが、『すでに持っているタグ』と『離れたタグ』を掛け合わせるのがオススメです
例えば、営業という業種は大きく分けて『企業に向けて営業する:B to B』と『一般顧客に向けて営業する:B to C』の2つが存在しますが、これら両方のスキルを持っていたとしたら希少性は一気に高まります
つまり、同じ領域にある離れたタグ同士を掛け合わせていくことで一気に希少性がUPしていきます
⑤スキル思考からポジション思考へ
これまでの時代では『スキル思考』が主流でしたが、目的なくスキルを身に付けてもそれが宝の持ち腐れになってしまう可能性は高くなります
例えば、国内で日本企業相手に仕事をするのに英語のスキルを身に付けたところで使う機会はほぼないと言ってもいいでしょう
もっと簡単にゲームで解説すると、剣士を目指したいのに魔法や盗賊のスキルをゲットしたところで役立たないということです
だからこそ、『ポジション思考』が重要になります
どんなポジション、つまり役割を目指すかを明確にしてそれに必要なスキルを身に付けたり、そのスキルが身につく会社に転職することがオススメです
▪︎【結論】働き方の変化に伴い転職も変わってきている
転職に対する考え方は昔と現在ではまったく違います
企業のあり方や働き方によって転職の立ち位置もずいぶん変わりました
転職を『目的』ではなく『手段』として使っていくことが大切になります
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