ぱくえみ

岩手在住、夫と小2娘と年少息子を育てる母。田舎でのんびりストレスライフ!

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マガジン

  • おとな交換日記

    • 48本

    高校時代にやっていた交換日記を、もう一度。 ミドサー3人、三者三様の日常です。

最近の記事

「寝湯」に横たわる心地よさ

10月26日 あっという間に10月が終わる。 「あっという間」を使う時に、頭の中に、「あっ」と言っている人を思い浮かべる。なぜか、江戸の町人の様なイラストで浮かんでくる。 桃屋の「ごはんですよ」のCMみたいなイラストだ。 私の中の、現代のいろんな言葉が江戸時代に生まれたという誤った認識と、江戸時代の町人はみんな桃屋のイラストみたいな顔というイメージがそうさせている気がする。 私の秋は、もう何十年も食欲の秋だった。 秋は美味しいものがたくさんある。 いも類は大好きだし、栗の

    • 宇多田ヒカルのライブに行った

      すっかり秋の風だ。 今年は残暑が厳しいが、昼間ももう汗をかくほどではない。 岩手の秋は早い。すぐに冬になってしまう。 この心地いい季節は1ヶ月ほど。私のカレンダーでは、そこから約半年間が冬とされている。 7月30日 夫と二人で宇多田ヒカルのライブを観に、仙台へ。 子供2人は実家にお願いし、一泊二日、夫婦の夏休みだ。 夫とは、20代前半で出会い,かれこれ20年弱の付き合いになる。 夫とは趣味の話が全く合わない。 漫画やアニメ、音楽と言った、私が青春をかけてきたコンテンツを

      • 初めてできたママ友と、スナックをハシゴして午前様した

        長らく止めてすみまめーん!(言っている) 7月12日 長女が同じクラスで仲良くしているお友達の母親たちと仲良くなり、学年の懇親会の後、盛岡の夜の街へ繰り出した。 仲良くなったきっかけは、「盛岡さんさ」だ。 4月頃から、「今年は、ちびっ子さんさに出る!!」と意気込んでいた。私も出してあげたいと思っていたし、その実態も謎だったが、なんとなく、20人ぐらいの規模を想像していたので、まあ、なんとかなるだろうと思い、応募した。実際は80人近くの大所帯だったのだが。 長女は学校で、さ

        • 竹せいろのフィルターバブルの中で生きています

          3月20日(水) 3月は何かと物入りだ。 3歳の息子は4月から幼稚園の年少さんになる。 今までの小規模保育園から、姉も通ったこども園に入園する。 制服やカバンはある程度姉のお下がりで賄えても、小物を揃えたり、サイズアウトの春服の補充、下着の補充、ボロボロになったスニーカーの新調などなど… 細々としたものをどんどん揃えていかなくてはいけない。 根本的な話だが、私は選んで、決めて、買うという過程にとても時間がかかる上、そんなに好きではないということに最近気づいた。 大抵がネッ

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        • おとな交換日記
          48本

        記事

          推しのオバサン

          1月26日(金) 推し活で東京に行ってきた。 1泊2日、文フリぶりの東京だ。 「推し」と言っても、「推しポッドキャスト」である。 以前書いた通り、ポッドキャストの人気番組「Over the sun」のイベントに行ってきた。 私にこの番組を勧めてくれた友人が、チケットに当選してくれたので、ありがたく参加させてもらった。 (後で聞いた話だと、応募数がアリーナクラスだったとのこと!プレミアチケット!私は落選したのに、やはり、持つべきものは友達だなぁ。) 公演は18時半からだっ

          推しのオバサン

          オールミルク記念日

          12月20日(水) 夫の話が面白かった。 12月はやはりそれなりに忙しく、なんやかんや詰まっていた。 しかも今日は朝から、 「ミスしてた!!」 ということがあり、その対応に追われたり、それが結局ミスしてなかったから、対応したことをもう一回戻さないといけなかったり、なんとも無駄な焦りに一日中振り回されていた。 それに、決めなくてはいけないことがたくさんあった。 「決める」という作業は精神を少しずつ消耗させていく。一定期間に、正しい判断で決断できる回数は限られている。 だから

          オールミルク記念日

          夫の親知らず

          これは交換日記だけれども、私にも、文学フリマの感想を言わせてほしい。 文学フリマ、初出展、本当に本当に楽しかった。 だって、出店までの面倒な部分は全て、じぇきゃさんがやってくれていたんだもの! 美味しいところだけ味わって、打ち上げで気持ちよく寿司を食べたんだもの! この世界線を教えてくれて、ありがとう。 しばらく文フリフィーバーで日常が明るくなりそう! ブースで手に取ってくれた方に何度か言ってもらったのは、 「旧友同士で交換日記」というのが、「とっても良いですね。」と

          夫の親知らず

          受け継がれる蒸気

          どんなに外が暑くても、冷房が寒いと感じるようになったのはいつからだろう。 自分は思ってもみなかった女性の悩み現象が、年々強く現れてくる。「冷え」なんて、考えもしなかった。 今年の夏はとにかく暑かった。 だけど、九月に入ってから一気に秋の匂いがする透き通った空気に変わってきている。 こちらはここ数日エアコンを使わずに済んでいる。 もうどう頑張っても秋。そして冬を思ってげんなりする季節。 八月末には長女が、そして、長女の誕生日から二週間余りで、下の子の誕生日が来た。 うちの

          受け継がれる蒸気

          回転卓を回すな!

          私は四人姉妹の長女で、妹二人はすでに結婚し、関東に住んでいる。姪がひとり。 だから、わたし方の家族が集うと、大人九人子ども三人の大所帯になる。 その大所帯で、年に一度は集まって、みんなで飲み食いしたり旅行したりしているのだが、今年は二泊三日で軽井沢に行ってきた。 もちろん、関東組は車で、東北組は新幹線で、現地集合、現地解散。 決めていたのはホテルと、一日目の夕食にみんなで集まることだけ。あとはそれぞれの家族がそれぞれ遊び、それぞれ帰るスタイル。 もっと言うと、夫もその二日前

          回転卓を回すな!

          彼らのオトナブルー

          夫が飲み会の夜。 寝かしつけ後にレモンサワー飲もうと思って2階から降りてきた。 氷をパンパンに詰めて、レモンを絞る。 いいちこを注ぐ前に気がついた。 炭酸なかった、か…。 なかった。 炭酸がなかった。 色々探したけど、レモンと氷を活かせるアルコール類はない。 レモン水に、しよう。 苦虫を噛みながら呟く。 そんな夜ーー。 7月1日土曜日 久しぶりに家族で遠出。 特に用事はないけれど、宮古に。 盛岡から宮古までは今や一時間半で行ける。 数年前開通した道路なので、ナビは

          彼らのオトナブルー

          梅雨の呪い

          梅雨入りはしたけれど、気温が上がりきらないからか、まだムシムシは少なめ。 晴れ間ものぞく、東北らしい初夏の気候。 六月にいつも悩まされる症状がある。 左耳の奥というか、後ろがズキンっ!と痛むのだ。 数年前から悩まされている。 顎関節症を疑い、歯科にかかった そこで、毎回私の歯をめちゃくちゃ褒めてくれるおばちゃん先生に「異常なし。耳鼻科に行くように。」と言われ、カロナールを処方された そして、耳鼻科にかかると、そこでは、溶けて無くなりそうなおじいちゃん先生が、カルテを眺め

          梅雨の呪い

          こどもの習い事、うちの場合

          6月9日(金) 雨が降っている。 娘の習い事が終わるのを車の中で待っている。 気温は低め。 ダンスが終われば、夕飯にラーメンを食べる約束をして送り出した。 娘はチアダンスを習っている。週二日、特別な用事がない時は文句を言わずに出席している。 上手い、下手はともかく、本人はかなり納得して通っているようだ。 七月には市民ホールの大ホールで公演もある。 もう一つ、体育教室にも通っている。 いろんなスポーツをローテーションでやっていくもので、体操やかけっこから、球技まで体育の授

          こどもの習い事、うちの場合

          貴族の気分

          この日記のペースに少々戸惑っている… みんな「うれし」じゃないか笑 さて、ブリジャートン家を見ている者はいるか? 前二作も良かったのだが、今回の外伝がすごくいい! ブリジャートン家はとにかく主人公のビジュアルがいい! 外伝の若きジョージ国王がすごくタイプな顔だったうえに!従者のサイドストーリー…最高すぎか! 性描写が取り上げられがちなブリジャートン家だけど、普通にストーリーもめっちゃ面白いし、見た後は貴族ハイになる(今) ハマっているものがもう一つある。 ポッドキャス

          貴族の気分

          深緑の高原の風に吹かれながら思うこと

          田舎暮らしのいいところに、なんとなく、キャンプへのハードルが低いというところがある。 私自身は子供が生まれてからやっと年に何回か行くようになった初心者で、ほぼ毎回、従姉妹家族と一緒に行っている。 この週末も従姉妹家族と一緒に、奥州市の星座の森というキャンプ場に行ってきた。 キャンプ場といってもまだ小さい子もいるし…という言い訳でコテージ泊。 シャワーもキッチンも冷蔵庫も、電子レンジまである、文明生活の延長線。似非アウトドアだ。 実家は父も母も全くアウトドアに興味がなく、

          深緑の高原の風に吹かれながら思うこと

          まずは二人へのラブレターなどを

          うれしいな。 こんな風に交換日記に誘ってくれる友達がいてうれしい。 小さい頃から文章を書くのは好きだった。 自分の頭の中が整頓されていくのを感じられるから そして、それを人に見せるのも大好きだった。自己顕示欲は強炭酸。 夫がする大好きな話の中に、「うれし」の話がある。 好きなことやものに関して、テンションが上がりすぎて過剰に話したり、過敏に反応したり、横から干渉してきたりする人のことを夫の地元では「うれし」と呼んでいたらしい。 もちろん悪口だ。でも、その「れ」にアクセン

          まずは二人へのラブレターなどを