読書 この夏の星を見る 辻村深月
『この夏の星を見る』、一言でいうと青春群像劇です。
舞台は2020年冬、コロナ発生当時の日本、東京、茨城、長崎の高校生たちを描いています。
さすがに辻村深月さん、毎度ながら語り部と舞台をコロコロと変えていく手法が光っていました。
おなじことは、『かがみの弧城』でもみられましたが、伏線の回収がお見事です。
今回は『魅力的なおとな』も登場し、現役高校生たちには刺さるものがあるのではないかともおもいました。
現実にはいそうでいない、おとなではあるのですが。。
もしかしたら幸運な