ハチワレ

30年ぶりにコンビニで働きはじめました。 働くことがひさしぶりです。

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30年ぶりにコンビニで働きはじめました。 働くことがひさしぶりです。

最近の記事

接客は、やまびこのように

コンビニでアルバイトしています。 先日 ありがたいことに研修会にも参加させていただきました。 そもそもわたしは、働くことがひさしぶりなのですから『研修会』という響きにウキウキ。 会場には同じ系列、別店のスタッフがいっぱい、支部の社員さんたちもいっぱい。 熱気むんむんで、あっというまに終わり、わたしは、とても勉強になりました。 * そこで初めて知ったことがあります。 それは 声を出すことが苦手なひとが多いということです。 接客の基本は、声出しだとおもいます。 わた

    • 読書 この夏の星を見る 辻村深月

      『この夏の星を見る』、一言でいうと青春群像劇です。 舞台は2020年冬、コロナ発生当時の日本、東京、茨城、長崎の高校生たちを描いています。 さすがに辻村深月さん、毎度ながら語り部と舞台をコロコロと変えていく手法が光っていました。 おなじことは、『かがみの弧城』でもみられましたが、伏線の回収がお見事です。 今回は『魅力的なおとな』も登場し、現役高校生たちには刺さるものがあるのではないかともおもいました。 現実にはいそうでいない、おとなではあるのですが。。 もしかしたら幸運な

      • コンビニの『プライチ』におもうこと

        プライチ。 恥ずかしながら わたしはコンビニでアルバイトするまで知りませんでした。 主なコンビニで実践されているようです。 お菓子やアイス、ドリンク類、栄養ドリンクなどなど、さまざまな商品で展開され 各社のアプリやX、店頭で告知しています。 * プライチ、来店を促すよい企画だとはおもうんですが、買い物としてお得でしょうか? 対象商品を購入したら翌週『新たな商品』がもらえる(何がもらえるか、事前告知されている)のですから確かにお得なのかもしれません。 しかし 実際に

        • 読書 人質たちの朗読会 小川洋子

          人質たちの朗読会。 岸見一郎さんの著書『悩めるときの百冊百話』で紹介されていて手にしました。 が、以前読んだことがあることがわかりました。 ところどころ記憶に残ってはいましたが新鮮なきもちで再読しました。 この物語の本質は事件そのものではなく、 事件当時、同じく時を過ごしたそれぞれのひと、なのでした。 朗読で語られるのは、過去について。 極限状態のなかで自分の過去を探りたぐり寄せる。 それは正気を保つための策でもあり 途方もない時間をやり過ごすすべでもあったのでしょう

        接客は、やまびこのように

        マガジン

        • コンビニ備忘録
          4本
        • 読んだ本の記録
          4本
        • 日々のこと
          1本

        記事

          ケシミン使用、1年経過報告

          ケシミン。 それは小林製薬がつくる、シミ予防のクリーム。 シミ予防関連商品はいろいろあるけど、わたしはケシミンしか使ったことがないので、正直よくわからないのです。 が 1年継続した今、伝えたいことがあります。 それは、 『シミ、濃くなってないよ。薄くもならないけど。そして、増えてもないよ。』 (目視できる部分で、だけど。。) 50前にして『シミが濃くなっていない、増えてもいない。』という状況は素直に喜んでいいとおもうのです。 ケシミンよ、365日ご苦労さまでした。 ち

          ケシミン使用、1年経過報告

          読書 純喫茶またたび 栗栖ひよ子

          栗栖ひよ子さんの作品を初めて読みました。 舞台は夕闇通り商店街。 そこにあるのが『純喫茶またたび』 純喫茶またたびには、ねこの手も借りたい、いろいろな方が来店されます。 お支払いは、お客様の思い出。 お客様の語りに店主がしっぽり耳を傾ける、実にふしぎな喫茶店ではないですか。 さて この作品を発表される前に二つ、 すでに夕闇商店街を舞台にしたお話が刊行されていますがどこから読んでもわかるシリーズです。 わたしも前二作は未読、 とても興味深いのでこれから読みたいとおもいます

          読書 純喫茶またたび 栗栖ひよ子

          コンビニのポップにおもうこと

          毎週2日、コンビニのアルバイトをしています。 わたしの勤めるお店は、ポップづくりにとても力を入れています。 ポップとは、お客様に直接展示される広告のことです。 手書きのものやパソコンで作成されます。 わたしはポップを見るのが好きです。 ・・ どこのコンビニもおなじだと思いますが メインのキャンペーンは、ほぼ月替わりにあります。 そのあいだに販促活動があり、新発売があり、店内はいつもにぎやかです。 メインキャンペーンのときは、大がかりなポップや売り場が設けられ、売り

          コンビニのポップにおもうこと

          つばめ管理人

          今年もつばめの季節がやってまいりました。 つばめの巣の管理人をオットとふたりでやってます。 今年からわたしは、ヨガやアルバイトに行っているので、主にオットが活動中。 散歩の途中で観察したことを毎日報告してくれます。 今年は、すでに二組のご家族がご利用になり、お子さまたちが巣立たれました。 現在は、一号館、二号館、三号館にてそれぞれのご家族がご利用中、満室御礼。 気になるのは、最近周辺をうろつくカラスが多いこと。 ひなたちが飛ぶ練習がしにくいなあ。 カラスがつばめに無

          つばめ管理人

          車椅子のハリーポッター・としまえん

          2024年3月に行ったハリーポッター・豊島園について書きます。 事情があり車椅子を押して見学しました。 その時の感想を書きます。 3600字弱 * 車椅子の貸し出し 2024年2月時点では、ハリーポッター豊島園の公式HPには車椅子の貸し出しについて書かれていませんでした。 貸し出しについて問い合わせフォームから連絡しました。 わたしが受け取った回答では、 会場にいくつか貸し出し用の車椅子があること。 当日手配も可能だか、確実に用意するためには予約してほしいとありまし

          車椅子のハリーポッター・としまえん

          拝啓 コンビニさま

          令和のコンビニで働きはじめて2ヶ月が経ちました。 現在は週2回、9時5時で働いています。 何より令和のコンビニは、多種多様な商品を扱っているので、それらがとっても興味深くて。。手を動かしながら眺めているだけでも楽しいです。 わたしの職場は、20代から50代、国籍も多様です。 いろんな年代の人たちとお仕事できるのは、わたしにとってたいへん刺激的です。 雇っていただきありがとうございます。 * コンビニはとかく覚えることが多い、と言われます。 わたしのような中年世代には

          拝啓 コンビニさま

          読書 レーエンデ国物語2・3

          レーエンデ国物語の2と3を続けて読みました。 ネタバレを防ぐので、あまり深入りしたことを書いていません。 1巻目のあらすじはこちら。 1巻目で物語は完結しているのですが、2巻目もてっきりユリアの物語が続くと思っていました。 が、全く違う展開になっていたのです。 2巻目のあらすじはこちら。 2巻目のヒロインは、「テッサ」。 舞台は、1巻目から100年後の物語となります。 このヒロイン・テッサがカッコいい女子なのです。 物語も厚みが増して、展開も早くとても読み応えのある

          読書 レーエンデ国物語2・3

          好きなひとにお手紙を。 いわさきちひろの、この子がすき。 この子に、会わせたいひとのもとへ。

          好きなひとにお手紙を。 いわさきちひろの、この子がすき。 この子に、会わせたいひとのもとへ。

          見て触れて感じる

          5月にかぞくで上京しました。 高校生の子どもが渋谷のスクランブル交差点を歩いてみたい、というので渋谷に行きました。 実際、スクランブル交差点を歩いてたいへん感動していました。 周りには、もその人の交差を撮影しているひとたちも多くいました。 聞けば、好きなアニメや映画の舞台になっていたようで、今ここにじぶんが居るということが、どんな種類の感激か、熱く語ってくれました。 東京渋谷、スクランブル交差点、 ファンが多いみたい。 わたしにとって渋谷は、32年ぶりでした。 高

          見て触れて感じる

          30年前のコンビニ勤務

          30年前、わたしは高校生でした。 高校生の最後の年に住んでいた町のコンビニでアルバイトをしました。 それまでファミレスのウェイトレスをやっていたので、仕事そのものが新鮮でした。 当時、その町には二軒しかコンビニがなくて、そのうちの一軒でバイトしました。 その店は、もともと酒屋さんをやっており、その二代目社長がコンビニにくら替えしたのでした。 そのころのコンビニは、宅配便の受付はあるけど、ホットスナックもなく。 あるのは肉まんやあんまんを蒸すスチーマーくらいでした。 その

          30年前のコンビニ勤務

          三冊目のnote

          はじめまして。ではなく、みどめまして。 にどめ、ではなく、みどめ、で。 そう、noteを書くのは三度目なのでした。 いや、三冊目なのかしら。 今回もよしなにおねがいたします。

          三冊目のnote