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見て触れて感じる

5月にかぞくで上京しました。

高校生の子どもが渋谷のスクランブル交差点を歩いてみたい、というので渋谷に行きました。

実際、スクランブル交差点を歩いてたいへん感動していました。

周りには、もその人の交差を撮影しているひとたちも多くいました。

聞けば、好きなアニメや映画の舞台になっていたようで、今ここにじぶんが居るということが、どんな種類の感激か、熱く語ってくれました。

東京渋谷、スクランブル交差点、
ファンが多いみたい。

わたしにとって渋谷は、32年ぶりでした。
高校生のとき、修学旅行で北海道から上京し、自由行動で渋谷の街を歩いたのです。
スクランブル交差点、ハチ公前、
そのころ歩いた場所をふたたび歩くというのは不思議なものです。
案外覚えていることに驚きました。

この建物の雑貨屋さんで買い物をした、とか。
その場所は、様変わりして雰囲気は全く違っても確かにここを歩いたな、とわかる。
記憶の奥深さを知りました。

また 
渋谷という街のもつ波動、
脈打つようなエネルギーをひしひしと感じました。
このような躍動感を街から感じられのるは、ほかの場所ではあまり覚えがないな、ともおもいました。



渋谷の次に向かったのは新宿、初めて行きました。

新宿アルタ、を見たかったからです。
それは、『笑っていいとも』の舞台でした。

わたしが子どものころ、
まだ小学校に上がったかどうかくらいの年の頃、ひとつ年下のいとこに
『わたしがテレフォンショッキングに出たら、次は◯◯ちゃんにまわすねっ』と約束したことを昨日のように思い出せます。

その後
芸能人しかテレフォンショッキングには出られないことがわかりました。

番組観覧は、ずっとしてみたかったことのひとつでした。
残念ながらそれは、叶いませんでした。
なぜなら応募さえしていなかったからです。

気づけば、笑っていいともが終わってしまいました。



新宿アルタが来年閉館するというニュースを知り、その前にぜひこの目で一度見たかったのです。

テレフォンショッキングも番組観覧もできなかったけど、建物を見ることは、叶いました。

ホンモノのアルタを前にしたとき、
わたしとオットのテンションはマックスに!!

テレビで見ていた交差点、
建物と巨大モニター、
それが目の前にあるという興奮。

ああ、
渋谷のスクランブルを見た子どもの興奮は、
いま、まさにわたしの中に沸き起こる、この興奮にとても似ているのかもしれない、とおもいました。

百聞は一見にしかず。
知ったつもりに、行ったつもりになれる時代になりましたが 
やはり実際に足を運び、そこに立つことで
感じ、見て、触れられるものがありました。

翌日向かった先は、鎌倉。
鎌倉の大仏さまを見て、奈良の大仏さまを想いながら体験することの大事をおもうのでした。


おっきかったー。