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【中医学🔰】繰り返す膀胱炎の原因

【質問】
繰り返す膀胱炎、血尿、右腰の痛みについて教えてください。

【結論】
膀胱炎や血尿は、2パターンあります。
それぞれ治し方も違うので、自分に当てはまるパターンを探しましょう。

いつものように、体の中で起こっていること、薬の作用、原因、目的、手段の順にお話ししていきます。
全部理解する必要はなく、治す手段はいくらでもあるということだけ知っていただけたら良いです。

✅1)体の中で起こっていること

西洋医学では、膀胱炎=菌が入ったと考えます。
しかし、菌がいなくても膀胱炎になります。

菌がいる場合は、抗生剤が有効です。
しかし、菌がいない場合は、抗生剤の効果はありません。
つまり、抗生剤がなくても治せます。

大切なのは、現在体の中がどのような状態にあるのか。
膀胱炎になるまでの時間の流れから推測していきます。

西洋医学の膀胱炎は1パターンです。
しかし、中医学の膀胱炎は2パターンで考えます。

⚫️熱を持った膀胱炎(陽)
血液に熱エネルギーを持っているために、膀胱が炎症を起こす。
血液に熱エネルギーを持っているために、血管が破れ血尿となる。

⚫️水でふやけた膀胱炎(陰)
膀胱がふやけて細胞が崩れたために、膀胱がむくんで炎症を起こす。
膀胱がふやけて細胞が崩れたために、血管が破れ血尿となる。

右腰の痛みは、姿勢または内臓不調からです。

✅2)薬の作用

抗生剤は、酸性の薬です。
膀胱に届いて膀胱や膀胱周辺のタンパク質をゼリー状にして、血液が流れ込まないようにして炎症を止めてくれます。

自然界で例えると
牛乳にレモンを混ぜた場合、牛乳がトロトロになります。
抗生剤は、一時的に膀胱周りのタンパク質を固形化して、血が流れ込まないようにして痛みを和らげてくれます。

✅3)原因

⚫️熱を持った膀胱炎(陽)
糖質や動物性脂肪の食べ過ぎで血液に熱が多くなる
・足や体が冷えて、体の中心部に熱がこもった
・ストレスにより体に熱がこもった

⚫️水でふやけた膀胱炎(陰)
・水分のとりすぎ
・足や体が冷えて、体の中心部まで冷えた
・気力低下により細胞が崩れる

膀胱炎になる2、3日前に食べすぎたり、寒い場所にいたり、過度なストレスがかかるようなことはなかったでしょうか?

✅4)目的を明確に

⚫️熱を持った膀胱炎(陽)
自分の消化能力程度に食べる
・体を温める
・ストレスをコントロールする

⚫️水でふやけた膀胱炎(陰)
・汗やおしっこで出せる量の水分をとる
・寒い日やデスクワークが多い日は水分量を減らす
・下半身から発汗できる体にする
・ストレスをコントロールする

✅5)手段は何でも良い

⚫️熱を持った膀胱炎(陽)
・消化の良いものを少しずつ食べる
・胃を休める日を作る

⚫️水でふやけた膀胱炎(陰)
・岩盤浴、サウナ、よもぎ蒸しなどの温熱療法を生活習慣に取り入れる
・温めるとマッサージを同時にすると効果的
・湯船に浸かる習慣をつける

手段は何でも良いです。
隙間時間にできることから行動しましょう。
病院へ行く時間・薬代と自分メンテナンス時間・コストを比較して、自分がどうしたいのか、自分の心と体に聞いてあげることです。

以上、参考になれば嬉しいです。
健康になるための知識にお金を使いましょう。


【プロフィール】
外食大好きな元薬漬け薬剤師
高齢出産4児の母が、中医学と西洋医学の二刀流で、時短・高コスパの見ため年齢−20歳の美容健康法を伝えます。
毎週火曜日、水曜日、木曜日に配信しています。

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中医学とは、2400年前に皇帝内経に書かれた医学。
①人は自然界の一部であり、体の中で起こっていることは、自然界で起こっていることと同じであること
②病気は結果、必ず原因があること
③結果から原因までの道を理論立てて、治療・教育していくこと
④大切な人に贈ることができる知的財産であること

最後までお読みいただきありがとうございます。
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