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#読書記録 「これからの哲学入門」著者:岸見一郎
アドラー心理学の入門書。著者はベストセラー「嫌われる勇気」の岸見一郎さん。コロナ禍の生き方や働くことについてなど身近なトピックが多く、自分ごととして捉えやすい、とても読みやすい本だった。
【心に残ったこと】
・どんな状況、状態であっても私達は
生まれながらに価値がある
・幸せになるのではなく、いま、幸せである
ここからの最優先事項
僕はセルフプレジャーをなるべくしないように生きてきました。していてもなるべく隠すように。そして1日の数ある行いの中で最も後回しにするべき事項としてぞんざいに扱ってきました。
ここで言うセルフプレジャーとは、自らによって性的快感を得る行為という意味ではなく、他者の利益を考慮せず自分が楽しいこと、気持ちいいこと、ワクワクすること、時間を忘れることに熱中するという比喩的な意味での行為のことです。
監
#読書記録 「全部運命だったんかい」著者:笛美
僕はいわゆる男性として今まで生きてきました。そんな僕が初めて問題意識を持って読んだフェミニズムに関する書籍です。
女性として生きる笛美さん自身の生きづらさが、別の誰かの生きづらさに繋がっている。そしてそれは僕の生きづらさにも繋がっている。だからすごく共感しました。
フェミニズムとは女性の為の運動なんだと思っていたけれども、女性の為の運動は男性の為の運動であり、それは社会の為の運動であるんだ。
知らない場所で知らない人と会ってみる
「ゲイでもいいんだからね」
僕は高校生の頃、母親にそう言われました。
年頃の僕は自らの恋愛について親に全く話しませんでした。あまりにも話さないものだから、母親なりに一生懸命に察してそう言ってくれたのだと思います。男の子を好きになることも女の子を好きになることもあなたの自由で、そこに愛があるならばそれは素敵なことだと。母親の僕に対する愛情は何も変わらないと。
僕はその頃ゲイが何かあまりよくわか