ウメ

小さい電気系のメーカーで組み込みエンジニアをしています。 モノづくりをしたり、小説書い…

ウメ

小さい電気系のメーカーで組み込みエンジニアをしています。 モノづくりをしたり、小説書いたり、ただただぼーっとしたり、たまに記事書くのでよろしくお願いします!

マガジン

  • 超短編連載小説「私の神様」

    日々の思いついたアイデアを元に、超短編小説を書いていきたいと思っています。 そして、それを連載形式で一つの物語を構築します。

最近の記事

クラファンに向けて走り、一旦走り終えました!とはいえ、まだまだ道は続く!

どうも、ウメです。 組み込みエンジニアとして働きながら、趣味で小説を書いたりしているのですが、そんな小説のアイデアをノンストレスで残せるアプリを制作しよう!ということで立ち上げたクラウフォファンディングが無事、先日終了しました! ありがたいことに最終的に達成率175%で、サクセスしました! ご支援いただいた方々には本当に感謝です! 本日は、クラファンに向けて活動した中での気づきや、まだまだ走り続けないぞいけなぞ!という気持ちを共有したいと思います! FBを貰い続けてきたこ

    • 君の笑顔が見たいだけだった(超短編小説)

       ただ君の笑顔が見たいだけだった。  君が一番輝くのは、笑った時だと思ったから。  だから、君が笑顔でいれば、全て良いと思っていた。僕はそれで満足だと、そう思っていた。  そして、その笑顔を見ると、僕自身も幸せな気分になれていた。  けれど、人間はなんとも欲深い生き物だ。  君が笑顔でいるだけでは、次第に満足できなくなる。  その笑顔が僕に向いていないと、次第にもやもやするようになっていった。  そして次第に、その笑顔が、僕だけに向けられれば良いとさえ思うようになっていく。

      • 顎で渋滞する何か(超短編小説)

         視界がぼやけるその先には、なぜかいつも呆れた顔をする両親の姿が浮かぶ。  その表情から読み取れる感情を想像して、俺の胸はいつも締め付けられていた。その記憶から逃れることはできず、大人だと言われる年齢になっても、その記憶は心の中でまだ幼いままだった。  強くなりたい。  そう常に思う。  弱かった自分を変えたいのもある。 自分を馬鹿にしてきた人たちを見返したい気持ちもある。 だけど多分一番は、あんな表情をさせた自分を、過去を無かったものとしたいんだ。  過去の経験があるから、

        • アイデアを5秒以内に残せるアプリ「Atoms」のβ版を使って欲しい!

          どうもウメです! エンジニアになって、4年ほどが経ち、自分で何か作りたいなー、と思い始めてからしばらく経ちましたが、 この度、 「アイデアを残す」ことに特化したアプリの制作プロジェクトを立ち上げました! クラウドファンディングで、一緒にアプリを盛り上げてくれる仲間を募集してますので、ぜひ一度覗いてみてください! とにかくストレスなく良いアイデアを残したい!僕は、趣味で小説を執筆しています。 まずは、ストレスなくアイデアを残すことの大切さをお話しさせてください! 僕は、良い

        クラファンに向けて走り、一旦走り終えました!とはいえ、まだまだ道は続く!

        • 君の笑顔が見たいだけだった(超短編小説)

        • 顎で渋滞する何か(超短編小説)

        • アイデアを5秒以内に残せるアプリ「Atoms」のβ版を使って欲しい!

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        • 超短編連載小説「私の神様」
          11本

        記事

          親愛と礼儀と傍観者

           親しき中にも礼儀あり。  礼儀があるから愛がある。  だから礼儀のない人は、例外なく全員愛のない悪人だと思っている。  礼儀と言っても、大層なものを求めているわけではない。  ただ、ただ少し会話の中に、付き合いの中に相手を思いやる気持ちがほしい。  いや、正確には私を思いやってほしい。  そうでなければ、そこに存在している私は、ただの人間になってしまう。替えのきくただの棒人間。誰にでも同じに映るそれは、果たして価値があるのだろうか?  価値がほしいだ。  だから、私は頼み事

          親愛と礼儀と傍観者

          ボロボロのバイク(超短編小説)

           初めてバイクに乗ったのは、高校生の時だった。  同級生の原付に乗せてもらって、夜の河川敷を、当時の気持ちで言ったら、爆走した。今思えば、無免許で危険なことをしたと思うが、多分、当時に戻ったとしても同じことをすると思う。  だけど、思えばそれからバイクとは縁がなかった。  車に乗るは好きだし、若い時に無理をして中古車を買ったりもした。それなりに綺麗にして、中身をアレンジするのも楽しかった。  バイクは孤独だ。  車よりバイクの方が乗ったことがある人間は割合からすればマイナーな

          ボロボロのバイク(超短編小説)

          アイデアを残すことに特化したアイデアアプリ「Atoms」の簡易版制作

          どうも、ウメです! 現在、組み込みエンジニアとして働きながら、アイデアを残すことに特化したアイデアアプリ「Atoms」にてクラウドファンディングの挑戦しようとしています! どんなアプリか詳細は以下にあるので、お時間あれがご覧ください! 簡易版アプリ今回は、皆さんにも「Atoms」のノンストレス機能を感じてほしい、ということで、簡易版のアプリを制作しました。 簡易版はWebアプリにて制作し、その中のPWAという機能で制作しました! 一部、PWAの制約で使えない機能がありまし

          アイデアを残すことに特化したアイデアアプリ「Atoms」の簡易版制作

          私は人が嫌いだ

           人のことは基本嫌いだ。  関わることをしないで良いのなら、基本的には関わらないで生きていきたい。人とすれ違うだけでもストレスを感じるし、世の中の人の関係性が見えるだけで、嫌悪感が湧いてくる。  とはいえ、人は一人では生きていけない。  だから、人を尊重する気持ちはある。  人は嫌いだけど、特定の誰かが嫌いなわけではない。人という人種の価値観。この社会の中での人の集合体が嫌いなわけだ。  社会での人という役割を演じなければいけないことに、酷くプレッシャーを感じる。 普通に生き

          私は人が嫌いだ

          「プロトアウトスタジオ」で、まだムキムキにはなれていないけど、少しは力こぶ出てきた気がする

          どうも、ウメです。 組み込みエンジニアとして働きながら、趣味で小説を書いたりしているのですが、そんな小説のアイデアをノンストレスで残せるアプリを制作しよう!と考えています。 今回は、私がプロトアウトスタジオという日本初の「プロトタイピング専門のスクール」に入学して、約2ヶ月が経過したので、振り返ろうと思います。 この2ヶ月は、「頼む、寝かせてくれ!もう許して!」ってな2ヶ月でした! プロトアウトスタジオ入学にきっかけ僕の経歴は以下にあるので、お時間あればぜひご覧ください!

          「プロトアウトスタジオ」で、まだムキムキにはなれていないけど、少しは力こぶ出てきた気がする

          GASでスクレイピングを実行する時のメモ

          GASを使って、スクレイピングをしてので、そのメモを残しておこうと思います。 スクレイピングして、Reactのフロント画面に結果を表示する一通りの処理は試してみたので、よければ見てください。 Parserを使用するスクレイピングをするためにGASのライブラリであるParserを使用します。 GASのエディター画面で、ライブラリの+を押す スクリプトIDに「1Mc8BthYthXx6CoIz90-JiSzSafVnT6U3t0z_W3hLTAX5ek4w0G_EIrNw

          GASでスクレイピングを実行する時のメモ

          天才はただの性質

           あなたは良いじゃない。賢いんだから。  そんな言葉は、飽きるほど聞いたような気もするし、思えば言われたことは二度くらいだったような気もする。  私にとって、頭を使うことは、確かに他の人間よりもやりやすい行為だった。  スポーツで例えるなら、バスケットボール選手として、二メートルある選手のようなものだ。普通の選手ができないようなプレーをすることができるし、何よりゴールに最も近い 選手となることができる。  けれど、それはただの性質でしかない。  現実としては、私の身長は1

          天才はただの性質

          親ガチャと天才

          親ガチャ。 子供は親を選べない。 それは正しいと思う。 だけれども、親だって、子供選べない。 果たしては、それはどちらが不幸なのだろう? どちらも不幸か? けれど、上流の汚れが下流に流れ落ちるのもまた確実な話。 その汚濁を浄化する方法を知っている者もいれば、一生泥水の中で苦悩に苛むしかない者もいる。 世の中平等ではないし、それこそ公平でもない。 人間の知能には限りがあり、知能が良いから、汚濁を浄化できるわけでもない。 天才は、どんな状況でも壁を打破する。 だって、その人物は天

          親ガチャと天才

          最近書けていないので、超短編小説書くことにしました!

          どうも、ウメです! 組み込みエンジニアとして働きながら、趣味で小説を書いたりしているのですが、そんな小説のアイデアをノンストレスで残せるアプリを制作しよう!と考えています。 これまでは長編に挑戦することが多かったのですが、ちょっと仕事のほうが忙しくなってきて、長編に集中する時間が取れなくなってきたので、自分の欲を満たすためにも、超短編小説を書くことにしました! 書いているものはマガジンとしては以下にまとめています! 日々のアイデアは「Idears Atoms」にて残す今の

          最近書けていないので、超短編小説書くことにしました!

          パワーストーン②

          「パワーストーン」  という言葉を聞いて、なぜか小学六年生の頃を思い出した。  修学旅行で、勾玉を家族のお土産として買って帰った記憶が、パワーストーンに呼び起こされたらしい。  特に有名でもない土産屋で、かなりの時間を悩みながら買っていた記憶だ。最初はちょっとした出来心だった。勾玉って格好よいな、と一つ買ってから、なぜか家族の分を買うことになっていた。それも、どれがよいだろうか? と自分の財布と相談をしながら、大事な時間をそれなりに費やしていた記憶がある。  最終的に、家族の

          パワーストーン②

          パワーストーン①

           剣城琴美について知っていることといえば、まず彼女が大学でマドンナ的な存在だったということだった。  マドンナ、なんて表現は古臭いのかもしれないけれど、それでも彼女はマドンナ、という強い言葉くらいしか当てはまらないくらい、脚光を浴びていたと思う。  何せ、ただ同じ大学だった僕が彼女の名前をはっきりと記憶しているくらいだから。  まさに彼女が歩いた後は菜の花が咲き乱れるんじゃないか、なんて噂さえされていたくらいだ。  だけど、僕が彼女に関心を持ったところは、そんなところではなか

          パワーストーン①

          私の神様②

           学生時代は研究者になりたかった。  別に、特別これに興味があるとかではない。  ただ漠然と、研究者というものに憧れがあったのか、それとも研究者が何か特別な存在のように感じられたからだと思う。  だけど、そんな淡い期待では乗り越えられない壁がそこにはあった。  何かをしたい。  それは誰しもが思っていることだ。  でも、誰しもが思っていることだからこそ、そこには狂気が乱舞する。その嵐の中を自分の想いだけで歩けるものが、自分の望みを手にすることができる。  自分の掌に視線を落と

          私の神様②