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「プロトアウトスタジオ」で、まだムキムキにはなれていないけど、少しは力こぶ出てきた気がする

どうも、ウメです。
組み込みエンジニアとして働きながら、趣味で小説を書いたりしているのですが、そんな小説のアイデアをノンストレスで残せるアプリを制作しよう!と考えています。

今回は、私がプロトアウトスタジオという日本初の「プロトタイピング専門のスクール」に入学して、約2ヶ月が経過したので、振り返ろうと思います。
この2ヶ月は、「頼む、寝かせてくれ!もう許して!」ってな2ヶ月でした!

プロトアウトスタジオ入学にきっかけ


僕の経歴は以下にあるので、お時間あればぜひご覧ください!

物作りに携わるようになって4年が経とうとしているなかで、なんだか物作りが楽しくないなー、と思うようになっていました。
どんどん、自分の中で仕事が言われたことをするだけの仕事になっているような気がして、果たして、自分は物作りをしていると言えるのだろうか?
となったが、一番のきっかけでした。

そんなことをぼんやりと感じている時に、たまたまプロトアウトスタジオを知る機会がありまして、プロトアウトスタジオの企画から最後の制作まで自分でやり切るところに惹かれて、入学を決意しました。
ちなみに、企画するとか、発信するとかは大の苦手分野で、そこに入学後苦しむことになります!😂(笑)

企画で苦しむ、アート思考ってなに?


プロトアウトスタジオは、企画〜開発〜発信のサイクルを回しながら、プロトタイプ的思考、つまりその筋肉をつけて、動かすことが目的です。
そのため、1週間ごとに授業と宿題があり、これがもうハードモード爆走なのですが、その宿題でプロトタイプを制作する中で、アート思考というものを求められます。

アート思考とは、アーティストが作品を創造するときと同じプロセスを用いた思考法のことです。アーティストは、自己の内部にある感情や感覚を起点として、湧き上がってくる想いを表現することによって作品を生み出していきます。そして、作品を通じて社会に問題提起し、人々の感情を動かします。

アート思考とは

とりあえず、自分が面白いと思うもの、いわば狂ったものを作ろう!というものです。
誰かが想像できるようなものではなく、意味はわからないけど、そこに自分の想いが入ってものを作る。

これがもう、難しかった、、、

もちろん、自分なりにこうしたら面白いかなーと思って成果物を制作するわけですが、もっと面白いようにできるはず。企画が甘い。とFBを受けます。その度に、「どうすりゃええんじゃい!」となっていました。
自分の中で、もうこれくらいで良くね?という安パイを求める気持ちを、なんとか奮い立たせながら、それでも形になるものも作らないといけない。
多分、この時の私はパニックに陥っていたと思います!(笑)

プロトアウトでは、もちろん企画も大切ですが、その企画を用いてプロトタイプを制作し発信するまでが1サイクルです。企画を考えていたので、プロトタイプができませんでした。ではダメなんです。それでは実装力が身につかないし、フィードバックを貰う機会を失ってしまいます。
この両輪を回す作業が、一言で言うと「とても大変」でした!

ボディーブローのように蓄積する宿題疲労


先ほど宿題が出されると言ったわけですが、これがもうどんどんボディーブローのように私にダメージを与えてきました。
2週目が過ぎたあたりから、おかしいな?宿題になれるどころか、どんどん大変になっていくぞ?となっていました。
疲れもどんどん溜まっていき、いつも「こりゃだめだ」となりながら宿題を続けていました。
寝たい、寝たいと思いながらディスプレイに向かう日々だった、、、

後から振り返ると、宿題の難易度が絶妙だったのだなと思います。普通なら宿題のサイクルに慣れて、少しは楽になるはずなのに、なぜかどんどんしんどくなってくる、、、(笑)
また仕事の方で、先輩社員が退職し、一気にやることが増えたのもそれに拍車をかけました。企画は考えないといけないし、引き継ぎもしないといけないし、だああー!ってな感じです。
私がスクールに通っていることを知っている同僚からは、私が睡眠時間を削りながら宿題をしている姿を見て、「Mなんですか?」と言われました。
Mではない、、、はず。ただ、そこに宿題があるだけなんだ!

怖くなるフィードバック


また、プロトアウトスタジオの一番の特徴と言っても良いのが、宿題に対して丁寧なフィードバックがあることです。
宿題の企画に関してもそうですし、記事に対することや発信に関することまでフィードバックをいただけます。

しかしこれ丁寧だからこそ中々に慣れが必要です。

言い換えれば、宿題で「手を抜く」と一発でバレるというわけです。
その都度その都度全力で向き合わないと、講師陣はその甘さに気が付きます。
また、講師陣も本気だからこそ、本気のフィードバックがきます。時にはある程度厳しいお言葉もいただきました。
だからこそ、毎回の宿題のフィードバックが少し恐怖でもありました。
でも、そこから逃げ出しては入学した意味がありません。
が、逃げ出したい気持ちは常に満載でした!(笑)
自分のへなちょこな筋肉に打ちひしがれながら、フィードバックを受けて改善し、少しずつ筋肉をつけていく。そんな日々だったなーと、しみじみと思います。
そして、どんどん寝不足になっていく、、、頼む!我に睡眠を!

漸くプロトアウト的思考ができるようになってきたかもしれない


と、まあこれまで大変だった!とばかり書きましたが、物作りってやっぱ楽しいなーって思うことも多くありました。

特に、業務では使わない技術に触りながらプロトタイプを制作するのは楽しかったでし、どれもこのスクールに入学しなかったら、触れなかったんだろうな、という技術ばかりでした。

また、このスクールを通じて、様々な物作りをしている人と触れ合うことができたのはとても良かったです。同じ学生として入学した同期もそうですが、ハッカソンに参加した時に参加されていた人など、普段エンジニアではないけれど物作りをしている人たちがいて、自分にはない発想で物づくりをしている姿を見て、純粋にすごいな、と思うと同時に、とても刺激になりました。

また、苦しんだアート思考に関しても、徐々に狂ったものを作れるようになってきて、今までの自分には思いつかなかった発想が出てきたときは、テンションが上がりました。
以下の記事は、アート思考に取り組んだ結果、やり切れたものだと思います。

最後まで走り抜けた先を目指して


2ヶ月走り抜けてきましたが、私にはまだ最後の関門が残されています。
それはクラウドファンディングです!
予定としては、
1月12日(木)にクラウドファンディングを開始し、
1月24日(火) にDEMODAY(発表会)して、
1月25日(水) にクラウドファンディング終了となります。

現状は、創作のアイデアをノンストレスで残せるアプリにてクラウドファンディングを実施しようと考えています!
これまで学んだことを活かして、最後にはプロトタイプ的な筋肉がムキムキになった状態でクラファンに望みたいと思っているので、応援いただけると嬉しいです!

制作過程はnoteやTwitterで報告しておりますので、フォロー等していただけると嬉しいです!
また、よければ小説も書いているので、お読みください!


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